男性も抱えるPMSの悩み、1位は「パートナーの不調の原因がPMSかどうか分からない」

「些細な冗談でも怒られる」「PMSかもと思っても指摘しにくい」。パートナーとのコミュニケーションに悩む男性たち

株式会社ヘルスアンドライツ

利用者数60万人(※1)のPMS(月経前症候群)対策アプリ「ケアミー」を運営する株式会社ヘルスアンドライツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:吉川雄司)は、3月8日の国際女性デーにあわせて、15歳から49歳の男性300人を対象に、女性のPMSに関する意識調査を実施しました。

働く女性の66%が経験している生理前のPMS(※2)。イライラや集中力の低下、憂うつといった精神的症状や、頭痛や腰痛などの身体的症状が代表的です。

ケアミーの過去の調査からは、PMSの症状を抱える女性をパートナーに持つ男性もまた悩んでいることが分かりました(※3)。そこで今回は、PMSに関する男性の悩みについてさらに詳しく調査しました。

(※1)PMSの対策アプリ「ケアミー」利用者数60万人を突破!憂鬱な生理前を変えるフェムテック、男性からも支持(プレスリリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000042562.html

(※2)⽇本医療政策機構(2018年)「働く⼥性の健康増進に関する調査2018」

(※3)約2人に1人の男性がパートナーのPMSに悩んでいる。そのうち91.1%がPMSの理解を深めたい。(プレスリリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000042562.html


調査結果

パートナーのPMSに関する悩み、1位は「不調の原因がPMSかどうか分からない」(50.2%)、2位が「パートナーのPMSに対して、自分が何をしてあげられるのか分からない」(34.8%)、3位が「PMSのせいで不調であることは分かるが、どう接したらいいのか分からない」(34.5%)でした。集まったエピソードからは、「些細な冗談でも怒られる」「PMSかもと思っても指摘しにくい」「遊びに行ってもすぐに帰りたそうな態度を取られる」など、PMSにまつわるパートナーとのコミュニケーションに課題を抱える男性が多いことが分かりました。

調査概要

  • 調査期間:2024年2月28日~2月29日

  • 調査対象:パートナーの生理に関連して起こる不調に悩んだことがある15~49歳の男性300名

  • 調査方法:インターネット調査

※構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しています。合計しても100%にならない場合があります。

※本調査結果は、広くご活用ください。データの引用・転載時にはクレジット「PMS対策アプリ『ケアミー』調べ」を明記していただくようお願いいたします。

調査詳細

■パートナーのPMSに関する悩み、1位は「不調の原因がPMSかどうか分からない」

ケアミーの過去の調査では、これまでにパートナーがいたことのある男性のうち、約2人に1人がパートナーのPMSに「悩んだことがある」と回答しました(※3)。では、男性は具体的にどのような悩みを抱えているのか。一番多かった回答は、「パートナーの不調や精神的な変化が、PMSのせいなのか、他の理由なのか分からない」で50.2%、次いで「パートナーのPMSに対して、自分が何をしてあげられるのか分からない」が34.8%、「PMSのせいで不調であることは分かるが、どう接したらいいのか分からない」が34.5%でした。パートナーのPMSに悩む男性の2人に1人が、不調の原因がはっきり分からないことで悩んでおり、さらに、不調の原因がPMSと分かっている場合でも、パートナーにどう接したらよいのか対応に悩む男性が多いことがうかがえます。

■「些細な冗談でも怒られる」「PMSかもと思っても指摘しにくい」「遊びに行ってもすぐに帰りたそうな態度を取られる」。パートナーとのコミュニケーションに悩む男性たち

パートナーのPMSに関する悩みについて、具体的なエピソードを尋ねてみると様々な回答が寄せられました。その一部を紹介します。コメントからは、PMSについてパートナーとうまくコミュニケーションがとれずに悩みを抱える男性の姿が浮かび上がってきました。

  • 付き合いたての頃は気軽に聞いていい問題なのか迷った。(20代)

  • 些細な冗談でも怒られる。(20代)

  • 旅行などの予定を立てにくい。 遊びに行ってもすぐに帰りたそうな態度を取られてしまう。(20代)

  • 不調の原因がPMSかもと思っても指摘しにくくて、こちらも疲れ、不調になってしまう。(30代)

  • 何故そこまで怒っているのかが理解できない。怒るにしても、理性的に言えないものかと。 また、こちらのメンタルをエグるようなセリフが出るからかなりきつい。(30代)

  • いつも怒ることではないようなことでもイライラしており、少しでも気に障れば怒られる。(30代)

  • 普段は怒るようなことではないことで怒られ、怒り返してもいいのか分からなかった。(30代)

  • 明らかに不機嫌になる時があるが対処がわからなくて、触れづらいから会話も減ってしまう。(30代)

  • 生理だから怒ってるの?と聞くとさらに怒られ、原因がわからない。(30代)

  • 症状について詳しく教えてもらうまでは、何故感情に起伏ができるのかよくわからず、こちらも感情的になってしまうことがあった。(40代)

  • 相手が不調の理由を伝えてくれないと接し方がわからない。(40代)

