超低遅延映像音声通信「COTOBA Talk」によるロボット台車「モバイルムーバー」の遠隔操作技術の共同研究契約を締結!
エムスクエア・ラボとコトバデザインが共同研究契約を締結
株式会社コトバデザイン(本社:東京都渋谷区、取締役会長・栄藤 稔(えとう みのる)、以下、コトバデザイン)は、農作業、搬送など屋外における多用途自動走行ロボット台車「モバイルムーバー」を軸としたモビリティ事業を展開する株式会社エムスクエア・ラボ(静岡県牧之原市、代表取締役 加藤百合子、以下、エムスクエア・ラボ)とモバイルネットワークを利用した超低遅延映像音声通信による遠隔操作技術の共同研究契約を12月8日に締結しました。12月15日、共同研究の目標を具現化した実験として、遠隔地の東京および 台湾からエムスクエア・ラボの和泉市アグリセンター(大阪府和泉市下宮町74番地の2)にあるモバイルムーバーの遠隔操作を行い、この作業を仙台、静岡にて共同視聴する実験を行いました。
■本共同研究の特徴
農業や地域における課題解決型事業を創造してきたエムスクエア・ラボが展開する「モバイルムーバー」に「COTOBA Talk」※1を提供するコトバデザインが共創することにより、自動走行に以下の特徴を持った遠隔操縦機能を提供します。
- 200msecを切る超低遅延で映像音声通信および制御が可能
- 複数の操縦者が複数のモバイルムーバーを操作できるというグループ運用を実現
- 現場の作業者、監督者もグループ映像通話に参加可能
- グローバルでセキュアな透明性のある通信を保証
■本共同研究の目標
農作業に限らず、建設、流通、製造などの現場作業では、人と機械との作業が必要になります。それが遠隔でできれば多くの人が参加した効率のよい共同作業プラットフォームを構築することができます。今回の共同研究により、人、ロボット、農作物の間のコミュニケーションをより円滑にします。自宅にいながら、ロボットの作業位置、作業状況、作業者の相談、農作物の生育状況を瞬時把握できます。また、担い手が多く必要となる収穫作業、安全性に問題がある農薬散布や除草作業について軽労化および自動化することもできます。現地就業が困難な方でもリモートで参加することで、担い手を増やすことが期待できます。
■「COTOBA Talk(コトバトーク)」
https://talk.cotoba.net/ をご覧ください。
■「モバイルムーバー」とは
https://www.m2-labo.jp/mobile-moverをご参照ください。
■今後の予定
コトバデザインでは、「COTOBA Talk(コトバトーク)」を遠隔制御に適した機能改善・開発に努めてまいります。今後、以下の開発を行います。
・音声/画像エージェント※2による自動応答処理の導入:操縦者に代わって、現場からの質問応答/異常検知
・遠隔ロボット制御のためのシステム拡張:複数操縦者が複数モバイルムーバーを使う際の調停機能の実装
・クラウド機能の強化:遠隔制御のためのサーバーの堅牢化とグローバル分散化
エムスクエア・ラボでは、以上の遠隔操縦の機能を導入したモバイルムーバーの農作業支援についてモニター利用者を募集していきます。
※1「COTOBA Talk」は株式会社コトバデザインの登録商標です。
※2.音声アシスタントは、コトバデザインが開発した対話インターフェースを構築・運用するためのクラウドサービス(COTOBA Agent、https://www.cotoba.net/)を利用して実装しております。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社コトバデザイン
マーケティング・コミュニケーション部 担当:伊谷
Mail: helpdesk@talk.cotoba.net
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