【竣工】山九(株)九州ビル新築工事
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、このたび、山九株式会社(代表取締役社長:中村公大、本社:東京都中央区)より受注した「山九(株)九州ビル新築工事」(以下「本施設」)を竣工し、同社に引渡しました。
本施設は、当社が設計・施工一式を担当したオフィスビルで、日本家屋の知恵でもある水平大庇を各階に配置してリズム感のある印象的な外観デザインとし、眺望を確保しつつ寒暖の差が少ない快適な職場環境を実現しています。また、車寄せからエントランスホール、大会議室兼食堂などの内装には、大理石調と木目調の色彩を取り入れ、重厚感と温かみを併せ持つ空間を作り出しています。
省エネ面では、大庇により日射を軽減することに加え窓ガラスに高遮熱断熱のLow-E複層ガラス※1を採用し、空調室外機を各階の設備バルコニーに分散設置して熱搬送エネルギーロスを最小化する等、空調の省エネ化を図っています。
機能面では、レイアウト自由度を担保する柱のない執務空間を実現しているほか、地震に強い制振ブレース「アンボンドブレース®」※2の採用と非常用発電機の屋上設置によるBCP対策強化も考慮した設計としています。
当社は、今後とも鋼構造エンジニアリング力と鉄の知見を活かし、サステナブルな社会・産業基盤づくりに貢献してまいります。
※1:ガラスの表面に特殊な金属膜をコーティングして放射(Emissivity)を低く抑える複層ガラスです。
※2:芯材となる中心鋼材(鋼鈑)とモルタルの間に特殊な緩衝材(アンボンド材)を用いた座屈拘束ブレースです。詳細は下記URLにてご確認ください。
https://www.eng.nipponsteel.com/steelstructures/product/base_isolation/unbondedbrace/
「九州ビル新築工事」概要
省エネ面では、大庇により日射を軽減することに加え窓ガラスに高遮熱断熱のLow-E複層ガラス※1を採用し、空調室外機を各階の設備バルコニーに分散設置して熱搬送エネルギーロスを最小化する等、空調の省エネ化を図っています。
機能面では、レイアウト自由度を担保する柱のない執務空間を実現しているほか、地震に強い制振ブレース「アンボンドブレース®」※2の採用と非常用発電機の屋上設置によるBCP対策強化も考慮した設計としています。
当社は、今後とも鋼構造エンジニアリング力と鉄の知見を活かし、サステナブルな社会・産業基盤づくりに貢献してまいります。
※1:ガラスの表面に特殊な金属膜をコーティングして放射(Emissivity)を低く抑える複層ガラスです。
※2:芯材となる中心鋼材(鋼鈑)とモルタルの間に特殊な緩衝材(アンボンド材)を用いた座屈拘束ブレースです。詳細は下記URLにてご確認ください。
https://www.eng.nipponsteel.com/steelstructures/product/base_isolation/unbondedbrace/
「九州ビル新築工事」概要
所在地 | 福岡県北九州市戸畑区中原先の浜46-51 |
構造 | 鉄骨造(地上6階建、制振構造) |
延床面積 | 約8,738㎡(約2,643坪) |
鋼材重量 | 約1,650㌧ |
竣工 | 2022年2月28日 |
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