  • 毎回ではなく、突然なるからわかりにくい。(40代)

  • 自分に経験がないことなので、どのように接してあげるのが正解なのか分からなくて困った。(40代)

  • デリケートな問題なので、あまり自分から積極的に言えない。それが相手にとってはイラっとする要因の一つであるようでしょっちゅう喧嘩してしまう。(40代)

  • 自分に対してちょっとした事で怒る、子供に理不尽に怒る。(40代)

  • 妻は、短気になったり、ヒステリックになることがよくあり、 子どもがかわいそう。自分もイライラしてしまい どう接すればよいか分からない。(40代)


調査結果についてのコメント(株式会社ヘルスアンドライツ代表取締役 吉川雄司)

PMSの中でも、特に精神的な症状は、パートナーとのコミュニケーションに大きな影響を与えます。PMSで悩む女性の多くは、生理前になると些細なことでイライラしたり、不安になったりと情緒不安定になり、自分では感情をコントロールできないことに困っています。また、パートナーに自分から症状を伝えることが、「心配してほしいアピール」のように見えてしまう気がして、うまく説明できないことがあります。それでも、どうにかして相手に自分のPMSのことを理解してほしいと思っています。

一方で、PMSで悩む女性をパートナーに持つ男性も悩んでいます。今回の調査結果からも、パートナーから突然怒られたり、怒っている理由が知りたくても会話にならなかったりといった状況や、パートナーの精神的な変化が生理のせいなのか分からず、毎月険悪なムードや喧嘩になって疲れてしまう男性の姿が浮かび上がってきました。また、「パートナーのPMSに対して、自分が何をしてあげられるのか分からない」という回答も多かったことから、こういった女性の不調に歩み寄りたいと考えている男性も多いことが分かります。

ケアミーは、PMSをパートナーと共有することで、互いの理解を深め、パートナーシップの課題を解決するアプリです。「PMSのことを理解したい」という理由で、男性から女性にケアミーを紹介し、一緒に利用し始めるケースも少なくありません。

女性の健康課題は、決して女性だけの問題ではなく、男性も含めた社会全体で理解し、解決していくアプローチが必要です。ケアミーは今後も、女性の健康課題について男性、女性ともに正しい知識を得られるよう情報発信に取り組んでまいります。

代表取締役 吉川雄司

1989年大阪府枚方市生まれ。大阪大学卒業後、外資系消費財メーカーのP&G(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)に入社。その後、人材採用領域のWebメディアを運営する株式会社ワンキャリアの執行役員を経て、2018年1月に株式会社ヘルスアンドライツを設立。ユーザーインタビューを通じてPMSによる悩みを抱えるカップルが多いことに着目し、PMSに悩む女性自身とそのパートナーである男性の悩みを解決するアプリとしてケアミーをリリース。女性の健康課題に関わる正しい知識を誰もが適切なタイミングで得られる社会を目指し、企業等に対する生理や妊娠に関する知識の啓発活動にも注力。著書に「やさしく正しい妊活大事典」(プレジデント社)がある。

男性のPMSへの理解醸成に向けたケアミーの取り組み

ケアミーは、生理前に体や心に不調が起こるPMSの対策に特化した、産婦人科医監修のアプリです。利用者の過去のデータをもとに、PMSによる不調を分析・予測します。また、PMSによる利用者の体や心の変化をLINEでパートナーに共有することができる「ペアリング機能」を搭載しています。LINEには、産婦人科医監修の基礎知識も通知されるため、パートナーのPMSに対する理解をさらに深めることができます。

「ケアミー」アプリホーム画面(左)、LINE通知画面(右)

【利用する男性の声】

毎月、彼女が生理前になると、イライラしたり泣いたりすることが多く、どのように接すれば良いか困っていました。しかし、ケアミーを使い始めてからは、彼女の状態や対策方法をLINEでケアミーが教えてくれるので、スムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。(28歳・男性)

【利用シーンを描いたマンガはこちら】

https://www.instagram.com/p/CxiHfMspfdj/

【「ケアミー」アプリダウンロードURL】

<iOS> https://apps.apple.com/jp/app/id1505033077

<Android>https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.healthandrights.coyomiv2

メディア関係者の方へ

今回のリリース内容に関する取材、インタビューをお待ちしております。 「生理やPMSの課題」「男性への啓発の重要性」「フェムテック」ほか、「女性の健康課題」「健康経営」「女性の活躍推進」「ジェンダーギャップ」「妊娠・不妊」「ピル・緊急避妊薬」「包括的性教育」など、様々な切り口での情報提供が可能です。お気軽にご連絡ください。

会社概要

会社名:株式会社ヘルスアンドライツ

代表取締役:吉川雄司

設立日:2018年1月17日

所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-2 エクラート渋谷

事業内容:産婦人科医監修のPMSの対策アプリ「ケアミー」運営、その他生理や妊活に関する書籍やWebメディアを通した情報発信

URL:https://healthandrights.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社ヘルスアンドライツ

4フォロワー

RSS
URL
https://healthandrights.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都渋谷区渋谷3-6-2 エクラート渋谷
電話番号
-
代表者名
吉川雄司
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年01月