【自治体によるオンライン日本語教育導入】広島大学で学び、卒業後に県内就職する見込みの外国人留学生に向け、オンライン日本語教育サービスの提供を開始

福井県に続き、広島県も自治体によるライブ型オンライン日本語研修の導入で、地域産業を担う外国人の雇用と定着を目指す

外国人材向け日本語教育を行う内定ブリッジ株式会社（東京都千代田区）は、広島県・広島大学・広島県内企業が連携し運営する広島県ものづくりグローバル人財育成協議会と共に、広島県内企業で活躍することが見込まれる、広島大学及び広島大学大学院在学中の外国人留学生に向け、2021年11月より、オンラインによるビジネス日本語研修の提供を開始しました。

 

【地方×外国人留学生×ビジネス日本語教育】

当社は経済産業省、厚生労働省、また日本貿易振興機構(JETRO)、国際交流基金(JF)などの政府関係機関、及び東京都、群馬県、山梨県、愛知県、福井県、富山県や千葉県南房総市など10を越える地方自治体と共に、各地の企業の外国人材定着や日本語教育を推進しています。日本で活躍する外国人スタッフの定着と戦力化を後押しするため、外国人社員のマネジメントや社内体制整備に関する講演や研修、ワークショップを地域企業に提供する他、ビジネス日本語教育機関として、多くの外国人社員に対して異文化コミュニケーション研修やビジネス日本語研修を提供してきました。

一方、地方の外国人雇用企業が抱える課題のうち、外国人スタッフに対する日本語教育については、深刻な現状があります。そもそも企業で働く外国人材に対するビジネス日本語教育の知見を有するビジネス日本語教師が全国的に不足する中、一部の地方自治体にとって、日本語教育の担い手が全くいない地域で学び働く外国人に対するビジネス日本語教育の実現は大きな課題となっています。また、地域日本語教育のICT化はなかなか進展せず、地域全体に対するオンライン日本語教育が充分に行き渡っているとは言いにくい状況にあります。さらに、企業の利用できる日本語教室が全国的に限られているという面も無視できません。

こういった背景から、新たな試みとして、2020年10月より、福井県、福井銀行、福井県国際交流協会から成る「ふくい外国人留学生未来創造プロジェクトチーム」を通して、福井県内で働く外国人社員に対するライブ型オンライン日本語研修の提供を開始し、地方在住の外国人社員に対しても、質の高いビジネス日本語教育を提供できる事業体制を整えてきました（本事業は昨年度と本年度に続き2022年度も継続見込）。

このような状況の中、当社は自社で2020年5月にリリースした法人向けライブ型オンライン日本語教育サービス「日本語ブリッジ」を、広島県内で学ぶ外国人留学生向けにアレンジ。2021年11月より、広島県においても、開講する週10クラスの日本語研修を全てオンラインで実施することで、ビジネス日本語教育に精通した、キャリア10年以上の認定日本語教師陣10名が、広島県で学び将来は県内企業に就職する外国人留学生のビジネス日本語教育に、在学中から携わります。
 

日本語ブリッジ詳細   :  https://naiteibridge.com/service/nihongobridge/

全てのレッスンはeラーニングではなくライブレッスン。参加者とのやりとりに多くの時間を費やすと共に、外国人材からのビジネス日本語に関する悩みや質問にも、日本語教育の専門的な知見に基づき、その場で丁寧に回答します。留学生教育とは異なった、業務効率を高めるためのビジネス日本語教育を、広島県内で学ぶ外国人留学生に提供することで、彼らの就職後の地域での活躍を支援し、県内企業における生産性を高め、地域の課題解決に貢献します。


■内定ブリッジ株式会社について
代表者　　　　  ： 代表取締役　淺海 一郎
設立　　　　　  ： 2017年8月
所在地　　　　  ： 〒102-0074
東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5F
企業URL　　　  ： https://naiteibridge.com/
Facebookページ： https://www.facebook.com/naiteibridge
事業内容　　　  ： 外国人雇用アドバイジング事業、日本語研修事業