【日本初】メタバース写真撮影クラウド「COSICフォトスタジオ」βローンチと第三者割当増資による資金調達のお知らせ

プレシリーズAで複数の事業会社・エンジェル投資家から1.1億円を調達。累計調達額は約2.5億円となりました

株式会社コシック（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：武藤諒俊 以下、COSIC）は、ECを中心としたメーカー・小売事業者様向けに、日本で初めて（※）メタバース空間で写真のようにリアルな画像を撮影することができるサービス「COSICフォトスタジオ」の提供を開始しました。

本サービスを活用することで、物理的な制約で撮影が難しかった画像素材の用意が簡単にできるようになったり、お客様ごとのコーディネートのご提案を写真のようにリアルな画像で行うことができるようになります。
COSICは、本サービスの提供を通じて、フォトリアル3DCG（※1）の民主化にコミットし、商品の魅力が伝わるブランドコミュニケーションの支援をしてまいります。

 

 

• メタバース写真撮影SaaS「COSICフォトスタジオ」のβローンチについて

■ 背景
　昨今、国内外のにおいて法人のメタバース活用が加速しており、次世代の販売手法として注目が集まっています。メタバース市場規模は国内で2026年度に1兆42億円（※2）、全世界では90兆円になるとの予測が出ており（※3）、今後さらなる普及が見込まれています。
　COSICは、これまで3DCGを活用したオンライン完結型インテリアコーディネートサービスを展開して参りました。2021年に累計1,000コーディネートを達成してからはビジネスの対象を法人に拡大し、その3DCGのノウハウを活かし3DCG・メタバース活用スキルを「民主化」すべく、新たなツールの開発に取り組んできました。
　またその開発のために必要な資金を調達していたため、あわせてお知らせをさせていただきます。

 

■COSICフォトスタジオの3つの特徴（URL： https://forbrands.cosic.jp/ ）

1. 空間プランニング機能
空間プランニング機能を使い、メタバース上に自由に部屋や空間を構成することができます。重さや大きさなど、リアルな制約に縛られることなくシーンを表現することができ、自由な画作りが可能となっています。

2. 誰でも10分で制作できる簡単&爆速操作
3DCGに関する専門性や、高価な専用ワークステーションPCは一切必要ありません。テンプレート機能を使えば誰でも簡単に10分で一つの画像を制作することが可能です。

3. 手持ちのPCですぐに使えるクラウドレンダリング
クラウドレンダリングをデフォルトで搭載しているため、どんなPCでも高速なフォトリアルレンダリング（≒写真のような品質での画像の書き出し）をすることができます。


■COSICフォトスタジオの革新的な効果
　10分で一つの空間を構成し撮影することができるという、従来のスタジオ写真撮影とは比較にならないほどスピーディな制作体験にあります。これによって、画像準備に要する時間が1/5に、コストは1/10になるという効果を生み出しています。
　これを実現できているのは、従来は独立して個別に提供されている下記４つの機能価値を統合し、一つのアプリケーションとして体験設計をしたことによります。

①デフォルトで約3,000点の3Dアセット（※4）が登録されている3Dアセットライブラリ
②ホワイトバックやハウススタジオ等、自由度高くシーンを用意することができるルームプランナー
③通常3時間かかるようなレンダリングが10分で完了するクラウドレンダリング（※5）
④PhotoshopやLightroomに似た本格的なフォトレタッチ機能


■今後の展開
画像の他にも、動画制作機能やサイト上に埋め込める3Dビュワー機能、AR機能など、3Dアセットを活用した機能を今年中に開発予定です。
高品質な3Dアセットを日本で最も多く保有する企業になり、業務ツールとしてのメタバース活用を推進していきます。


■導入事業者様の声

・プラス株式会社 eセールス事業部 事業部長 稲木研二様
　ECが主体の「Garage（ガラージ）」ではリッチコンテンツ化は大命題です。しかし、製品やシーン撮影をするにもモノが大きく、場所や配送・設置などに多大な労力と時間が嵩んでしまっていました。また、撮影品は売り物にならないので２次利用も検討しなくてはならずSDGsとしての課題もありました。
　CGでコンテンツ制作をすることは今までもあったが、専門性を要するために安易・安価ではなく、ハードルが高く余程の要件でないと活用はしていませんでした。
　今回、COSICを利用することでこれらの課題を解決し、「簡単に、無駄なく、たくさん」が実現できると思っています。
 

・オフィスコム株式会社 執行役員 商品・物流本部部長 那波伸晃様
　以前からも3DCGを製作していましたが、外注のためディレクションが大変だったり、 コストも高いため気軽に利用できないところに不満を感じておりました。 『COSIC』はコストを抑えられ、ツールを利用し自社のスタッフで製作できることにメリットを感じ導入しました。 まだ導入したばかりですが、今後は大いに活用していきたいと思います。

 

• 資金調達について

資金調達についてこの度、メタバース写真撮影SaaS「COSICフォトスタジオ」の開発・提供を目的として、複数の事業会社・エンジェル投資家よりご出資いただきました。これにより融資を含んだ累計調達額は約2.5億円となりました。

■投資家一覧
・株式会社フジタ
・ケネディクス株式会社
・赤坂優（フォローオン）
・takejune（スマートバンク株式会社CXO・フォローオン）
・土屋尚史（株式会社グッドパッチ代表取締役社長兼CEO）
・廣田朋也（株式会社PRECS代表取締役社長）
・阿部圭司（アナグラム株式会社代表取締役）
他エンジェル投資家複数

（※）日本国内における「メタバース写真撮影クラウドサービス」として（2022年10月自社調べ）
（※1）写真のようにリアルな3DCGのこと
（※2）矢野経済研究所「メタバースの国内市場動向調査（2022年）」
（※3）ブルームバーグL.P.”Metaverse may be $800 billion market, next tech platform”. 2021年12月1日　URL：https://www.bloomberg.com/professional/blog/metaverse-may-be-800-billion-market-next-tech-platform/
（※4）3DCGを制作する上で必要な素材データを再利用可能な形でまとめたもの
（※5）3DCGなどのレンダリング（画像の書き出し）を、クラウドサーバー上で行うこと


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【お問い合わせ先】
●株式会社コシック 広報担当
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