小売業向けECプラットフォームを提供する株式会社10Xが、レベニュー・ベースド・ファイナンスの「Yoii Fuel」にて資金調達を実施

調達コストを抑えるために「Yoii Fuel」を活用、RBFはARR100億円企業を生み出すために必要な調達手段だと感じる

株式会社Yoii

レベニュー・ベースド・ファイナンス(以下、RBF)プラットフォーム「Yoii Fuel(ヨイフューエル)」を運営する株式会社Yoii(ヨイ、本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:宇野 雅晴、ウェブサイト:https://yoii.jp/)は、スーパーマーケットやドラッグストアをはじめとする小売企業へECプラットフォーム「Stailer」を提供する株式会社10X(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:矢本 真丈、ウェブサイト:https://10x.co.jp/)が「Yoii Fuel」にて資金調達したことをお知らせいたします。


株式会社10X(以下、10X)は「10xを創る」をミッションに掲げ、小売業向けECプラットフォーム「Stailer」を運営するSaaS企業です。「Stailer」は主にスーパーマーケットやドラッグストアに導入されており、オンラインとオフラインが融合した買い物体験を実現することで、買い物難民の方や共働き世代の課題解決を支援しています。


  • 利用の背景:交渉期間も ”実質金利” 、低コストで資金調達したかった

10Xで取締役CFOを務める山田氏によると、”借入のポートフォリオ” を構築するために「Yoii Fuel」を活用したといいます。従来の金融機関やベンチャーデット、RBFはそれぞれ審査基準や借入コストが異なるため、リスク分散させるためにデットポートフォリオを構築されました。


また、RBF最大のメリットはコミュニケーションコストが圧倒的に低く、スピード感があることだといいます。従来の金融機関の場合、交渉期間が半年に及ぶ場合もあり、その期間も ”実質金利” だとおっしゃいます。RBFは顧客のビジネスモデルを踏み込んで理解し、適切にリスクを取ることで、スピーディーに資金調達できるため、今回の利用に至りました。


  • 利用した感想:総合的にリーズナブルな資金調達手段だと感じた

「Yoii Fuel」の審査スピードなどは、ベンチャーデット企業と同等もしくはそれ以上だと感じたと山田氏は言います。また、必要最低限な情報提供で審査・資金調達できたため、調達コストの文脈では非常にリーズナブルだと感じたそうです。


その他、今後のYoiiへ期待することや10Xにおける今後の展望については、インタビュー記事として公開しています。ぜひ、ご覧ください。


インタビュー記事はこちら:https://yoii.jp/case-studies/10x



株式会社10X|取締役 CFO

山田 聡 氏


三菱商事株式会社でロシア・カザフスタン向けの自動車販売事業・現地販売会社のM&A及びPMIを経験。その後、米系PEファンドであるCarlyle Groupに参画し、おやつカンパニーやオリオンビールの投資・PMIを実行。Wharton MBA(2017年)。10X以外にもVoreas北海道を始めとするスポーツチームの経営支援に関わる。


  • デットでもエクイティでもない新たな資金調達「レベニュー・ベースド・ファイナンス」

スタートアップの資金調達は、エクイティファイナンス(株式による調達)またはデットファイナンス(金融機関からの借入による調達)によるものが主流です。


しかし、エクイティファイナンスは希薄化が生じるため、慎重になる起業家も少なくありません。一方、デットファイナンスは起業家の個人保証や担保を求められるケースもあり、アーリーステージのスタートアップにとっては敷居が高いのが実態です。


「挑戦しようとしているスタートアップに資金が行き渡っていない」「価値を見出されていないスタートアップが多すぎる」という課題を解決するために、まだ評価されていない企業価値を評価し柔軟な資金提供を行う方法として、レベニュー・ベースド・ファイナンス(以下、RBF)に着目。


金融×ブロックチェーンの経験を積んだ宇野雅晴(共同創業者)と大森亮(同左)が「起業家の野心によりそう」を目的として、RBFプラットフォーム「Yoii Fuel(https://yoii.jp/)」の開発を行いました。


Allied Market Researchの調査によると、世界のRBF市場規模は2019年に$901M(約901億円、1ドル=100円換算)に達しました。そこから急拡大を続け、27年には$42.3B(約4.2兆円)まで拡大すると予想されています。


海外ではCapchase(累計調達金額:約950億円)やClearco(約682億円)、pipe(約316億円)をはじめとするビッグプレイヤーが市場を牽引。エクイティやデットによる調達を補完する役割として、今後は国内でもRBFへの注目が高まっていくと考えられます(詳細は「5分でわかるRBF」をご参照:https://yoii.jp/posts/revenue-based-financing)。


RBFを活用することで、SaaSやD2Cをはじめとするサブスクリプション企業が将来債権を譲渡することで、「いま必要な成長資金」を確保できます。希薄化が生じず、個人保証や担保も不要なため、気軽かつスピーディーに資金調達できる手段です。


  • D2CやSaaS企業に新たな資金調達手段を提供する「Yoii Fuel」


弊社が運営するRBFプラットフォーム「Yoii Fuel」は、主にSaaS / D2C企業が利用中。22年4月に正式版をリリースし、これまで数十社のスタートアップに活用されています。


freeeをはじめとする財務データと連携するだけで、売上実績から将来発生する売上を予測。将来の売上を買い取る形で、いま必要な資金を提供しています。主に広告宣伝費やブリッジファイナンスを目的とした資金調達に活用されています。


支払い方法は「固定型」。売上の増減に関わらず毎月一定額の支払いが発生します。売上高が減少した月は、売上に対する支払いのインパクトが大きくなります。一方、売上高が増加した場合はその逆となります。そのため、毎月売上高が増加していくサブスクリプションビジネスを運営する企業や急成長中のスタートアップ等によりフィットしたサービスを目指しています(詳細はこちら:https://yoii.jp/)。



  • 創業メンバー募集中

Yoiiでは、事業開発、バックエンドエンジニア、機械学習エンジニア、データエンジニアなど、さまざまなポジションを積極的に募集しております。いま注目のFintechスタートアップで、新たな金融の仕組みを一緒につくりませんか?(求人情報:https://yoii.jp/recruit


  • スタートアップの資金調達やRBFに関するトレンドをお届け

「Yoii Newsletter」へ登録(メールアドレスのみ)いただくと、Yoii Blogの最新記事やイベント情報をお届けします。ぜひ、この機会に登録いただけますと幸いです(Yoii Newsletter:https://yoii.ck.page/04666254e2)。


  • 会社概要

会社名

株式会社Yoii

所在地

東京都渋谷区渋谷1-12-2クロスオフィス渋谷702-703

代表者

代表取締役CEO 宇野 雅晴

設立

2021年4月

資本金

307,691,850円

外部株主

One Capital、インクルージョン・ジャパン

東京大学協創プラットフォーム開発、三菱UFJ信託銀行

農林中金イノベーション投資事業有限責任組合

Plug and Play Japan、HiJoJo Partners

dLab Group Limited、その他個人投資家(順不同)

ウェブサイト


https://yoii.jp/

お問い合わせ先

contact@yoii.jp

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会社概要

株式会社Yoii

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URL
https://yoii.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-16-12 第一FMGビル
電話番号
-
代表者名
宇野雅晴
上場
未上場
資本金
14億938万円
設立
2021年04月