NTT Comの社会課題解決事業に、認知機能みまもりAI「ONSEI」のAPIを提供
「脳の健康チェックフリーダイヤル」は、世界アルツハイマーデーである2022年9月21日より無償トライアルが開始されます。
一方、当社はITやAIを活用した「ONSEI」などのプロダクトを通じて、認知症領域での社会課題解決を目指しています。
今回当社は、NTT Comが掲げるコンセプトに賛同し、「ONSEI」のAPIを提供します。
NTT Comが提供する「脳の健康チェックフリーダイヤル」は、当社が提供しているサービス「ONSEI」とAPI連携し、20秒程度の発話により、発話内容(年齢/日付)と声の質を元に、AIが認知機能の変化を測定することができるサービスです。
なおサービスは以下のフリーダイヤルから利用できます。
当社が提供する「ONSEI」は、金融、保険、自治体などに向けたサービス拡充・導入拡大を進め、高齢者を中心とした健康増進・医療費の適正化に貢献していきます。
これまで当社が長年に渡って臨床研究、実証等、試行実施を通じて開発したシステムを、DeNAの知見をもって、機能の拡充、品質の向上を行い、堅牢なセキュリティ対策を施した上で社会実装に臨みます。DeNAグループとして今後も、高齢運転者認知機能検査をはじめ医療・ヘルスケア領域での社会課題解決を目指します。
【日本テクトシステムズ 会社概要】
日本テクトシステムズは、「穏やかに過ごして行ける社会のために」を目指し、「~for peaceful aging~」をコーポレートメッセージに掲げ、前身企業時代から20年以上培った、医療、とくに認知症分野での多岐にわたる知見とICT技術を活かして開発した認知機能検査実施支援システム等を全国の医療機関向けに提供しています。
画像診断装置用プログラム「MRI-TAISEKI」の医療機器認証取得(医療機器認証番号:303AIBZX00004000)や、高齢者運転免許更新時等の認知機能検査に於けるタブレットによる実施~採点~管理システム「MENKYO」、20秒の音声で判定する認知機能AIチェックツール「ONSEI」など他にはないアプローチで社会問題である認知症に対峙する医療ICTベンチャー企業です。
なお、日本テクトシステムズは国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より
「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術/介護支援技術/遠隔医療AIが連携した日本式ICT地域包括ケアモデルの研究開発」に採択され、研究事業を推進しています。
URL:https://systems.nippontect.co.jp/
【「ONSEI」サービス概要】
音声から音声特徴量を抽出し、AIが解析することで認知機能の変化をチェックするツールです。
タブレットやスマホを使い、ガイダンス通りに、生年月日、今日の日付・曜日を回答するだけで、開始から解析完了まで20秒で認知機能をチェックすることができます。チェックの性能は93%の正分類率で、自治体、店頭、介護事業所などで継続的な認知機能チェックに活用されています。
URL:https://systems.nippontect.co.jp/products/onsei/
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