愛知県内外15の小学生サッカーチームが参加 SDGsを実践で体験 2020年12月に「AGU CUP 2020」を初開催~持続可能な開発目標「誰一人も取り残さない」を大会を通して啓発~
愛知学院大学(所在地:愛知県日進市、学長:引田 弘道)では、地域の12歳以下で構成されたサッカーチームを対象に、SDGs(持続可能な開発目標)の核となるテーマ「誰一人も取り残さない」という概念の学習を目的とした、「AGU CUP 2020」を2020年12月26日(土)、27日(日)に初めて開催しました。
「AGU CUP 2020」は、スポーツ庁が推進する、令和2年度「大学のスポーツ資源を活用した地域活性化拠点形成・大学スポーツアドミニストレーター配置支援事業」の一環として、愛知学院大学にスポーツ振興室を設置し、今回取り組みの中で、本イベントが実現。
本イベントでは、参加全チームメンバーをシャッフルして合同チームを形成、2日にわたり試合を行いました。試合中のメンバー交代などはすべてチームメンバー(子供たち)に任せ、チーム内に本学サッカー部員を配置し、子どもたちの良い特徴や個性を見出し、プレーのアドバイスするなどサポートしました。
子どもたちは、初対面の仲間と自己紹介をし、ポジションを決めて対戦。初めてのメンバー同士でも励まし合いながら試合を行いました。サッカー部員も、一人一人の名前を呼びながら声を掛け、個人プレーや連携プレーなど良いプレーを見つけて褒めまていました。
参加した子どもたちからは、「初めて会った人達と仲良くなり楽しくプレーできた」、「大学生やほかのチームの子と交流できて楽しかった」、「SDGsに取り組みながらサッカーをするといつもと違った」という意見や、大学生からは、「イベントの運営の楽しさがわかった」、「初めて本格的に教えるということをして、とてもやりがいを感じた。勝たせることができてとても嬉しかった」などの感想がありました。
本イベントを通して、子どもたちは「誰一人取り残さない」ということはどういうことなのか、仲間との協力のためには自分はどう行動したらよいのか実践的に体験し、SDGsに興味を持ってもらえるきっかけになりました。
その他にも、SDGs推進を目的として、ペットボトルキャップ回収、ゴミ箱シュート、ブラインドサッカー、「不要になったサッカー用品を発展途上国に送る」プロジェクト、フェアトレード商品販売を行いました。「不要となったサッカー用具を集めて発展途上国に送る」プロジェクトでは、約300点の用品の寄付が集まり、後日カンボジアで行われるサッカー大会の参加賞として、子どもたちに渡す予定となっています。
また、本イベントは次年度にも開催を予定しています。
「AGU CUP 2020」を企画した「愛知学院大学 心身科学部 健康科学科 内藤 正和講師」コメント
1つのゴールに向かって協力する子どもたちの姿が随所に見られました。子どもたちの励ましや応援といったポジティブな言葉、相手を思いやる姿勢に感銘を受けました。こうした姿勢こそが、まさにSDGsが求める誰一人取り残さないために必要なことであります。また、スタッフとして多くの学生が参加し、大会をサポートしてくれました。今後も学生と共に様々な取り組みをしていこうと考えております。
「AGU CUP 2020大会」の概要は下記の通りです。
開催日時:2020年12月26日(土)、27日(日)
実施場所:愛知学院大学 サッカー場(愛知県日進市岩崎町阿良池12)
当日のスケジュール:
12月26日(土)
8:30 受付
9:30 開会式
11:00-16:05 第1~6試合
12月27日(日)
10:00-15:05 第1~6試合
15:25-15:40 優勝チーム対愛知学院大学サッカー部
16:10-16:50 閉会式
参加者:15チーム約200名
主 催:愛知学院大学
後 援:日進市、長久手市、中日新聞社
協 力:(公財)愛知県サッカー協会、愛知学院大学サッカー部、名鉄観光サービス株式会社
協 賛:ミズノ株式会社、あいち尾東農業協同組合、ニチバン株式会社
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像