長引くコロナ禍において、葬儀スタイルの変化は受け入れるも「故人を弔う気持ち」を大切にしたい人が約8割と多数を占める

コロナと葬儀に関する意識調査(2020年11月実施)

燦ホールディングス株式会社

「withコロナ時代の葬儀のニューノーマルに関する意識調査」を実施

年間10,000件を上回る葬儀実績を誇る、株式会社公益社(東京本社:東京都港区、大阪本社:大阪市北区、代表取締役社長:播島聡、以下「公益社」)は、新型コロナウイルス感染症が長期化する中、3月に実施した「新型コロナウイルス感染症拡大 影響下における葬儀に関する意識調査」に続き、消費者の意識の変化を探るべく、「withコロナ時代の葬儀のニューノーマルに関する意識調査」を、今年11月に首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、近畿圏(大阪、京都、兵庫、奈良)に在住の35~65歳の男女100名を対象に実施しました。

<調査からみえてきたこと>
新型コロナウイルス感染症が長期化する中、葬儀の小規模・簡略化などの葬儀スタイルの
 変化を受け入れ、その中で出来ることを考えるようになってきた。
葬儀のスタイルが変化しても、「故人を弔う気持ち」大切にする人が約8割
・新型コロナウイルス感染症拡大の中、新たに登場したオンラインによるサービスは、3月の調査時
よりも、利用意向が高まる。その利便性に非常時以外での利用意向高まる。
新型コロナウイルス感染症が長期化し、葬儀スタイルが変化する中、消費者の関心事は、
 「参列の仕方・マナー」、「どのような葬儀ができるのか」、「香典、供花、弔電などの仕方」と、新たな葬儀のスタイルのニューノーマルを知りたいと思っている。
 

 

3月に調査した際は「コロナで葬儀の在り方が変化した」と回答した人が66%。コロナが長期化する中、非常事態に慣れ、葬儀の変化に対する意識が若干低くなった。
Q.  新型コロナウイルス感染症拡大の影響下で、ご自身は葬儀についての意識が変わったと
思いますか。(ひとつだけ) n=100  

 

回答者53名の過半数を占めた回答が「葬儀の簡略化」33名、「参加が叶わなくなった」29名、「お別れの機会が失われた」26名。コロナ禍で故人との最後のお別れをする機会が減ったことを残念に思う気持ちが表れている。
Q.  「変わったと思う」と回答した方に伺います。具体的にどのような点について変わったと思いますか。(いくつでも) n=53

 

 

 

コロナ終息後の「葬儀の簡略化」を望むのは全体の3割にとどまっている。
「感染対策をした上で可能な範囲のことをすればよい」「故人のためにできる範囲で精一杯の弔いをしたい」といった、今の状況下で最大限可能な葬儀を執り行いたいと考える人が全体の5割を上回っている。

Q.  「変わったと思う」と回答した方で【葬儀の簡略化(参列者の制限、葬儀時間の短縮、会食の取り

やめなど)】とお答えした方に伺います。葬儀の簡略化についてどのように思いますか。
(ひとつだけ) n=33

 

「葬儀に参列できなくても弔意は示したい」「葬儀に参列できなくても故人との最後のお別れをする機会がほしい」が合計で約7割にのぼり、コロナ禍で葬儀への参列ができなくとも、弔意を表したいと考えている人が多い。

Q.  「変わったと思う」と回答した方で【弔意を表しにくくなった(香典、供花、弔電など)】とお答えした

方に伺います。弔意を表しにくくなったことについてどのように思いますか。(ひとつだけ) n=15

 

「故人を弔う気持ち」を大切にしたいと思う人が、全体の8割近く存在。コロナ禍でもなお、「故人を弔う気持ち」は、以前と共通する変わらない気持ちといえる。

Q.  withコロナ時代でも、葬儀の在り方で大切にしたいことはどのようなことですか。(いくつでも) n=100

 

 

半数が、コロナ禍をきっかけに、死や葬儀について意識した経験がある。

Q.  新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに死や葬儀について意識したことはありますか。

(ひとつだけ) n=100

 

 

回答者50名の半数近くを占めた回答は「親世代の葬儀」「葬儀への参加」「自分自身の葬儀」と、身近に起こりうる可能性のあることを意識している。

Q.  「ある」と回答した方にお伺いいたします。どのような点について意識しましたか。
(いくつでも) n=50

 

3月の調査では「非常時であれば利用したい」27%、「非常時以外でも利用したい」16%。コロナ禍が長期化する中で、葬儀のオンラインサービスへの利用意向が微増。

Q.  葬儀関連のオンラインでのサービスについてどう思いますか。葬儀について(オンライン参列など)(いくつでも) n=100

 

葬儀のオンラインでのサービスの利便性を感じる人が多い。

Q.  生前、死後の相談や準備について(オンライン終活セミナー、相談会など)(いくつでも) n=100

 

コロナ禍で死や葬儀を意識した人50名を母数にすると、インターネットでの情報収集の機会が増えた人は70%と多い傾向。

Q.  新型コロナウイルス感染症の影響で葬儀関連についてインターネットで情報収集をすることは増えたと思いますか。(ひとつだけ) n=100

 

「コロナ禍での参列の仕方・マナー」「コロナ禍でできる葬儀」「コロナ禍での香典、供花、弔電などの仕方」といった、参列する際の情報を検索する人が多い傾向。

Q.  葬儀関連について、インターネットで情報収集する場合どのようなことを調べたいと思いますか。
(いくつでも) n=100


[調査概要]
◇調査名        : Withコロナ時代の葬儀のニューノーマルに関する意識調査
◇調査期間     : 2020年11月17日~18日
◇調査対象     : 首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、
                          近畿圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)に在住する35~65歳の男女
◇回答者数     : 100名
◇調査手法     : インターネット調査

 

◆◆◆ 2020年 新型コロナウィルス感染症の影響で変わった葬儀関連のトピックス ◆◆◆

公益社では、新型コロナウイルス感染症 拡大防止に向け、この1年間様々な取り組み、対応をしてきました。グリーフケアの観点からも、故人とお別れの機会を持つことは重要です。このような状況の中、「withコロナ時代のニューノーマル」となる葬儀の在り方が生まれてきました。


◇葬儀会場でのマスク着用がスタンダードに

◇参列者の距離を広げ、3密を避けるレイアウトがスタンダードに


◇参列者の密を防ぐために、葬儀(ご焼香)を2部、3部制などに分けてお別れをするケースも。ご遺族や参列者にも最後のお別れができたと好評

◇遠方の方もオンラインを活用してリモートで参列できるように

◇大皿料理が中心だった通夜振る舞いは個食での提供が中心に。グルメのカタログギフトをお渡しする等で違う形のおもてなしを行うケースも

◇故人とゆっくりと最後のお別れをするためにエンバーミング(遺体衛生保全技術)に興味を持たれる人が増加



<公益社とは>
燦ホールディングスグループの葬儀サービスを提供する葬儀会社。首都圏と近畿圏を地盤とし、47の葬祭会館を運営するグループの中核会社。創業から88年の豊かな知見を活かし、家族葬、一般葬、社葬など、小規模な葬儀から大規模な葬儀まで執り行うことができる葬儀社です。
https://www.koekisha.co.jp/



 

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会社概要

燦ホールディングス株式会社

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URL
https://www.san-hd.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館14F
電話番号
-
代表者名
播島聡
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1932年08月