ストラタシス、F123シリーズ3Dプリンタ向けカーボンファイバー材料を発表
特に製造工具、治具、固定具などのアプリケーション向けに高強度で軽量のABSベース材料を開発
Stratasys Ltd.(以下ストラタシス)は受賞実績を持つF123シリーズ 3Dプリンタ向けに、同プラットフォーム向けの初のコンポジット材料である新しいABSベースのカーボンファイバー材料を発表しました。カーボンファイバー材料は治具、固定具、ツールなどの広範なエンドユース・アプリケーション向けのストラタシスの工業グレードFDM® 3Dプリンタで非常によく使用されてきた実績があります。新材料のFDM® ABS-CF10により、高性能のF170™ / F270™ / F370™ 3Dプリンタを活用するエンジニアリングや製造分野のお客様にとってカーボンファイバーが大幅に使用しやすくなりました。
FDM ABS-CF10は10%カーボンファイバーを充填した材料特性により、金属パーツの魅力的な代替となります。実際にFDM ABS-CF10は標準ABSと比較して強度が15%、剛性が50%高く、金属より低重量で、高精度プリンティングが可能です。QSR Support™可溶性材料により、時間のかかる手作業でのサポート材除去を必要とせずに、極めて複雑なパーツの3Dプリンティングが可能になります。
Marshall Aerospace and Defence Groupの材料および環境エンジニアリング・マネージャのChris Botting氏は、「私たちが製造するすべてのツーリングの要件はさまざまで、多くの場合、それぞれに固有です」と述べ、さらに「F370 3Dプリンタにより、私たちは機能パーツを製造しながら、アプリケーションの要求に基づき広範な材料から柔軟に選択することができます。私たちがこれまで金属で製造してきたパーツを3Dプリンティングすることにより、アルミニウムから部品を機械加工する場合と比較し、パーツ全体の重量の低減と同時にコストの大幅削減が可能になりました。他のカーボンファイバー材料を使用する際と同様に、製造補助器具の製造でFDM ABS-CF10のメリットを実現できることを楽しみにしています」と語りました。
ストラタシスの内部分析によれば、ポリマー製治具や固定具向けのアディティブ・マニュファクチャリング市場は2019年から2023年に年間成長率が過去4年間の2倍の14.2%となり、市場規模が約6億米ドルに成長すると予測されています。ストラタシスはFDM ABS-CF10材料により、特に航空宇宙、車載、産業、レクリエーション関連の製造分野のアプリケーションに注力します。パーツ・アプリケーションとしては産業用ロボットで使用されるエンド・エフェクタ、昇降アシストや手工具などのエルゴノミクス補助器具、アセンブリ・ラインのアラインメント固定具などがあります。
ストラタシスのマニュファクチャリング担当シニア・バイス・プレジデントのDick Andersonは、「3Dプリンティング・カーボンファイバー材料を活用するメーカーの増加には理由があります」と述べ、さらに「カーボンファイバー材料は強度と汎用性が高く、軽量です。私たちはFDMのすべてのお客様がこうした材料特性を活用できるようにしたいと考えています。FDM ABS-CF10の発表は、世界の製造業で3Dプリンティングの存在感を高める大きな一歩です」と語りました。
FDM ABS-CF10材料は2021年4月に提供開始予定で、注文が可能です。F123シリーズ向けカーボンファイバー材料の詳細については、https://www.stratasys.co.jp/materials/search/abs-cf10 をご覧ください。
ストラタシスについて
ストラタシスは3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)技術で世界をリードする企業です。30年にわたり、ストラタシスの製品は製品開発期間、コスト、工具コストの削減/解消、製品の品質向上をサポートしてきました。ストラタシスはFDM®、PolyJet™およびP3 3Dプリンタ、各3Dプリンタ材料の製造販売、ソフトウェア開発販売、エキスパート・サービス、パーツ造形サービスに関するソリューションや専門知識を提供します。その技術は航空宇宙、車載、ヘルスケア、コンシューマ製品、教育などのさまざまな産業向けのプロトタイプ、治工具、生産部品の製造に利用されています。詳細については、https://www.stratasys.co.jp/をご覧ください。
ストラタシス・ジャパンはStratasys Ltd.の日本子会社で、ストラタシスが製造する3Dプリンタおよび3Dプリンタ材料の販売やパーツ造形サービス(DFP)の提供を行っています。本社は東京都中央区で、大阪に支店があります。
