靴箱から21億円
屋根裏に忘れられていた美術品
6月12日、サザビーズパリの中国美術オークションが開催され、フランスの田舎の家の屋根裏から偶然に発見された中国陶磁器が、落札予想価格50万~70万ユーロ(約6,500~9,100万円)のところ16,182,800ユーロ(約21億円)で落札されました。
作品は他の美術品とともに長らく屋根裏に忘れられたままにされ、見つけた家主はサザビーズパリ事務所へと持参。査定を担当したスペシャリストは、重要な作品があまりに無造作に紙の靴箱に入れられていたことに驚愕したと言います。
作品は、清朝の最盛期である乾隆時代(1736-1795)に作成されたもので、パリのギメ東洋美術館に類似作品が収蔵されております。
Sotheby’s(サザビーズ)とは
1744年の創業以来、蒐集家と世界の美術品をつなぐ役目をはたしてきました。現在は、世界40カ国に90の事業所を要するグローバル企業で、西洋近代美術、現代美術、中国美術、時計、ジュエリーなど70以上の分野において年間約250のオークションを開催。ニューヨーク、ロンドン、香港、パリを含む世界9箇所にセールルームを持ち、すべてのオークションをネット上のライブで視聴し世界のどこにいても入札に参加できるプログラム、サザビーズ・ビッド・ナウもあります。
サザビーズジャパン(本社:東京都千代田区 代表取締役 平野龍一)では、専門知識をもつ海外のスタッフと日本のお客様とをつなぐ架け橋として、オークションへの入札・出品、作品の査定、コレクション形成等、アートに関する様々なご要望に日本語で対応しています。
http://www.sothebys.com/jp
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