UiPath、レポート「自動化とAIのトレンド:2024年版」を発表

〜 実社会での知見などを基に、自動化とAIの活用や価値について考察 〜

UiPath株式会社

エンタープライズ自動化ソフトウェアのリーディングカンパニー、
米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath」)は、
本日、レポート「自動化とAIのトレンド:2024年版〜2つの革新的なテクノロジーが来年どのような価値をもたらすかの7つのトレンド」の日本語抄訳版(英語原版題名:Automation and AI Trends 2024)を発表しました。

UiPathは、1万社以上の顧客や数千のパートナー、

数百万人のUiPathコミュニティメンバーによるグローバルネットワークから、

常に市場の反応をヒアリングしています。

さらに、第三者機関による調査の分析や、実社会で得られた総合的な知見を活用しています。

今回のレポートは、こうした知見などを基に作成したもので、現在注目され、

今後世界を変えていくと考えられている技術である自動化とAIが、

組織においてどのように活用され、価値をもたらしているかについて考察したものとなります。


●「自動化とAIの2024年のトレンド〜2つの革新的なテクノロジーが来年どのような価値をもたらすかの7つのトレンド」概要


・トレンド1:「自動化によって、経営層はAIの価値を理解する」

EYのレポートでは、2024年末までに88%の企業がAI機能の強化に投資すると予想されています。
https://www.ey.com/ja_jp/ceo/ceo-outlook-global-report

また同時に、AIの活用を進めるために、多くの企業が自動化にも目を向けているとされ、

マッキンゼーのレポートでは、

「生成AIを他のすべてのテクノロジーと組み合わせることで、

業務の自動化は年間0.2〜3.3%ポイント生産性の向上が見込める」としています。

2024年はビジネスにおいてAIの実装が進む年になるでしょう。
https://www.mckinsey.com/capabilities/mckinsey-digital/our-insights/the-economic-potential-of-generative-ai-the-next-productivity-frontier


・トレンド2:「AI+自動化のユースケースの需要が高まる」

AIと自動化を組み合わせた「すぐに使えて、成果が出る」ソリューションは、

迅速に価値を生み出すことができるとして、導入が進むことが考えられます。

特にインテリジェント・ドキュメント・プロセシング(IDP、データ文書からの情報抽出などを含む、AIを活用した文書処理技術)については、

大幅なスピードアップ、機能強化、コスト改善が想定できます。

組織がまだAIの活用に向けて準備をしている途中であっても、

このようなソリューションを通じて、よりスピーディーにAIの生み出す価値を手にできるようになります。


・トレンド3:「透明性の高い組織への注目が集まる」

これまでは企業内の業務の可視化が難しい部分がありましたが、

プロセスとタスクのマイニングを組み合わせ、

デジタルを活用して「企業に対するMRI」を行うことで、

プロセスをチェック・評価を行うことができます。

最先端の組織では、業務の状態をリアルタイムに可視化し、

ワークフローの改善シナリオによってもたらされる影響を事前にモデル化することも可能になっています。

2024年以降、こうした機能を導入し、組織全体の効率などを改善することが考えられます。


・トレンド4:「LLMs (大規模言語モデル)がバーチャルアシスタントを強化」

米国の経営幹部の多くが、生成AIとLLMs(大規模言語モデル)の

進歩に注目しています。

LLMsによる恩恵の別の側面として注目されているのは、コパイロットのアシスタント機能です。

この機能は、人々の作業状況やタスクを理解し、

簡単なことばでのコミュニケーションが可能となっており、

業務を手厚くサポートすることでしょう。


・トレンド5:「自動化自体に「自動化」の要素が追加される」

自動化を機能させるために、前段階としての手作業が必要な側面がありました。

AIにより、自然言語理解の進化や、自動修正機能の改善が進み、

ワークフロー作成や修正を行う作業が大幅に削減されました。

2024年もこの分野の継続的なイノベーションが期待されています。


・トレンド6:「『安全なAI』が人々の行動と革新の焦点となる」

成熟したAIガバナンスポリシーを導入している企業はまだ少ないのが現状です。

しかし、この分野においても多くのイノベーションやサービス開発が進み、

来年にはAIの安全性を強化する取り組みが進むと考えられます。

堅実なAIによる効果を上げるためには、優れたガバナンスが不可欠であり、

リスクと恩恵のより良いバランスを模索する中で、AIの実装がさらに進むことになると考えられます。


・トレンド7:「業務のありかたの再定義がはじまる」

マッキンゼーの調査によると、

2030年までには、現在の仕事の最大30%が自動化される可能性があります。

既に導入の進んでいる分野や、バーチャルワーカーが業務に及ぼす影響について考慮し、

業務のあり方の定義を再検討し、人間ならではの想像力と創意工夫を駆使した上で、

新たな役割と責任を担う従業員のリスキリングとともに、

デジタルと人間の新しい関係性を構想していく必要があります。
https://www.mckinsey.com/mgi/our-research/generative-ai-and-the-future-of-work-in-america


市場全体からは、先行きが明るい様子が見られます。

多くの顧客やパートナーが、多くの変化や不確実性を目の当たりにしつつも、

同時に成長・適応し、新たなチャンスを見出しているようです。

AI活用のリスクと恩恵を十分に理解した上で、自動化とAIが互いの長所を引き出し、

あらゆる企業で新たな価値が生まれる年となるでしょう。


レポートは、英語原文の日本語抄訳版となります。

全文については、 UiPath株式会社広報代行( uipath@actioinc.jp ) にお問合せください。


以上


■UiPath社について

UiPath(NYSE:PATH)は、より多くの人々が、より創造的、協調的、戦略的に働けるよう、

あらゆる知的業務をレベルアップさせることをミッションとしています。

AIを搭載したUiPath Business Automation Platformは、

最先端のロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソリューションと、

エンド・ツー・エンドのプロセスを理解、自動化、運用する機能群を組み合わせ、

これまでにない迅速な価値創造を可能にします。

刻々と変化する時代を生き抜くためにさらなる進化が必要な組織にとって、

UiPathはThe Foundation of Innovation(TM)(イノベーションの基盤)としての役割を果たします。

詳細については、www.uipath.com/ja をご覧ください。


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また、すべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

これらの名称、商標およびブランドの使用は、承認を意味するものではありません。

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会社概要

UiPath株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルSPACES
電話番号
-
代表者名
南 哲夫
上場
-
資本金
-
設立
2017年02月