「ただの制作会社にはならない。」4期目の春野デザインが描く“次の挑戦”とは。
── SaaS開発、採用拡大、事業連携強化。リーダー育成にも踏み出す、新しい成長フェーズ
春野デザイン株式会社は、デザインとマーケティングを軸に3期で600%の成長率を遂げた福岡発のデザイン会社。法人3期目となる2024年6月〜2025年5月では、広告支援事業の拡大、新卒採用の急増、さらにはサロン業界とのPoCを通じたSaaSプロダクト開発という新たな領域にも踏み出している。
今回は、日々会社の成長を支える社内コアメンバーの一員として、代表の亀元友弥に4期目を迎える今の想いを聞いた。
代表インタビュー「3期目を振り返って」

「第3期は“地盤”をつくった1年。けれど、ここからが本当の勝負。」
── 第3期を終えて、率直にどう感じていますか?
亀元:
学びと挑戦に満ちた1年だったと思います。
広告事業の本格始動、採用の強化、チームづくりの再構築。───すべて同時に動いた感覚があります。
結果的に、売上・新規取引先数・社内体制、どれも大きく前進しました。
でも今振り返ると、これは“次のフェーズへの助走”だったなと思っていて。ようやく準備が整った、そんな印象です。
広告と制作がつながる。チーム体制の再設計が成果を生んだ
── 既存の制作・広告事業にも変化があったと聞きました。
亀元:
3期目では、新たに広告運用サービス「春野デザインアド」をリリースし、より一層広告事業部と制作事業部との連携体制を意識しました。
今では、LPと広告配信の一体提案や、動画制作とプロモーション設計など、“成果にコミットするクリエイティブ”がチーム内で自然に生まれるようになっています。
制作と運用がシームレスにつながったことで、クライアントとの距離もぐっと近くなった印象があります。
制作物の完成って「終わり」じゃなくて「はじまり」なので、作って終わりではなく作ったものを活かして事業の課題解決に繋げるところまで一気通貫で支援できる体制は自社の強みになっていると言えると思います。
採用は前年比”数十倍”に。学生・転職者からも注目が集まる
── 採用面での動きも活発になっていますよね?
亀元:
はい、2026年度の新卒採用で既に40件以上の問い合わせがあり、中途でも20〜30件を超える応募をいただいています。昨年は有料媒体に求人掲載しても数名からの応募しかなかったのですが、いまは媒体に掲載をかけていない状態でも多数の応募をいただけるようになりました。
理由としては、SNSやブログなどで、社内の雰囲気や取り組みが伝わるようになったことが大きいと思っています。またフルリモートを導入しているので全国から働き方に魅力を感じ、応募してくれている方が増えていると感じています。
「ここで働くの、楽しそう」と思ってもらえる会社であり続けたいですね。
企業や自治体と進めるリーダー育成。社外からの信頼が広がる
── 会社外からの“人材育成支援”依頼も増えているとか?
亀元:
実は3期目を通じて、企業や自治体の方から「会議の進め方」や「チームづくり」に関するご相談をいただくようになりました。
弊社のカルチャーや社内会議の様子に興味を持っていただいたことがきっかけです。
それに応える形で、研修カリキュラムを開発し、外部向けにリーダー育成支援を展開してきました。
デザイン思考、システム思考、DX、SDGs、ファシリテーションなどをテーマに、
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大手企業の社内イベント
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全国企業からの選抜リーダー向けワークショップ
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地方自治体の職員研修
といった場で、登壇やファシリテーションをさせていただいています。
受講された方からも「すぐに社内で活かせる」「対話が深まった」といった嬉しいフィードバックをいただいており、今後の事業の柱の一つに育てていきたいと考えています。
春野デザインの会議を少しご紹介
4期目の展望

サロン業界との共創で、SaaSプロダクトを開発中
── 4期目の目玉は何でしょうか?
亀元:
間違いなく、サロン業界とのPoC(概念実証)によるSaaSプロダクトの共同開発です。
自社サービスとして、美容サロンの運営・集客・顧客管理を支援するアプリケーションの開発に全国のサロンオーナーさん約20名と一緒に開発に取り組んでいます。
クライアントワークの中で気づいた業界課題に対して、現場の第一線で活躍する方々と一緒に“共創”する形で進めています。これは、私たちにとって初の共創プロダクト開発であり、単なる制作会社から脱却する第一歩でもあります。
デザインとAIの共創を発信。業界を動かす「問い」を投げかけたい
── 代表個人としての活動も多方面で広がっていると伺いました。
亀元:
ありがとうございます。
春野デザインとは別にAI関連のデザインプロジェクトにも携わっていて、最近では「デザイナー vs AI」というクリエイティブ対決イベントにも“AI側のプレイヤー”として登壇させていただきました。
これは、プロのデザイナー3名と私(AIツールを駆使する人間)が同じ課題に挑戦するという企画で、
「AIがどこまでクリエイティブの役割を担えるのか?」という問いを実践を通じて探るものです。
その発信が思いのほか反響を呼び、「デザインとAIの共創ってこういうことか」と多くの反響をいただきました。
亀元:
今後もAIと人間の協働による“新しいデザイナーのあり方”を探求し、発信し続けたいと思っています。
生成AIやオートメーションが進む中で、「人間にしかできないデザインとは何か」「AIとどう補完し合うか」を社会全体に問い続けていきたい。
春野デザインとしても、AIを業務効率化の道具としてだけでなく、創造のパートナーとして活用する文化を根付かせていきたいと考えています。
この「デザイン×AI」というテーマでも、業界に向けて認知を取れる存在になっていきたいです。

「事業と人」を同時に育てる。春野デザインの未来のかたち
── 4期目を、どう位置づけていますか?
亀元:
「事業成長」と「人づくり」を両輪で進めるフェーズですね。
SaaSプロダクトや広告体制の強化など、外に向けた挑戦は当然やっていきますが、それを支えるのはやっぱり“人”なので、社内外問わず、育成に本気で取り組むのが4期目の要です。
チームを信じて、任せて、成長してもらう。
その積み重ねが、春野デザインの未来をつくると思っています。
よりチームの力を強固にするために、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の再策定などCIの変化も視野にいれた1年にしたいと考えています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします
亀元:
春野デザインは、これからも進化を続けていきます。
デザインやマーケティングの枠を超えて、事業にも、教育にも、人にも、深く関わっていける存在を目指して。
「一緒に何かしたい」「この会社気になる」と思っていただけたら、ぜひ気軽に声をかけてください。
まだまだ伸びしろしかない会社なので、一緒に未来を面白くしていけたら嬉しいです!
・・・
編集あとがき(社内チームより)
3期を通して、事業・組織・社外の関係性まで大きく進化した春野デザイン。
「伝える会社」から、「成果にコミットする会社」へ。
そしてこれから、「人と未来を育てる会社」へ。
4期目の歩みにも、ぜひご注目ください。
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