Hortonworks、HDP 2.6で大幅に強化したパフォーマンスと多様なプラットフォームへの対応により業界をリード

データレイクから、リアルタイム分析やオペレーショナル分析が直接可能に

2017年4月4日、ミュンヘン、DataWorks Summit/Hadoop Summit — オープンなコネクテッドデータプラットフォームのイノベーターであるHortonworks, Inc.®(NASDAQ:HDP、以下Hortonworks)は本日、オープンソースイノベーションの活用を通じて強化されたエンタープライズ機能を提供するHortonworks Data Platform(HDP®)バージョン2.6の発売開始を発表しました。
本プレスリリースは、4月4日に米国で発表されたプリスリリースの抄訳です。
米国リリース原文: https://jp.hortonworks.com/press-releases/hortonworks-leads-industry-performance-customer-choice-hdp-2-6/

HDPは、蓄積されたデータのすべてのニーズに対応し、業界をリードする総合的なセキュリティと信頼できるデータガバナンスの独自統合などのエンタープライズ向け機能を提供するApache™ Hadoop®ディストリビューションです。お客様のアプリケーションをリアルタイムに駆動し、意思決定とイノベーションの迅速化に役立つ強力な分析機能を提供します。HDP 2.6を利用することで、お客様は秒単位のインタラクティブクエリー、強化されたデータサイエンス、エンタープライズグレードのセキュリティ、効率化されたオペレーション(オンプレミスおよびクラウド上)により、データから迅速に価値を抽出できます。

Hortonworksの最高技術責任者であるスコット・グノー(Scott Gnau)は、次のように述べています。「HDP 2.6はオープンソースコミュニティの優位性を示しています。Apacheコミュニティでは大きなイノベーションが生まれています。当社は、オープンソースへのコミットメントを通じてこれらの価値創造機能をお客様に提供できる独自の立場にあります。HDP 2.6は新しい重要なエンタープライズ向け機能を搭載し、パフォーマンスも向上しています。お客様は、そのメリットを直ちに活用できます。」

Hortonworksは、インメモリキャッシングを利用したApache Hive 2.0 with LLAPを業界で初めて完全サポートしています。Hive with LLAPが一般的に利用可能になることで、お客様はSQLインタラクティブクエリーの劇的なパフォーマンス向上のメリットを得ることができます。さらに、HDP 2.6にはACIDマージ機能が搭載されており、全てのデータを再ロードすることなく、エンタープライズ・データウェアハウスの最適化を実現できます。    

 

Hive 2 + LLAP によるパフォーマンスの向上Hive 2 + LLAP によるパフォーマンスの向上


HDP 2.6のその他の新機能は次のとおりです。
•    強化されたデータサイエンス:Spark 2.1とZeppelinの最新バージョンによってデータサイエンティスト向けのエクスペリエンスが向上しました。
•    エンタープライズレベルのセキュリティ:RangerとAtlasの強化としては、大規模なディレクトリサービスを利用するお客様向けの同期時間の短縮、Spark、Zeppelin、HDFS、Kafka、Hbaseの拡張タグベースポリシーのサポートにより、特定環境から別環境へのポリシーの一括追加が可能になりました。
•    効率化されたオペレーション:Ambariの最新バージョンにより、クラスタノード再起動時に、サービスとコンポーネントの自動起動が可能になりました。また、最も頻繁に実行されるオペレーションを瞬時に把握できます。さらに、SmartSenseの強化により、クラスタを改善するための推奨事項の適用が自動化されます。

最も頻度の高いHDFSへの操作の確認最も頻度の高いHDFSへの操作の確認

最もアクティブなユーザーの確認最もアクティブなユーザーの確認

様々な環境で利用可能なHortonworks Data Platform 2.6
Hortonworksは、データセンターやクラウド上のデータを簡単に管理・分析するプラットフォームを提供してきました。クラウドの採用が急速に増加する中で、HDP 2.6は「クラウドファースト」戦略により、最初に
Microsoft Azure HDInsightとHortonworks Data Cloud for AWSで提供されました。

さらに、HDP 2.6はIBM Power Systemsでも利用できます。IBMによるODPiのサポートを含め、HortonworksとIBMの連携により、POWER8プラットフォームのパフォーマンス、拡張性、アクセラレーション機能をフルに活用できます。

