在宅ワークと復学支援で障がいや病気のある子どもと家族をサポート
チャーミングケアがHPをリニューアル

株式会社チャーミングケア(所在地:大阪府池田市、代表理事:石嶋瑞穂)は、障がいや病気のある子どもの保護者向け支援をさらに充実させるため、2025年5月に公式HPを更新しました。今回の改修では、在宅ワークを希望する保護者が安心してスキルアップ・就労できる環境を整えるべく、「まなぶ」「はたらく」ページを中心にコンテンツを拡充。保護者の「働きたい」という思いを具体的なステップにつなげる仕組みを強化しています。

■ 障がい児や病弱児家庭の就労課題と、チャーミングケアの取り組み
障がい児や医療的ケア児・重い病気を抱えている子どもを育てる保護者は、日常的な看護や介護・入院付き添いにより、就労機会が大きく制限されています。厚生労働省の調査(2021)によると、障がい児の母親の約6割が就労していないという現状が示されており、就労支援の必要性は高まる一方です。一方、コロナ禍で拡大した在宅ワークも、近年は出勤スタイルへ戻す企業が増え、柔軟な働き方の機会は減少傾向にあります(厚生労働省資料より)。
こうした状況を受け、チャーミングケアは、保護者が無理なく自分のペースで働ける在宅ワーク支援を推進しています。
※なお、保護者の就労課題や障害児家庭を取り巻く状況については、過去のプレスリリースで詳しく紹介しています。ご参考までに以下よりご覧いただけます。
■ 「はたらく」ページの強化ポイント
今回のHP更新では、在宅ワークを希望する保護者が自身の働き方をイメージしやすいよう、「はたらく」ページを刷新。チャーミングケアが企業などから業務委託として受託した案件を、保護者が取り組みやすい形に再構成して再委託する仕組みについて詳しく紹介しています。具体的な業務例(データ入力・記事作成・SNS運用補助など)や、これまでの受託実績を掲載し、実際の働き方を想像できる内容としました。

また、チャーミングケアでは、企業から業務課題を丁寧にヒアリングし、内容を保護者が取り組みやすい業務単位に再構成して受託。受託後は、ディレクターが全体を管理し、そのもとで保護者の皆さまが安心して作業できる体制を整えています。
■ 「まなぶ」ページの新設コンテンツ
「まなぶ」ページでは、在宅ワークに関心のある保護者が、まずは気軽に相談できる場を用意しています。現在は、個別相談を中心に、在宅ワークを始める際の不安や疑問に応える支援を実施中です。
また今回のリニューアルでは、病気や障がいのある子どもとその家族が社会で安心して生活するために必要な「適切な配慮」について学べるオンライン研修アーカイブ動画の無料公開をスタート。支援者や教育・医療関係者にも役立つ内容となっており、保護者だけでなく広く社会全体への啓発を目的としています。
今後は、在宅ワークに必要な基礎知識を学べるオンライン動画講座や、作業管理ガイドなどのダウンロード資料の公開も予定しており、保護者が自信を持って次のステップへ進めるよう準備を進めています。セミナーは動画講座と直接相談を組み合わせた構成を予定しており、実践的な支援を目指します。
■ 課題解決の視点と今後の展開
保護者からは「在宅ワークの案件が見つからない」「スキルが足りず自信が持てない」といった声が多く寄せられています。在宅ワークは一見ハードルが低そうに見えますが、テキストでのやり取り、作業効率化、自己管理など独自の力が必要とされます。
加えて、親が社会復帰を目指すためには、お子さんの学校復帰が大前提となるのが現実です。子どもが安心して学校に戻れることが、保護者の就労継続を支える土台となります。チャーミングケアでは、子どもの復学支援にも力を入れ、親子がそれぞれの立場で自立できるようサポートを強化しています。とりわけ、親子に共通して必要なのが社会や学校でのコミュニケーションスキルであり、この分野の伴走支援を今後も続けていきます。
さらに、保護者向け無料セミナーの定期開催や、メタバース空間を活用した交流・学びの場の拡充も計画中です。
*詳細はチャーミングケアのHP(まなぶ:https://charmingcare.jp/learn/)にて随時公開します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像