15歳の社長が率いる株式会社クリスタルロードが1,700万円の資金調達を実施

株式会社クリスタルロード（本社：東京都中央区、代表取締役社長：加藤路瑛、以下「当社」）は、複数名の個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施し、資金調達を完了しました。

親子起業®︎スタイルで当社代表の加藤路瑛が12歳の時に創業した株式会社クリスタルロードが、エンジェル・シードラウンドにて1,700万円の資金調達を実施しました。

尚、今回の資金調達に先立ち、取締役社長であった加藤路瑛が代表取締役社長に就任いたしました。創業時に代表であった母の加藤咲都美も代表取締役として続投し、親子起業スタイルを継続いたします。

また、出資者の一人、星島聖二朗氏が社外取締役に就任しましたことをお知らせいたします。

＜資金調達概要＞
調達方法：第三者割当増資
資金用途：感覚過敏研究所の組織体制の強化、感覚に関する研究開発、アパレル部門の立ち上げ
出資者（公開承諾者のみ）：
・星島聖二朗（ココノカ合同会社代表、元株式会社LITALICO執行役員）
・上原豊（株式会社クリスタルロード取締役、税理士・公認会計士）
・広瀬楽人（株式会社クリスタルロード取締役、高校生）
・荒井宏之（キュレーションズ株式会社シニアコンサルタント、チガサキベンチャーズ合同会社共同代表パートナー、エンジェル投資家）
 

• 主要出資者からのコメント

・星島聖二朗（ココノカ合同会社代表、元株式会社LITALICO執行役員）

"多様性"が取り沙汰される現代において、 一つ一つのマイノリティを社会が理解していくためには、 対立ではなく共感が必要だと感じています。マイノリティに生きづらさでなく、強みを見出していきたいという考え方。そして、高い理想を追い求めながらも、目の前の現実を直視できる、 経験に不似合いな高いバランス感覚を備えた若き社長に興味を抱き出資させていただきました。
 

• 代表取締役社長　加藤路瑛からのコメント

この度、とても良いご縁をいただき、出資をお受けすることを決断しました。12歳の時に起業し、スタートアップとして進む決心がつかぬまま創業から2年半が経過した頃に星島さんに出会いました。「挑戦したいことがあるなら、お金は出す」と背中を押していただきました。自分の目指している世界や迷いも全てお伝えし、話し合う中で、自分が目指す世界の実現のために資金調達をすることを決心しました。出資金額も株式保有率も全て私の好きにしていいという好条件でお引き受けいただきました。今回の調達金額1,700万円のうち、1,000万円以上を星島さんに出資いただきました。

短期間でのエグジットと前提とせず、私、加藤路瑛を応援し、長期間株を保有いただける個人の方々に出資いただきました。私は現在15歳です。10年後は25歳です。5〜7年でのエグジットではなく、10年またそれ以上の時間をかけ企業としての成長を目指す経営を望んでおり、一生付き合っていただくつもりで出資いただきました。もちろん、起業家としては出資いただいた以上のリターンをお渡ししたいと決意のような気持ちも抱いています。星島さんだけでなく今回の出資者のほとんどが初めてのスタートアップへの出資です。初めての出資先に私を選んでくださったことに感謝し、株主という新しい仲間とともに事業拡大を目指します。

当ラウンドでは、当社の1事業である「感覚過敏研究所」に積極的に事業投資を行います。組織体制の強化、アパレル部門の立ち上げ、感覚に関する研究に力を注ぎます。
 

• 感覚過敏研究所

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの諸感覚が過敏で日常生活に困難さを抱える「感覚過敏」の課題解決のために2020年1月に発足。感覚過敏の啓蒙活動、商品・サービスの企画・開発・販売、感覚過敏の研究を行っている。
URL：https://kabin.life/
 

• 加藤路瑛

2006年生まれ。15歳。高校1年生。2018年、12歳の時に起業し、株式会社クリスタルロードを設立。代表権が取れない年齢のため、親子起業®︎スタイルで起業し、代表権のない取締役社長に就任。年齢、お金、病気、障害、性別、国籍、常識などを理由に「今」をあきらめない社会を作ることを目指し、様々な取り組みをしている。現在は、感覚過敏研究所の事業に注力。2021年6月、代表権を取得し代表取締役社長に就任。
Twitter：https://twitter.com/crystalroad2006
 

• 株式会社クリスタルロード

創業：2018年12月
資本金：20,100,000円（資本準備金含む）
本社：東京都中央区日本橋横山町6−14 日本橋地下実験場
代表：加藤路瑛（代表取締役社長）
事業：感覚過敏研究所、やりたいこと支援支援事業
URL：https://crystalroad.jp/