コメント
• 「Hadoopを利用したアプリケーションで、SQLのパフォーマンス改善やサポートにおいて、Sparkが求められています。重要な強化ポイントは、Upsertのサポートの追加です。これは、データカレンシーの信用を築き、HadoopをBIに対応させる上で欠かせません。Hive with LLAPとSpark 2.1は、BIユーザーが期待しているサービスレベルを実現するはずです。『クラウドファースト』戦略を掲げるHortonworksは、より多くの新しいHadoopを利用したワークロードを対応する方向に向かっています。」
Ovum、プリンシパルアナリスト、トニー・ベアー(Tony Baer)氏

 • 「Geisinger Health Systemではエンタープライズ・データウェアハウスの最適化にHDPを利用しています。直近の目標は、課金データや請求レコードなどの追加データによって臨床データを充実させることです。Apache Hiveは最適化プログラムの重要部分です。この数か月間、Hive with LLAPのプレビューバージョンを実行してきました。クエリーのパフォーマンスは飛躍的に向上しています。これまで、より複雑なSQLでHiveは良い結果を残してきましたが、高速な応答時間が求められるクエリーは課題でした。その点でLLAPは大幅な向上を見せています。運用環境のHiveと比べて半分から4分の1の時間でベンチマーククエリーを処理できます。薬剤やゲノムマーカーの精密分析など、その他のユースケースに取り組む際に環境全体でこのスピードと効率を利用できるようになることを楽しみにしています。」
Geisinger Health System、エンタープライズデータ管理担当ディレクター、マーク・モセル(Mark Mossel)氏

•  「Hanoverの戦略は、ビジネス主導の(ビジネスによって推進される、ビジネスのための)分析に重点を置くことです。Hortonworks Data Platformはこの戦略の重要部分を占めており、新しいHDP 2.6の機能に期待しています。特に、HDP 2.6に含まれるSpark 2.1がどのように強化されたのかが楽しみです。」
The Hanover Insurance Group、データオフィスリード、スリニヴァサン・サンカー(Srinivasan Sankar)氏

 •    「エンタープライズのお客様は、高速なデータアクセスおよびデータ移動のための極めて高いメモリとI/O機能を備えたデータプラットフォームで、高パフォーマンスの分析とデータを利用したアプリケーションを構築できることを期待しています。IBM Power SystemsにHDP 2.6が対応することで、要件の厳しいユースケースで、優れたスループットおよびアクセラレーション機能を備えたデータプラットフォームを選択でき、多くの選択肢をお客様に提供できます。」
IBM、Power Systemsエコシステムおよび戦略担当バイスプレジデント、テリ・ヴァーニグ(Terri Virnig)氏

その他の資料
• データセンター向けHDP 2.6:https://hortonworks.com/products/data-center/hdp/

• クラウド向けHDP 2.6:https://hortonworks.com/products/cloud/

• Hive 2.0 with LLAPのパフォーマンスベンチマーク:https://hortonworks.com/blog/apache-hive-vs-apache-impala-query-performance-comparison/

Hortonworksについて
Hortonworksは、エンタープライズ向けにオープンなデータプラットフォームを開発、販売、サポートする業界をリードするイノベーターです。お客様は流れているデータ(data-in-motion)や蓄積されたデータ(data-at-rest)などのあらゆるデータから、判断・行動のための情報を活用する次世代のデータアプリケーションを開発できます。HortonworksはApache Hadoop、Spark、NiFiのようなオープンソースコミュニティで、イノベーションをもたらしています。1800以上のパートナーと共に、Hortonworksは経験と、トレーニングやサービスを提供し、あらゆる業界のお客様に対してビジネスの変革を支援します。

Hortonworks、Powering the Future of Data、HDP、HDFはHortonworks, Inc.と米国あるいはその他の国における登録商標または商標です。詳細はwww.hortonworks.comにアクセスしてください。その他の社名、商品名はぞれぞれの所有者の登録商標または商標です。      

Hortonworksに関する詳細はこちらをご覧ください。
http://hortonworks.com/

ホートンワークスジャパン株式会社は、Hortonworksの日本法人です。詳細はこちらをご覧ください。
http://jp.hortonworks.com/
 

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会社概要

URL
http://jp.horotnworks.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー3F
電話番号
03-6205-3286
代表者名
廣川 裕司
上場
海外市場
資本金
-
設立
2014年09月