日本のミレニアル世代・Z世代の資産運用調査

Skyrocket株式会社

岸田政権の資産所得倍増計画など、日本では「貯蓄から投資へ」というキャッチフレーズとともに2024年から新しいNISA制度が始まります。今まで以上に投資・資産運用への関心が高まる中、若い世代であるミレニアル世代・Z世代の資産運用の実態を調査しました。

「日本のミレニアル世代・Z世代の資産運用調査」結果サマリー
 

  • おおよそ3人に1人が資産運用をしている
  • 男性の約半数が資産運用をしている一方で、女性が資産運用に取り組んでいる割合は2割を切っている
  • 資産運用の投資先は1位「NISA/つみたてNISA」、2位「株式投資」、3位「投資信託」
  • 資産運用割合は、総資産の2割以下を運用している回答者が大半を占めている一方で、総資産の5割以上を運用している回答者が2割弱いる
  • 投資に関して、インターネットから得られる情報をもとに情報収集している層が多い
  • 資産運用に取り組んでいる人のうち、8割弱が結果的にプラスになっている

調査背景

世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアであるNewSphereは、2022年12月にミレニアル世代・Z世代(20歳〜39歳)の男女に資産運用に関するアンケートを実施しました。

 
調査概要
  • 調査期間:2022年12月6日〜12月8日
  • 調査方法:スマートフォンリサーチ
  • 調査対象:20歳〜39歳男女
  • 有効回答:N=212

 
1. ミレニアル世代・Z世代の資産運用状況について(N=212)
 

 

 

 

 

 


ミレニアル世代・Z世代に該当する20代、30代のうち、約2/3は資産運用をしていないようです。また、資産運用をしている人を男女別に見ると、男性は約半数が資産運用をしている一方で、女性は約2割以下が資産運用をしていると回答しており、男女差が大きく表れた結果となりました。

2. 次の選択肢のうち、どのように資産運用していますか?当てはまるもの全てを選択してください。(n=72)
 

ミレニアル世代・Z世代に該当する20代、30代の資産運用方法として最も人気なのは「NISA/つみたてNISA」で、資産運用中の回答者の半数以上(54%)が選択しています。次いで、株式投資(42%)、投資信託(31%)、iDeCo(26%)となります。また、暗号資産については1割以上(13%)が資産運用先として選択しています。

3. 資産運用している人に聞きます。総資産のうち、何割を資産運用していますか?(n=72)

総資産のうち、資産運用している割合が2割未満と答えた人が約2/3(64%)と大半を占めていますが、総資産の5割以上を運用していると答えた人も17%と一定の割合を占めており、総資産に対する運用比率は二極化しているようです。

4. 資産運用している人に聞きます。資産運用について、どのように知識を増やしていますか?当てはまるもの全てを選択してください。(n=72)

資産運用に関する知識・情報収集の方法で最も多かったのはインターネット検索(45%)で、次いでYouTubeやSNS(42%)でした。書籍や新聞(19%)、外部の専門家(15%)といったオフラインでの情報収集の割合は低く、ミレニアル世代ではインターネット経由で情報を得ている人が多いようです。

5. 資産運用している人に聞きます。投資を始めた理由は何ですか?最も当てはまる理由を3つまで選択してください。(n=72)

投資を始めた理由として最も多かったのは老後の資金を貯める目的が最多(50%)で、次いで低金利(44%)を理由に上げる人が多い結果となりました。また、投資を楽しむ目的も30%ほど挙げられました。

6. 資産運用している人に聞きます。資産運用の現在の結果について当てはまるものを教えてください。(n=72)
 

投資を始めた結果、資産がプラスとなっているのは全体の8割弱となっており、資産運用をしている人の多くはプラスになっているようです。
 

 

◆NewSphereについて
NewSphereは、世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。マネーセクション(https://newsphere.jp/money/)では、ミレニアル世代に向けてわかりやすい資産運用の基礎知識、投資型クラウドファンディングなど新たな金融サービスの紹介などを配信しています。

記事例
投資型クラウドファンディング会社比較:メリット・リスク・利回り・税金を解説
https://newsphere.jp/money/corporations/

ソーシャルレンディング会社比較:メリット・リスク・利回りを解説
https://newsphere.jp/money/sociallending-for-beginners/

不動産クラウドファンディングとは?:メリット・リスク・利回りを解説
https://newsphere.jp/money/property-crowdfunding/

仮想通貨/ビットコイン取引所・販売所:初心者向けの買い方や各社の手数料・スプレッド・評判を徹底比較
https://newsphere.jp/cryptocurrency/cryptocurrency-exchanges/

すべての画像


会社概要

Skyrocket株式会社

5フォロワー

RSS
URL
https://skyrocket-corp.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木7-15-7 新六本木ビル9F
電話番号
-
代表者名
向井雄一
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2016年10月