高山市が「第4回脱炭素先行地域」に岐阜県下で初めて選定されました
~一般社団法人CoIU設立基金が共同提案者として参画~
2023年11月14日
一般社団法人 CoIU設立基金
高山市が「第4回脱炭素先行地域」に岐阜県下で初めて選定されました
~一般社団法人CoIU設立基金が共同提案者として参画~
一般社団法人 CoIU設立基金(代表理事・井上博成:以下、当基金)は、環境省が募集した「第4回脱炭素先行地域」に、高山市および、他14社と共に共同提案者として参画いたしました。高山市からの提案は、地域の特性を鑑み小水力発電を活かした課題解決モデルで、「日本一の面積を有する高山市のゼロカーボンへの挑戦」という位置づけです。
今回の応募は、62の地方公共団体から54件の計画提案の提出があった中で、12件が選定されました。なお岐阜県下では、初めての選定となり、上限50億円、2/3の補助事業となります。
<参考>第4回脱炭素先行地域選定結果(環境省)
https://www.env.go.jp/press/press_02388.html
当基金は、この取り組みの中で、普及啓発事業のウェルビーイング調査の実施と分析を行ってまいります。また開学後は、他の取組も併せ、大学の研究や学びの実学として先行地域の取り組みを活用することで、脱炭素施策の人材(担い手)育成を行っていく予定です。
11/14高山市役所にて
※以下参加者:左から奥飛観光開発(株)代表取締役社長 宮川学様、高山市長田中明様、中部地方環境事務所長 小森繁様、一般社団法人CoIU設立基金 代表理事井上博成 、中部電力パワーグリッド(株)高山支社長山田倫章様
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【一般社団法人 CoIU設立基金について】
岐阜県飛騨市に2026年開学予定の4年制大学Co-innovation University(仮称)の設立を目的に、以下の事業を行っております。Co-innovation University(仮称)は共創学という学問体系で飛騨市をメインキャンパスとしながら、全国15地域にサテライトキャンパスを設置予定です。(2023年11月現在)https://coiu.jp/
・大学設立のための資金の確保
・大学設立のための基金の運用事業
・教育に関する各種イベントの企画及び実施
・前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業
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【脱炭素先行地域(環境省)について】
脱炭素先行地域とは、地域の再生可能エネルギーを最大限に活用して、2030年までに民生部門の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門等その他の温室効果ガス排出削減についても国の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域です。2025年度までに少なくとも100か所を選定することが予定されています。
【脱炭素先行地域の概要】
二酸化炭素削減(脱炭素)モデルの先進的な事例として、2025年までに国内で少なくとも100箇所の自治体(共同提案者との事業)
<参考>脱炭素先行地域-脱酸素地域づくり支援サイト(環境省)
https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/preceding-region/
【高山市の提案内容について(第4回脱炭素先行地域)】
PowerPoint プレゼンテーション (env.go.jp)
◆タイトル
高山市:自然エネルギーの利用による地域課題解決モデル
~日本一の面積を有する高山市のゼロカーボンへの挑戦~
◆取り組みの全体像
小水力発電所の整備が予定されている小水力発電立地町内会のエリアにおいて、地域住民に予め維持管理や共同出資などの地域参画や地域貢献手法を発電 事業者から提示して合意形成を図り、地域資源を活用した地域協働型小水力発電を整備する飛騨高山モデルを更に推進するとともに、事業で得られた収益の一 部を地域におけるまちづくりの取組などの原資とすることにより、地域サービスとして還元。地域新電力「飛騨高山電力株式会社」が、小水力・木質バイオマス発電に よる電力を各エリアへ供給することで、再エネの地産地消と地域経済循環の実現を目指す。
◆共同提案者 : 阿多粕小水力発電株式会社、旗鉾小水力発電株式会社、飛騨高山小水力発電株式会社、阿多野郷・野麦小水力発電株式会社、井 上小水力発電株式会社、塩屋小水力発電株式会社、上青屋小水力発電株式会社、久手観光開発株式会社、濃飛乗合自動車株式会 社、奥飛観光開発株式会社、名古屋鉄道株式会社、飛騨高山電力株式会社、中部電力パワーグリッド株式会社高山支社、一般社団法 人CoIU設立基金、株式会社井上工務店
以上
<本件に関するお問い合わせ先>
一般社団法人CoIU設立基金 事務局: 辻田、岡本
Mail: all@u-hida-kikin.jp
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