クリエイティブAIを提供するRADIUS5、漫画用の背景を生成するAI「Line Drawer」を大幅アップデート
株式会社ラディウス・ファイブ(本社:東京都新宿区、代表取締役:漆原大介、以下 RADIUS5)は、Deep Learningを用いて漫画用の美術背景を生成するサービス「Line Drawer(ライン ドロワー)」を大幅アップデートしました。これまでは線画を6種類アウトプットしていましたが、線画4種類、影付きの線画2種類、カラー付きの線画2種類、スクリーントーンが貼られた線画1種類の合計9種類を一度に出力するアップデートを行いました。
▼「Line Drawer」
URL:https://ja.cre8tiveai.com/lid
▼「Line Drawer」
URL:https://ja.cre8tiveai.com/lid
・開発の背景
RADIUS5 は「人の創造性を最大化する」をビジョンに掲げて、クリエイティブなAIを提供するスタートアップ企業です。これまで、ゲーム業界のためにキャラクターを生成するAI や、アニメ業界のために映像を4K化するAI、デザイナーのために1枚の写真から動画を生成するAIなど、様々なAIを開発して参りました。
Line Drawer は、漫画の背景や挿絵の制作に活用いただくことを目的に2021年3月にリリースしたAI です。背景や挿絵の制作は、注目度が低い割りに時間のかかる作業です。Line Drawer では、写真をアップロードするだけで線画を生成することができるので、背景制作の時間を大幅に短縮することが可能となります。
今回のアップデートでは、線画のクオリティを改善したことの他、影付きの線画やカラーをつけた線画、スクリーントーンを載せた線画など、アウトプットの種類を増やしました。このアップデートによって、利用者の後工程の負担を減らすと共に線画だけでは利用しにくかったデザインやウェブトゥーンでの利用など、新しい利用者層に訴求したいと考えています。
・Line Drawer アップデートの内容
(1) 線画のクオリティをアップ
これまでのユーザの利用傾向を踏まえて、プレーンな線画のクオリティ改善を行いました。アウトプットは6種類から4種類に減りましたが、より利用しやすい線画を出力できるようになりました。
(2) 多様なアウトプットを一度に出力
プレーンな線画4種類に加えて、影付きの線画2種類、カラーの線画2種類、スクリーントーンを載せた線画の9種類をアウトプットするようにしました。これまで線画に影をつけたり、カラーをつけたり、スクリーントーンを載せる作業は後工程に存在していましたが、いずれも手間のかかる作業となっていました。後工程にかかる負担も減らすことでデザイナーやウェブトゥーンの制作等、漫画家だけでなく広いユーザ層に活用していただきやすくなりました。
さらに、自分で加工したいという人の要望に応えるために、線画が載っていないモノクロ画像、カラー画像、スクリーントーン画像もおまけとして提供いたします。
・Line Drawer で線画を生成した事例
▼プレーンな線画
▼ 影付きの線画
▼ カラーを付けた線画
▼ スクリーントーンを載せた線画
・会社概要
RADIUS5 では、「人がクリエイティブになれる世界を創る」というビジョンの元、エンタメやクリエイティブで利用することができるAIサービスの開発に取り組んでいます。
2019年にクリエイティブ作業を効率化する様々なAIツールを提供するプラットフォーム「cre8tiveAI」を公開し、これまでに写真やイラストを高解像度化する「Photo Refiner」やキャラの顔を生成するAI「彩ちゃん」、アニメ用の背景を生成する「Anime Art Painter」等、様々なAIをリリースして参りました。
RADIUS5 では引き続きDeep Learning 技術を用い、人がよりクリエイティブな仕事に従事することをサポートするサービスの開発を続けて参ります。
▼URL
・Line Drawer
https://ja.cre8tiveai.com/lid
・cre8tiveAI(クリエイティブAI)
https://ja.cre8tiveai.com/
・AnimeRefiner(アニメリファイナー)
https://ja.animerefiner.com/
■「Line Drawer」に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社ラディウス・ファイブ
担当者名:漆原(うるしはら)
TEL:03-4405-8992
Email:info@radius5.co.jp
URL:https://radius5.co.jp/
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