1頭の世界を永遠に変える——福祉型保護犬猫カフェ「ANELLA CAFE」運営の株式会社ANELLA Group（旧：株式会社DT）、シリーズAラウンドで1.55億円の調達、累計調達額は3.4億円に

〜「”優しさのインフラ”を全国へ」福祉型保護犬猫ふれあいカフェ ANELLA CAFE、現在50店舗(準備中店舗含む)から全国展開をさらに加速〜

ANELLA Group

2025年8月20日 10時00分

2025年7月31日
株式会社ANELLA Group(旧：株式会社DT)（本社：東京都世田谷区、代表取締役：伊東大輝、以下「当社」）は、シリーズAラウンドにおいて、複数の個人投資家およびベンチャーキャピタルより、総額1.55億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。

本調達により、当社が展開する福祉型保護犬猫ふれあいカフェ「ANELLA CAFE（アネラカフェ）」の全国展開、ならびに人材・施設・デジタル基盤の強化を本格的に推進してまいります。

今回の資金調達によって、当社の累計資金調達額(出資および借入)は3.4億円となりました。

■ ANELLA CAFEとは

「Change one life forever.
—— 1頭を救っても世界は変わらないが、その1頭の世界は永遠に変わるだろう。」

この言葉をミッションに掲げるANELLA CAFEは、保護された犬や猫、そして働くことを望む障がいのある方々が、安心して過ごし、社会とつながれる場所を提供する新しい福祉型保護犬猫ふれあいカフェです。

就労継続支援B型事業とカフェ事業を融合させたユニークなモデルで、障がいのある方の社会参加と、行き場を失った犬猫の新しい家族探しを同時に支援しています。

ただの「ふれあいカフェ」ではなく、保護動物とお客様との出会いを「命をつなぐ機会」として捉え、さらに就労継続支援B型事業所として、働く喜びや誇りを提供する「三方良し」の仕組みが、ANELLA CAFEの本質です。

■ ANELLA CAFEフランチャイズとは

【ビジネスモデル】唯一無二を生む犬猫保護と福祉の融合

アネラカフェは、保護犬猫ふれあい施設としての顔と、就労継続支援B型事業所という福祉事業の2つの顔を持ちます。保護犬猫ふれあい施設は、里親探しのため、来場者が犬猫と触れ合う機会を提供し、就労支援は障がい者が飼育や接客を通じ、就労のための訓練を行なっています。

2024年5月にFC募集を開始し、既に50施設超の開所が決定。唯一無二のモデルが注目されています。

【相乗効果】融合により参入障壁を下げ事業継続を実現

動物保護は参入不可能な領域と言われています。その理由の1つが資金面。

寄付や募金があっても継続が難しいのが現状です。アネラカフェでは就労支援を組み合わせたことによる高い収益性を実現。継続した活動を可能にしています。

また、障がい者にとってもアニマルセラピー効果が期待できたり、スタッフ採用も犬猫の存在が有利になるなど「動物保護と就労支援の融合」が多くの相乗効果を生んでいます。

【収益性】W収益源で安定的な高収益

就労支援B型は国からの給付金が主な収益源になりますが、障がい者と共に行なう作業自体の売上は微々たるものが多い傾向にあります。

しかし、アネラカフェは「保護犬猫ふれあい施設」としての入場料や物販、トリミングなどの売上もしっかり収益化。つまり、給付金+通常売上のW収益となり安定した高収益を期待できます。

合計売上は毎月500万円超も狙え、3~4ヶ月で黒字化・14ヶ月程度での投資回収も見込めます。

フランチャイズについて詳しく：https://web-repo.jp/fc/92492/special/1555

■ 調達資金の使途と今後の展望

今回調達した資金は、下記の重点領域に活用されます：

本部保護施設（シェルター）の拡張と動物管理体制の高度化
　– 常時1,000頭規模の保護動物を受け入れ可能な本部シェルターの増設
　– 個体ごとの医療・行動・譲渡管理を支えるデータベースの高度化
FC店舗サポート体制の構築・強化
　– 全国展開を支える保全巡回SV（スーパーバイザー）スタッフの採用・教育
　– 動物福祉の専門性を強化する獣医師チームの発足
　– FC店舗での教育レベルを維持するためのeラーニング教材の拡充・質向上
　– 利益率35%、投資回収期間1.5年と既に固いモデルの更なる強化
広告宣伝の強化

