犬猫向け首輪型デバイス「PetVoice」が動物病院向け入院管理機能「リアルタイム波形モニタリング」を新たにリリース

株式会社PetVoice

PetVoice首輪型デバイスと入院管理専用リアルタイム波形モニタリング画面

2025年5月21日、株式会社PetVoice(本社:東京都中央区、代表取締役:深田 篤)は、動物病院向け入院管理機能「リアルタイム波形モニタリング」の提供を開始します。この新サービスは、PetVoice首輪デバイスに搭載されたモーションセンサーの波形をリアルタイムで確認することを通じて、動物病院における入院管理をサポートします。詳細は入院管理専用サイトにてご確認いただけます。

なお、本機能の解説を含めたPetVoice機能・精度・症例に関する獣医療関係者向けオンライン説明会を2025年5月29日21:00より開催予定です。ご視聴を希望される方は以下のフォームより参加申し込みをお願いします。

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【PetVoiceオンライン説明会】

  • 日程:5月29日 21:00~21:45

  • 説明者:深田 篤(PetVoice代表取締役CEO)、大城 啓吾(PetVoice取締役CTO)

  • 内容:

    • PetVoiceサービス概要

    • PetVoiceデータの計測技術について

    • PetVoiceデータの精度について

    • 入院管理機能のデモ

    • 利用症例の紹介

    • 質疑応答

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サービス詳細

入院管理機能①リアルタイム波形モニタリング機能

モーションセンサーの波形を表示。見守りカメラでは判別できない体動を確認することで入院動物の状態をリアルタイムで把握。飼い主様・病院スタッフ双方の不安払拭に活用されています。

入院管理機能②TPR管理機能(推定直腸温、安静時心拍数、安静時呼吸数)

安静時呼吸数・心拍数、推定直腸温が確認可能。PetVoiceデバイスは一次診療施設から二次診療施設、研究施設でも活用され、計測データの精度は極めて高い点が特徴です。

入院管理機能③経時変化の確認

スマートフォン・PC等から日・週・月単位でバイタルデータの経時変化の確認が可能。入院中の治療効果の確認ができ、飼い主様へ治療中の状態変化を明瞭に説明可能です。

サービス料金

初期費用20,000円〜、月額2,980円で導入可能です。一般的な生体モニターと比較して圧倒的安価であることに加えて、従来一部の動物病院で採用されてきた類似製品と比較しても圧倒的な低コストを実現しました。導入動物病院様からコストパフォーマンスの高さについても評価をいただいています。

サービスの目的や背景

入院管理機能はPetVoice代表の深田が1人の愛猫の飼い主として経験した原体験がきっかけで開発に着手しました。

愛猫の腎臓病が急激に悪化し、入院を余儀なくされ、入院中は急変と容態安定を繰り返していました。仕事柄、ICUに入ってしまうと生体モニターを外していることは知っていましたので、急変の発見に遅れてしまうのではと戦々恐々としたことが入院管理機能の開発のきっかけです。

本機能を通じて、病院スタッフの入院管理・巡回では目の行き届かない時間帯や頻度において入院動物の状態確認を実施いただき、病院スタッフ様の業務負担の軽減にも繋げていただきたいと考えています。

利用病院コメント

大塚駅前どうぶつ病院
獣医循環器学会認定医 アジア獣医内科専門医
堀 泰智先生

従来の動物病院における入院管理方法

当院では看護師が1時間に1回を基本としてTPRの計測を行なっています。しかし、実際にはいろんな診察業務をこなしながらなので、1時間に1回できないこともあるのが実態です。

夜間については、相当な重症患者様ではない限り、飼い主様に「夜中は見れません」と最初にはっきり伝え同意書にサインをいただいています。ただし、見守りカメラを設置し可能な限り夜間についても状態確認を行なっています。しかしどうしても見守りカメラでは状態確認に限界があります。

PetVoiceを活用した入院管理のメリット

動物病院で働いていて一番気になる生死確認が、従来の見守りカメラではできませんでした。PetVoiceのモーションセンサーの波形を確認することでできるようになり、生死確認が楽になったことは大きな進歩であり、メリットだと考えています。

現在は心不全で入院している呼吸状態が悪い症例に主に装着していますが、今後はオペ後の入院症例にも使っていこうと考えています。

モーションセンサーの波形を見慣れてくるとじっとしているのか立ち上がって動いているのかわかってくるようになります。

モーションセンサーの波形は最初は見慣れないものですが、見慣れるまでは一瞬でした。ActiveモードとRestモードもついているので、最初の一瞬は戸惑いますが、波形を見ながら症例を見ていると動いているか、安静にしているかわかります。自宅で波形が見れるのはとても安心ができます。

入院管理をしている中での課題

どうしてもスタッフがずっと張り付いて見ることはできません。また、生体モニターをつけてずっと波形を出すとなると侵襲性のあるデバイスか、動物を固定するかの2つしかありません。コードが絡まってしまうこともあります。

一方で、PetVoiceは首輪につけておくだけで無線で状態確認できます。加えて波形モニタリングはほぼリアルタイムで更新されますので、このデバイスの価値だと考えています。

当院では院長が自宅から寝る前や夜中に波形を確認しています。そういった病院は多いかと思います。
寝る前、夜間起きた時、朝起きた時にスマートフォンでモーションセンサーの波形を確認し、生きていることを確認できると朝急いで行かなくていいんだと思えてストレスが減りました。
モーションセンサーが見れるようなって本当に安心できるようになりました。

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会社概要

株式会社PetVoice

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URL
https://www.petvoice.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋 2-7-8 FPG LINKS KYOBASHI 4F
電話番号
-
代表者名
深田篤
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年07月