関西万博会場でイタリアと日本の協同組合が共同でワークショップ「協同組合は未来の社会を築きます」を開催
2025国際協同組合年を機に、大阪・関西万博に来日するイタリアの協同組合と日本の協同組合が地域社会の持続可能性をめぐり互いの取り組みを共有するワークショップを開催します
2025年は国際協同組合年です。各国の協同組合が加盟する国際協同組合同盟（ICA)によると、世界112か国の協同組合組織全体の組合員総数は10億人に及びます（2022年）。
イタリアには、生協、農協、労働者協同組合、社会的協同組合など1万を超える様々な協同組合があり、この度、その全国連合会であるレーガコープと協同組合関係者が大阪万博に来日します。
高齢化・人口減少など、両国には共通する地域社会の課題も少なからずあります。この機会に、イタリアと日本の協同組合は共同で、相互の取り組みを交流し未来構築に向けた役割を探るワークショップを開催することとなりました。
開催主旨
未来社会の構築における協同組合の役割に焦点をあてて、国際協同組合年を祝うとともに、高齢化や人口減少が進むイタリアと日本において、地域社会の持続可能性を維持するための協同組合の取り組みを共有し、学び合います。
主催
イタリア・レーガコープ全国連合会、一般社団法人 日本協同組合連携機構（JCA）
日時・会場
2025年9月20日（土）10:30～13:00
大阪・関西万博会場 イタリア・パビリオン「多機能スペース」
予定プログラム
挨拶
2025年大阪万博イタリア館総責任者・大使 マリオ・ヴァッタン氏
日本協同組合連携機構理事・JA全中顧問・ICA理事 中家徹氏
レーガコープ全国連合会会長 シモーネ・ガンベリーニ氏
レーガコープ エミリア・ロマーニャ州会長 ミケーレ・デ・パスカーレ氏
メッセージ 「グローバルなビジョン：協同組合と地域社会」
国際協同組合同盟（ICA）会長 アリエル・グアルコ氏
国際労働機関（ILO）協同組合・社会的連帯経済ユニット長 シメル・エシム氏
イタリアと日本の協同組合運動の紹介
日本協同組合連携機構 連携推進マネージャー 小島愛美、青木覚
レーガコープ（動画上映）
事例報告 「地域社会に貢献する協同組合」
モデレーター 長野県高齢者生活協同組合副理事長・協同総合研究所理事 田中夏子氏
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地域とコミュニティを守る農業食料協同組合 |
グランラッテ協同組合（酪農） 会長 シモーナ・カセーリ氏 |
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地域農業の持続可能性を守り発展させる就農支援の取り組み |
JAいずみの 営農経済部 主管 辻野隆弘氏 |
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イタリアにおける消費者協同組合 |
ウニコープ・フィレンツェ（生協） 会長 ダニーラ・モーリ氏 |
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大阪における協同組合連携による食料支援 |
なにわフードバンク“しっかり食べや” 理事長 松岡賢司氏 |
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人とコミュニティのための建築 |
ポリテクニカ協同組合 （建築・設計を行う労働者協同組合） 会長 フランチェスカ・フェデルツォーネ氏 |
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組合員・住民による地域活性化の拠点づくり |
『協同の縁』プロジェクト SUN・SUN会（JAひだ） 顧問 石原正裕氏 地域ささえ愛組織（JA愛知東） 代表 加藤久美子氏 |
閉会挨拶
レーガコープ全国連合会 副会長 アティリオ・ダッダ氏
イタリア・レーガコープ連合会
レーガコープはイタリアの協同組合・共済団体の全国連合会。1886年設立。1万を超える協同組合が加盟。地域及びセクター別の部門をもち、協同組合の設立と振興を支援する。国際協同組合同盟（ICA）の会員。
今回はレーガコープ傘下の連合会や関係団体、生協、農協（酪農、養蜂、ワイン、肉・乳製品、農産物加工）、労働者協同組合（石材加工、陶器製造、エネルギーシステムの設計・提供・管理、ケータリング・施設サービス）、社会的協同組合などから参加が予定されている。
一般社団法人 日本協同組合連携機構（Japan Co-operative Alliance、略称:ＪＣＡ、代表理事会長：山野徹 ＪＡ全中代表理事会長、代表理事副会長：新井ちとせ 日本生活協同組合連合会 代表理事会長）は、協同組合の健全な発展と持続可能な地域のよりよいくらし・仕事づくりを目的に、農林水産業・購買・金融・共済・就労創出・福祉・介護・医療・旅行など幅広い分野の協同組合を横断する常設の法人組織として２０１８年４月１日に発足しました。
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