アジラ、手書き文字をデジタルデータ化するAI-OCR Jijilla ジジラの提供開始
ディープラーニングを活用した画像認識技術を提供する株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役社長兼CEO:木村大介)は、2019年8月より、手書き文字をデジタルデータ化するAI-OCR Jijilla ジジラ(https://jijilla.jp/)の一般販売を開始いたしました。
ジジラは、独自開発のディープラーニング技術を搭載した文字認識エンジンです。既存技術では自動認識による読み取りが難しく、人間によるデータ入力が必要だった手書き文字をデジタルデータ化します。読み取ったデータを継続的に学習することにより、読み取り精度は日々向上します。
アジラはジジラを通じて、データ入力にかかる時間と人的コストを削減し、本来のコア業務へのリソース(資金・人材)の最適化を実現します。
■ジジラ利用イメージ
■開発コンセプト
ジジラの開発は、ただの白紙に手書きで書き込まれた「フリーフォーマット」の帳票を読み取ることを目標に始まりました。罫線のない手書きのFAXを読み取ることを開発当初から目指しています。その結果、「自由記入欄」や「複数行の欄」を読み取ることが可能です。今後も型にとらわれず、なんでも読み取るAI-OCRを目指し、様々な機能拡張を行なっていきます。
■サービス概要
Webブラウザ上で読み取りたい帳票をテンプレートとして登録し、読み取りたい位置と項目を指定します。その後、テンプレートと同じ帳票をWebブラウザ上へアップロードすることで、手書き文字と活字を読み取ることが可能です。読み取り結果はCSVファイルでダウンロードし、現在ご利用中のシステムへアップロードしてお使い頂くことが可能です。
製造、物流、金融、教育、医療、介護など、あらゆる業界・分野の企業さまでお使いいただけます。
■ジジラの特徴
アジラは、AIテクノロジーによって人々が創造的で豊かな生活を送れるようにすることをミッションに、ディープラーニングを活用した画像認識技術を提供しています。ジジラはこのミッションの実現のため、まず第一に誰もが手軽に使える「やさしさ」を持って生まれました。「やさしいAI-OCR」ジジラは以下の4つのやさしい特徴を備えています。
①お財布にやさしい!料金プラン
スタンダードプランでは、月額基本料¥48,000〜(※1)と安価にご提供します。少数枚数で低価格なプランをご準備することで、従来のOCR製品は高額で手の出なかったお客さまにも安心・安全にお使い頂くことが出来ます。
※1 別途、初期導入費¥100,000が必要となります。
②計算がやさしい!わかりやすい料金の計算方法
月額基本料金内の上限枚数を超過した場合は、帳票の読み取りたい項目数に関わらず、帳票1枚毎に追加料金を加算します。常にご利用料金を把握しつつ、計画的にお使い頂くことが出来ます。
③様々な環境にやさしい!導入の柔軟性
通常はSaaS版(クラウド)でのご提供となりますが、クラウドの使用が制限されている環境でご利用をご検討されている場合は、オンプレミス版でのご提供が可能です。
また、導入前に読み取りたい帳票をご準備頂くことで、各種帳票や業界特有の用語の読み取り精度を向上することが可能です。
④みんなにやさしい!継続的学習による読み取り精度の向上
独自開発のディープラーニング技術を搭載した文字認識エンジンが、アップロードした帳票から自動生成したデータを継続的に学習します。読み取り精度が日々向上します。
アジラでは、これまでに複数社とPoC(Proof of Concept:コンセプト検証)を実施し、さまざまな検証・改善を重ねて参りました。すでに複数社の企業さまが導入検討を進めております。
ジジラは、申込書・発注書・見積書・請求書などのお客さまから寄せられる帳票や、履歴書などの社内人事・人材管理による報告書、社の内外イベントで回収した手書きのアンケート、その他申請書、診断書、出荷伝票、業務日報など、幅広いシーンでの活用を想定しています。
■サービス価格
スタンダードプランは月額48,000円(72,000円分のデータ化費用含む)〜、ビジネスプランは月額90,000円(135,000円分のデータ化費用含む)〜、お使い頂けます。月額基本料金内の上限枚数を超過した場合は、スタンダードプランは1帳票36円、ビジネスプランは1帳票27円となります。
エンタープライズプランでは、専任担当が導入まで相談・サポートさせて頂きます。こちらではオンプレミスでのご提供も可能です。エンタープライズプランの価格は個別にお見積りとなります。
■ボックス(読み取りたい項目)のタイプについて
■読み取り精度について
ジジラを使用して、5人が手書きした15帳票を読み取った場合の読み取り精度は82.65%となります。今後も継続的に学習を行い、読み取り精度の向上を目指します。
■参考:AI活用で転換期を迎えているOCRソフトウェア・サービスの市場
OCRソフトウエア・サービスの全体市場は、2017年度実績464.1億円、2018度483.3億円と対前年比104.1%となっておりますが、AI-OCRの市場は2017年度11.3億円、2018度42.4億円、対前年比373.6%と未だ成長期に位置しています。AI活用で転換期を迎えているOCRソフトウェア・サービスの市場は、今後RPA(Robotic Process Automation)等との連携利用により更なる成長が望めます。
※2 ミック経済研究所より( https://mic-r.co.jp/mr/01500/ )
■ 株式会社アジラについて
アジラは日本、ベトナムに拠点を置くAIカンパニーです。
AIテクノロジーによって人々が創造的で豊かな生活を送れるようにすることをミッションに、ディープラーニングを活用した画像認識技術を提供しています。
■ 会社概要
会社名:株式会社アジラ
代表者:代表取締役社長兼CEO 木村大介
設立年:2015年
URL:https://www.asilla.jp/
本社:東京都町田市中町1丁目4-2
ビジネス拠点:東京都千代田区大手町1丁目6-1 大手町ビル6F Inspired.Lab内
開発拠点:7th floor, VietA Tower, 9 Duy Tan, Cau Giay, Hanoi, Vietnam
事業内容:
① AIアプリケーション事業
ディープラーニングを活用した画像認識技術を中心に、以下のアプリケーションの企画開発と提供を行なっています。
・やさしいAI-OCR Jijilla ジジラ
・不適切画像をはじくAIフィルターマリアAI
② AIソリューション開発事業
完全オリジナルの姿勢推定モデル(AsillaPose)、行動認識モデル、違和感検出モデル(アノラ)といった当社独自の技術を活用したソリューション事業では、セキュリティ、ヘルスケア、インダストリ、モビリティ領域に向け、各企業様の技術課題の解決を行なっています。
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社アジラ 担当:引間
メールアドレス:cs@asilla.jp
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