キャップドゥ、オンライン直売所「食べチョク」を活用した錦町の地域おこしプロジェクトを始動
~官民連携によるICTを活用した地域おこしのモデルケースとして、錦町から全国の自治体へ広めたい~
この度キャップドゥでは、錦町におけるICTを活用した地域おこしとして、全国のこだわり食材やお花などをインターネット上で直売する「食べチョク」に、錦町で生産された厳選食材を出品する地域おこしプロジェクトを始動いたしました。
もともと農業が盛んだった錦町ですが、最近は作り手の不足が問題となっておりました。そこで、農産物がしっかり収益に結びつくことで、再び錦町の農業が活性化するのではないかとキャップドゥがアイデアを出し、「食べチョク」へのサイト登録や商品写真の撮影、商品価格の決定助言、商品掲載などをサポートすることとなりました。
今回の「食べチョク」を活用した地域おこしプロジェクトを通じて、錦町の農産物をオンラインを通じて全国の消費者に販路拡大を図るとともに、消費者が非接触でおいしい農作物を安全に入手できる環境を整えてまいります。
■錦町とは?
錦町は、熊本県の南部、九州山地に囲まれた人吉盆地のほぼ中央に位置する、人口約10,500人の自然豊かな町です。日本三急流の一つに数えられる球磨川が町の東西を貫いており、霊峰市房から流れ出た清流は、田畑を潤し、川魚を育て、この地域に住む人たちに「恵」をもたらし続けています。
そんな錦町の産業を支えるのは、大地の恩恵をいっぱいに受けて行われる農業です。清流球磨川がもたらす透き通った「水」、周辺の山々の腐葉土が球磨川に溶け込み、育まれてきた肥沃な「土」、盆地特有の大きな寒暖差のある「気候」。これらの自然環境を背景に、新鮮で粘り気のある米や栄養価の高い野菜が豊富に生産されています。
良質な水と厳選された米から造られた球磨焼酎は、地域の特産となっています。また、「フルーツの里」として知られる錦町では、梨をはじめ、桃、栗、いちご、メロンなど、甘くてジューシーなフルーツを存分に楽しむことができます。
都会ではあまりお目にかかれない、錦町の自然が育んだ恵を、「食べチョク」を通じて生産者から直接お届けします。ぜひご賞味ください。
◎錦町長からのエンドースメント
錦町の農作物は、清流と豊かな大地で育まれた、新鮮で美味しいものばかりです。「食べチョク」を通じて、全国の皆さんにお届けできることを楽しみにしています。生産者が丹精込めて育てた自慢の味をぜひご堪能ください。
また、さまざまな自然の魅力に富んだ錦町にもぜひ足をお運びください。心を込めておもてなしいたします。
(錦町長 森本 完一)
■食べチョクとは?
『食べチョク』は、こだわり生産者から直接食材や花きを購入できるオンラインマルシェです。12社の産直ECサイト(※)の中で認知度や利用率などの6つのNo.1を獲得しています。
野菜・果物をはじめ、米・肉・魚・飲料といった食材全般と、花き類を取り扱っています。また好みに合う生産者を選んでくれる野菜定期便「食べチョクコンシェルジュ」や旬の果物が届く定期便「食べチョクフルーツセレクト」があり、定期的なお取り寄せができるのが特徴です。
その他にも、友達と分けあえる「共同購入」の機能や販売前に商品を取り置きできる予約機能などもあり、ライフスタイルに合わせた様々な買い方を提供しています。
2020年11月には登録生産者数3,000軒を突破し、15,000品を超えるこだわりの逸品が出品されています。
- 式サイト:https://www.tabechoku.com/
- iOS版アプリ:https://apps.apple.com/jp/app/id1517340079
- Android版アプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tabechoku.android
- 公式Twitter:https://twitter.com/tabechoku
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/
(※)産直ECサイト:生産者が消費者の自宅へ商品を直送することを特徴とする生産者特化型のECサイト
◎食べチョクからのエンドースメント
生産者さんから「販路の拡大を考えているもののネット販売の経験がなく、一歩を踏み出せない」という声をよく耳にします。
食べチョクを運営するビビッドガーデンは「生産者のこだわりが正当に評価される世界」を目指しています。今回のように自治体と連携することによってインターネットに不慣れな生産者さんのサポートの強化をしていきたいと考えています。
今回の連携を通して、魅力的な錦町の食材を多くの方に知っていただき、生産者さんや地域のファン=関係人口の増加に貢献できたら幸いです。
(株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長 秋元 里奈)
◎ビビッドガーデンについて
- 代表者:代表取締役社長 秋元里奈
- 本社所在:東京都港区白金台2-16-8
- 設立日:2016年11月29日
- 事業内容:こだわり食材のマーケットプレイス『食べチョク』、法人向け仕入れサービス『食べチョクPro』の開発・運営
- 会社HP:https://vivid-garden.co.jp/
■2020年12月14日に生産者向け事前説明会を開催
2020年12月14日に、錦町、食べチョク、キャップドゥの共同で、錦町の生産者様に向けた事前説明会を開催いたしました。
この事前説明会では、今回の地域おこし支援サービスに興味をもっていただいた生産者の方々に対し、サービスの概要やメリット、今後の具体的な支援の流れなどを解説させていただきました。
◎錦町の地域おこし支援サービスの流れ
事前説明会の中でも解説させて頂いた、食べチョクを通じた錦町の地域おこし支援サービスの流れは以下の通りです。
- 生産者の登録
- 出品する農作物の決定
- 写真撮影
- 商品価格の決定
- 商品掲載
- 受注
- 出荷
- 感想・レビュー
- 代金振込
※各段階において、キャップドゥが無料支援を行います。
■キャップドゥの地域おこしスキームを全国の自治体へ広めたい
多くの自治体にとって、「地域おこし」は頭を悩ませている課題のひとつではないでしょうか。
「自分の地域にどんなに優れた農産物や観光名所があったとしても、だれもそれに気がついてくれない……。」
錦町も、まさにそういった状況でした。しかし、キャップドゥが作成した地域おこしスキームにより、錦町の魅力がオンラインを通じて全国の消費者へ広まろうとしています。
「食べチョク」を活用した地域おこしスキームは、今後はキャップドゥから地域おこし協力隊へ移植し、自立したプロジェクトという形で全国へ広まっていくことが理想だと考えております。
今回のプレスリリースでご紹介した地域おこしプロジェクトに興味を持たれた自治体は、キャップドゥまでご連絡ください。
■キャップドゥについて
2016年3月8日設立。サイボウズ社の「kintone」をはじめとるクラウドツールを用いた業務改善コンサル事業を展開。現在、コンサルティング実績は全国400社以上。国内法人のほとんどを占める中小企業のサポーターとして、業務改善の面から共に成長していきたいと考えております。また、「利益の1%を熊本の復興支援に寄付する」という起業当初から継続するグランドデザインに基づき、地元・熊本への貢献にも尽力。
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