　– 保護犬猫の認知向上と譲渡促進に向けた広告予算の拡充
　– CPA（広告費用対効果）のさらなる改善と、CPO（顧客獲得単価）の安定化
　– FC化から約1年で現在50店舗。更なる店舗拡大の為の施策強化

これらの取り組みにより、今後2〜3年での全国展開フェーズの本格化を目指します。

ANELLA CAFE 西宮店

ANELLA CAFE 丸亀店

ANELLA CAFE 福井店

ANELLA CAFE 倉敷店

■ 投資家コメント（抜粋）

1982インパクトファンド
代表理事／C2Cプラットフォーム代表取締役　薛悠司氏

「1982インパクトファンドでは社会性、経済性双方のリターンを最大化させることが出来るスタートアップに出資を通じて社会貢献することを目指しております。

ANELLA Group社は創業者の伊東氏の保護犬猫活動においての高い実績と障がい者就労支援を組み合わせるANELLA CAFEのビジネスモデルと経営陣のそのビジョンの実行力を期待しこの度リード投資家として投資実行をさせて頂きました。

今後の同社の事業の拡大並びに事業を通じた社会貢献の実現を当ファンドとして最大限支援して参ります。」

株式会社ボードルア
代表取締役藤井和也氏

「ANELLA CAFEは、保護犬・猫と障がい者という社会課題に同時に向き合う、希少性の高いインパクトビジネスです。

単なる福祉ではなく、カフェ運営を通じて持続可能なビジネスモデルとして成立させようとする点に強い可能性を感じました。

伊東社長の熱意と行動力、そして課題解決に向けた明確なビジョンに共感し、出資を決断しました。社会的意義と経済性の両立を実現するモデルとして、今後の成長を期待しています。」

株式会社スタートアップコネクト
代表取締役寺岡大介氏

「代表の伊東さんとは旧知の仲であり、創業当初から彼の揺るぎない理念、困難に立ち向かう粘り強さ、そして猪突猛進ともいえる圧倒的な行動力を間近で見てまいりました。

この7年間、一貫して動物福祉に情熱を注ぎ続ける姿は、まさにスタートアップ経営者に必要な資質そのものです。

今回の出資は、動物の殺処分ゼロという壮大な理想を実現してほしいという強い願いと、その大義への深い共感によるものです。伊東さん率いるチームが、この理念を社会に広く浸透させ、大きな変革を起こすことを心から期待しています。」

ZEROUM株式会社
代表取締役和智雄司氏

動物保護と就労支援を融合させたANELLA Groupのビジネスモデルは、既存の枠を超える社会課題解決型イノベーションです。

参入障壁の高い領域で持続性を確立し、経済性と社会性を両立している点に深く感銘を受けました。

今後、ANELLA CAFEが全国に広がり、多くの命と人々の人生を変えていく姿を見届けられることを心から楽しみにしています。

■ 代表取締役・伊東大輝コメント

「私たちは、“全国の犬猫の命を救い、彼らの世界を変えてあげたい” 、“障がいのある方が誇りを持って働ける場を作りたい” ──そんな強い想いを胸に、この事業に取り組んでいます。
私たちが目指しているのは、ただの保護施設でも、ただの福祉事業でも、ただのカフェチェーンでもありません。

命にやさしく、誰もが尊重され、社会とのつながりを実感できる——そんな場所を全国につくるという挑戦です。この“やさしさのインフラ”を全国に張り巡らせていくことこそが、ANELLA CAFEのミッションであり、私たちの覚悟です。

1頭でも、1人でも、その世界を永遠に変えることができる——この信念を胸に、支えてくださるすべての方々と一緒に、命のバトンをつないでいきます。」

【株式会社ANELLA Group 概要】

会社名　：株式会社ANELLA Group (旧：株式会社DT)
所在地　：東京都世田谷区尾山台
設立　　：2017年11月

資本金　：1億8633万円（資本準備金含む）

店舗数　：50店舗 ※出店準備中含む
代表者　：代表取締役伊東大輝
事業内容：福祉型保護犬猫ふれあいカフェ「ANELLA CAFE」の企画・運営／フランチャイズ本部／就労継続支援B型事業／保護犬猫活動及び施設の運営／飲食店の運営／民泊施設の運営
URL　　：https://anella-group.co.jp/