海士町(島根県隠岐島)で壮大な自然・文化を活かしたグランピング施設を建設中。ユネスコ世界ジオパークに選ばれた絶景とそこに根付く文化をおさめたコンセプトムービーを公開しました。

グランピング施設は2023年5月頃にOPEN予定。この地ならではの体験価値をご提供いたします。

株式会社FoundingBase

島根県海士町(町長:大江和彦、以下「海士町」)と、地方を舞台に事業を展開している株式会社FoundingBase(本社:東京都世田谷区、代表:佐々木喬志)は、滞在型観光の拠点として海士町固有の資源である自然を活かした観光体験や周辺の観光施設・飲食店での滞在プランをイメージした動画を作成しました。来春にオープン予定のグランピング施設と連携しながら町全体の滞在価値を向上させ持続的な誘客を推進します。

海士町では地域活性化を目的とした観光政策のひとつとして、『地方共創』を掲げ全国21拠点(2023年2月現在)で事業開発を手掛ける株式会社FoundingBaseと協働してグランピング施設の企画・開発を進めております。
今回は「ないものはない」を町のスローガンに掲げる海士町そのものの魅力にせまり、自然と文化を中心としたコンセプトムービーを制作、公開しました。


■島をまるごと体験する
隠岐がユネスコジオパークに選定された理由である「大地の成り立ち」「独自の生態系」「人の営み」の3つの特徴のうち、海士町は特に「人の営み」に特徴があります。島前地域で唯一米作りが出来、海産物も豊富であったことから、後鳥羽上皇を始め多くの高貴な方々がご配流になられたり、江戸時代から明治にかけては北前船の寄港地として多くの船が停泊し賑わいました。
そういった豊かな自然環境と多くの方を受け入れてきた文化を観光として楽しんでもらうために、宿泊施設から飛び出して町をまるごと体験してもらえるような取り組みを行ってまいりたいと考えています。
グランピング施設単体ではなく、町全体で賑わいづくりを行い、海士町の魅力を創り続ける。
海士町で暮らす人、海士町に関わる人。それぞれに垣根はなく、みんなで「まちづくり」を推進する姿勢・文化が根付いています。それこそが、「まちづくり」における海士町の最大の特徴であると感じています。
今回は、そんな海士町で活動する事業者の皆さまに「海士町の魅力」について語っていただきました。

しいたけ農家 福井智士さん
〜 人との出会いが魅力 〜
人が最大の魅力だと感じています。海士町は地元の方とUIターンで移住されてきた方が一体となっている町です。例えば、大人の島留学制度や半官半X、高校生の島留学やマルチワーク等、多様な働き方の手段があるからこそ、色々な人が海士町を訪れるので出会いがあります。初めて町を訪れた方であっても一緒に作業をしながら話をして深く知り合える事が出来る。観光客で来られる方にはぜひそういった体験をしてほしいなと思っています。


隠岐牛店 井上店長
〜 素晴らしい隠岐の和牛を広めたい 〜
昔から和牛を育てていましたが、子牛の段階で別の産地に競り落とされて別の土地のブランド牛として生まれてしまう状況でした。そこで生まれてから出荷されるまで島の大自然で放牧することで隠岐牛という島独自のブランドを確立しました。他との大きな違いは、その条件の厳しさです。隠岐諸島で生まれ育っていることはもちろんですが、未経産の雌牛でかつ肉質等級が4等級以上の格付けを受けている必要があります。隠岐諸島の雄大な自然で育つことで上質な肉質脂質を誇る一方で、規格の厳しさから年間1200頭ほど生まれる牛のうち、たった1割しか隠岐牛になれません。そういった市場に出る頭数が極めて少ないことから、”幻の黒毛和牛”と言われています。ぜひ一度食べに来て頂きたいですね。


イタリアンレストラン Radice  桑本シェフ
〜 地元食材に込められた思いを伝えたい 〜
学生時代にイタリアで食べたパスタに衝撃を受け、”海士町でイタリア料理の店を開く”という志を胸に修行を経て、Uターンで自分のお店を開きました。離島という環境だからこそ、食材が出来上がるまでの苦労や思い、生産者自身の生き方や人間性にまで触れられる機会がより多いかなと思います。だからこそ私自身の役目として、たくさんの方に召し上がっていただきながら、そういった背景も含めて伝えていくために私は料理をしているんだと改めて再認識しました。地元の人には何気ない日常を特別な日に、観光で来られた方には特別な日を更に特別な日に変えられるように美味しい料理を提供を提供していきたいです。


但馬屋 宇野さん
〜 心のエネルギーを充填しにきて欲しい 〜
”とれたての魚とうちのお米をお客様に楽しんで頂きたい” という先代の思いから50年続く島宿 但馬屋を営んでいます。裏庭の養鶏小屋の生みたての卵、自家製のお米、地元の魚介、大豆を育てて作ったお味噌。この土地に由来しこの島で生きたもの が食卓にならび、潮の香りも心地よく、四季折々の自然の音に耳を傾けながら時を過ごすことができます。特に都会で生活されている方だと、色々な事を背負っているから自分の素顔とか心を開放する機会がなかなか無いと思っています。自然環境が思いっきり感じられる日常でない空間で、疲れた心のエネルギーを充填して帰っていただく。そのために自分たちが採ってきた魚や育てたお米やお野菜だけを使って料理をしています。身体の外からも中からもパワーを付けられるような場所でありたいと思っています。



■関わる全ての人たちの力を結集し、海士町らしい「まちづくり」を
今回のグランピング施設開発もあくまでまちづくりの一部です。
海士町に関わる人たちみんなで町の魅力を創り、高め、発信する。その積み重ねが、海士町の未来を創る。
FoundingBaseも、海士町の未来を担っている一員として「今できること、やるべきことに」に向き合い、町づくりに貢献してまいります。

【会社概要】
株式会社FoundingBase
http://foundingbase.jp/
代表:佐々木 喬志
「自由」をUpdateするというMISSIONのもと、地方を舞台に事業を展開している『地方共創』ベンチャー企業

↓海士町の「まちづくり」を体験してみたい方はこちらから↓
https://otona-shimaryugaku.jp/

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会社概要

株式会社FoundingBase

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URL
http://foundingbase.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都世田谷区北沢2-6-2 ミカン下北B街区501
電話番号
050-5482-3333
代表者名
山本 賢司
上場
未上場
資本金
700万円
設立
2014年02月