Stratasys、FDM、Fortus、F123 Series、F170,F270、F370、QSR SupportはStratasys Ltd.と子会社の両方あるいはいずれか一方の商標です。他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属し、ストラタシスはこれら非ストラタシス製品の選択、性能、使用に関して一切の責任を負わないものとします。
英国に本社を置くMarshall Aerospace and Defence Groupは防衛車両のエンジニアリングやシェルター製造のほか、軍用、民間、ビジネス用航空機の改装や改良を専門とする企業です。同社は広範なツーリング・アプリケーション向けにFortus® 450mcとF370の両3Dプリンタを使用しています。
Marshall Aerospace and Defence Groupの材料および環境エンジニアリング・マネージャのChris Botting氏は、「私たちが製造するすべてのツーリングの要件はさまざまで、多くの場合、それぞれに固有です」と述べ、さらに「F370 3Dプリンタにより、私たちは機能パーツを製造しながら、アプリケーションの要求に基づき広範な材料から柔軟に選択することができます。私たちがこれまで金属で製造してきたパーツを3Dプリンティングすることにより、アルミニウムから部品を機械加工する場合と比較し、パーツ全体の重量の低減と同時にコストの大幅削減が可能になりました。他のカーボンファイバー材料を使用する際と同様に、製造補助器具の製造でFDM ABS-CF10のメリットを実現できることを楽しみにしています」と語りました。
ストラタシスの内部分析によれば、ポリマー製治具や固定具向けのアディティブ・マニュファクチャリング市場は2019年から2023年に年間成長率が過去4年間の2倍の14.2%となり、市場規模が約6億米ドルに成長すると予測されています。ストラタシスはFDM ABS-CF10材料により、特に航空宇宙、車載、産業、レクリエーション関連の製造分野のアプリケーションに注力します。パーツ・アプリケーションとしては産業用ロボットで使用されるエンド・エフェクタ、昇降アシストや手工具などのエルゴノミクス補助器具、アセンブリ・ラインのアラインメント固定具などがあります。
ストラタシスのマニュファクチャリング担当シニア・バイス・プレジデントのDick Andersonは、「3Dプリンティング・カーボンファイバー材料を活用するメーカーの増加には理由があります」と述べ、さらに「カーボンファイバー材料は強度と汎用性が高く、軽量です。私たちはFDMのすべてのお客様がこうした材料特性を活用できるようにしたいと考えています。FDM ABS-CF10の発表は、世界の製造業で3Dプリンティングの存在感を高める大きな一歩です」と語りました。
FDM ABS-CF10材料は2021年4月に提供開始予定で、注文が可能です。F123シリーズ向けカーボンファイバー材料の詳細については、https://www.stratasys.co.jp/materials/search/abs-cf10 をご覧ください。
ストラタシスについて
ストラタシスは3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)技術で世界をリードする企業です。30年にわたり、ストラタシスの製品は製品開発期間、コスト、工具コストの削減/解消、製品の品質向上をサポートしてきました。ストラタシスはFDM®、PolyJet™およびP3 3Dプリンタ、各3Dプリンタ材料の製造販売、ソフトウェア開発販売、エキスパート・サービス、パーツ造形サービスに関するソリューションや専門知識を提供します。その技術は航空宇宙、車載、ヘルスケア、コンシューマ製品、教育などのさまざまな産業向けのプロトタイプ、治工具、生産部品の製造に利用されています。詳細については、https://www.stratasys.co.jp/をご覧ください。
ストラタシス・ジャパンはStratasys Ltd.の日本子会社で、ストラタシスが製造する3Dプリンタおよび3Dプリンタ材料の販売やパーツ造形サービス(DFP)の提供を行っています。本社は東京都中央区で、大阪に支店があります。
Stratasys、FDM、Fortus、F123 Series、F170,F270、F370、QSR SupportはStratasys Ltd.と子会社の両方あるいはいずれか一方の商標です。他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属し、ストラタシスはこれら非ストラタシス製品の選択、性能、使用に関して一切の責任を負わないものとします。
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