福井の伝統工芸とデザイナーが協働する商品開発プロジェクト「F-TRAD MADE」2026年度始動

6組のチームが結成。2027年春の商品発表に向け、現場からものづくりがスタート

TSUGI

福井県の伝統工芸を現代のライフスタイルに合わせてアップデートするプロジェクト

「F-TRAD(エフトラッド)」の商品開発プログラム「F-TRAD MADE」が、2026年度も始まりました。本プログラムは、福井県の委託を受け、合同会社ツギ(TSUGI)がプロジェクトディレクションを担当しています。

今年度は、越前漆器、越前和紙、若狭塗、越前和蝋燭、三国提灯の事業者6社と県外を拠点に活躍するデザイナーが6つのチームを結成。2027年春頃の商品発表に向け、工房での対話やリサーチを重ねながら商品開発を進めています。

福井の伝統工芸を、現代のライフスタイルにアップデートする

「F-TRAD」は、福井県の伝統工芸品の魅力を全国へ発信し、需要拡大につなげることを目的に、福井県の事業として2022年度からスタートしたプロジェクトです。

福井の伝統工芸品は、常に変化を受け入れながら、時代ごとの暮らしに寄り添うものづくりを続けてきました。

鑑賞のための美術工芸品ではなく、人々の暮らしに根ざした道具として受け継がれてきた背景を大切にしながら、現代のライフスタイルにも調和する商品や価値を提案し、伝統工芸の新たな魅力を発信しています。

F-TRADでは、

・デザイナーとともに新商品を開発する「F-TRAD MADE」

・コンセプトを体現する商品を認定する「F-TRAD FOUND」

という2つの取り組みを通して、福井の伝統工芸の可能性を広げています。

「F-TRAD MADE」2026年度の商品開発がスタート 

7月初旬には、デザイナーが福井県内の各工房を訪れ、製造現場を視察しました。それぞれの工芸が培ってきた歴史や技術、素材の特性を学ぶだけでなく、作り手が大切にしている価値観や現在のものづくりを取り巻く環境について対話を重ねながら、各チームで商品開発を進めています。

今後はリサーチや試作を繰り返し、2026年10月に開催されるオープンファクトリーイベント「RENEW」の会期中に、越前鯖江エリア内で中間発表会を実施します。当日は開発途中の商品やプロセスを公開。その後もさらなるブラッシュアップを重ね、翌年の展示会での新商品発表を目指し、商品開発を進めます。

商品は、各事業者の販路を通じて販売されるほか、F-TRADのオンラインストアなどでも販売を予定しています。

「F-TRAD FOUND」、2026年度認定商品の募集を8月下旬より開始予定

また、F-TRADでは、新商品を開発する「F-TRAD MADE」とともに、福井の伝統工芸らしさを備えながら、現代の暮らしにも調和する商品を「F-TRAD FOUND」として認定しています。


2026年度の認定商品の募集は、2026年8月下旬より開始予定です。

詳細は決まり次第、福井県HPおよびF-TRADのHP、SNSなどでお知らせいたします。

F-TRAD HP:https://f-trad.com/

F-TRAD Instagram:https://www.instagram.com/ftrad_fukui/

2026年度 F-TRAD MADE 参加チーム

越前漆器

山田定右衛門漆器店 山田一典

IDL 石橋忠人

越前和紙

五十嵐製紙 五十嵐匡美、五十嵐大宜

Zelt 柴山修平

越前和紙

栁瀨良三製紙所 栁瀨泰吾

Koji Takahashi Design Office 高橋孝治

若狭塗

加福漆器店 加福宗徳

SHOGO OKAWA DESIGN 大川翔吾

越前和蝋燭

小大黒屋商店 大津竜一郎

TIDS 上島弘祥

三国提灯

三国提灯 いとや 小島まりや

暮らすひと暮らすところ 戸田祐希利

参加事業者・デザイナー プロフィール詳細: https://f-trad.com/topics/pid1323/

福井の伝統工芸について

福井県には、7品目の国指定の伝統的工芸品(越前漆器、越前和紙、越前打刃物、越前焼、越前箪笥、若狭塗、若狭めのう細工)および県指定の29品目の郷土工芸品があります。

今年度の「F-TRAD MADE」では、越前漆器、越前和紙、若狭塗、越前和蝋燭、三国提灯の事業者が参加します。

越前漆器

約1,500年にわたり受け継がれてきた越前漆器。丈夫で扱いやすく、現在では飲食店などで使われる業務用漆器の国内トップシェアを誇ります。

越前和紙

約1,500年の歴史を持つ越前和紙。手漉き和紙だけでなく機械抄き和紙も発展し、襖紙や壁紙などの建材から名刺・はがき、アート作品まで、幅広い用途で使われています。

若狭塗

約400年の歴史を持つ若狭塗。アワビの貝殻や卵殻、松葉などを使って模様を施し、丹念に塗り重ねた漆を研ぎ出すことで生まれる、宝石のような輝きと奥行きのある模様が特徴です。

越前和蝋燭

江戸時代から仏教や様々な儀式にも使われてきた和蝋燭。炎が揺らめき、消えにくいという特徴を持ち、北陸の暮らしや習慣の中で「灯り」として受け継がれてきました。 

三国提灯

福井県坂井市三国町で受け継がれてきた提灯づくり。竹ひごの骨組みから和紙貼り、絵付けまで職人が手作業で仕上げ、近年は照明やインテリアなど新たな表現にも取り組んでいます。

「F-TRAD」について

福井県の伝統工芸品の魅力を全国に発信し、需要拡大につなげるため、伝統の技を活かしながら現代のライフスタイルに合わせてアップデートするブランドプロジェクト「F-TRAD」。

コンセプトに沿った新商品を開発する「F-TRAD MADE」と、コンセプトを体現する商品を認定する「F-TRAD FOUND」の2つの取り組みを通して、福井県の伝統工芸の本質を見つめ直し、未来に向けて再解釈することを目指しています。

2022年度の開始以来、延べ27社が参加し、4年間で48商品を開発、38商品を認定しています。

HP:https://f-trad.com/

Online store:https://savastore.jp/?mode=grp&gid=2854195

Instagram:https://www.instagram.com/ftrad_fukui/

「TSUGI」について

TSUGI(ツギ)は、福井県鯖江市を拠点に活動するローカルクリエイティブカンパニーです。「支える・作る・売る・醸す」を軸に、クライアントワークだけではなく、自社ブランドや地域産品ショップ「SAVA!STORE」の運営をするなど、商品の販売や流通まで行い、地域にとって何が大切で何が必要かをリサーチし、これからの時代に向けた創造的な地域づくりを実践しています。

HP:https://tsugilab.com/

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会社概要

合同会社ツギ

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URL
https://tsugilab.com/
業種
サービス業
本社所在地
福井県鯖江市河和田町19-8
電話番号
0778-65-0048
代表者名
新山直広
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年05月