アウトクリプト、ポップコーンザー・ジャパンと「人とくるまのテクノロジー展2023」に共同出展
~SDVの高度化に向けたサイバーセキュリティ戦略と車載ソフトウェア開発基盤を紹介~
SDV開発の加速化により、ソフトウェアとコネクテッド技術の重要度がますます高まっている中で、今回は自動車サイバーセキュリティ分野に強みを持つアウトクリプトと、スタートアップ企業としては世界初でAUTOSAR標準技術を保有しているポップコーンザーが共同出展し、SDVの高度化及び実用化に向けたサイバーセキュリティソリューションとAUTOSAR基盤を活用したSWアーキテクチャを展示します。
ブースでは、アウトクリプトのサイバーセキュリティ技術とポップコーンザーのAdaptive AUTOSAR(R20-11)を適用したADAS/自動運転の開発、テスト、評価シナリオの提供をデジタルツイン上でシミュレーションするコラボデモも行う予定です。
「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」展示会概要
【リアル展示会】
会期:2023年 5月24日(水)~5月26日(金)
会場:パシフィコ横浜
開催時間:10:00~18:00(最終日は17:00まで)
参加方法:参加無料(事前登録制)
ブース番号:240
事前登録URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/registinfo/
【オンライン展示会】
会期:2023年5月17日(水)~6月7日(水)
会場:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/
■アウトクリプト x ポップコーンザー出展内容について
1.UNECE WP29法規対応コンサルティングサービス
アウトクリプトでは、自動車サイバーセキュリティ認証に関わるCSMS構築及び車両型式認証の取得を支援する包括的なコンサルティングサービスを紹介します。顧客がWP29 UN-R155及び具体的な参照標準となるISO/SAE 21434規格を理解し、顧客の状況分析の上でガイドラインに合わせた形でサイバーセキュリティ体制を構築できるように、自動車サイバーセキュリティシステムのご提案から導入までを支援します。当社のコンサルティングは、脅威分析とリスク評価(TARA)をはじめ、テスティング(脆弱性スキャン・ファジングテスト・ペネトレーションテスト)、エンジニアリング、緩和対策(AutoCrypt IVS)まで車両ライフサイクル全体をカバーし、既存のプロセスの見直しと新たな対策の導入を支援することで、より安全な自動車セキュリティ体制を実装できる実践的なアプローチを提供します。
2.In-Vehicle Systemセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」
「AutoCrypt IVS」は、SDVの安全な車載アーキテクチャを実現する、当社のIn-Vehicle System向けセキュリティ対策の総称です。CAN、CAN-FD、Ethernetなど車載通信プロトコルにおける侵入検知・防御システム(IDPS)、ECUセキュリティ、サイバー攻撃の検出と分析及び早期対応を可能にするvSOC構築まで一元的に支援する、「AutoCrypt IVS」と車載SoC上に信頼実行環境を実装できる「AutoCrypt IVS-TEE」で構成され、車載システムの各段階で必要とされるサイバーセキュリティ対策を体系化して提供します。セキュリティの導入から運用まで一元的な支援を実現する総合的なソリューションであり、また、顧客の状況に応じて最適な形で提供することも可能です。
3.デジタルツインにおけるAdaptive AUTOSARとサイバーセキュリティを適用したADAS / 自動運転の開発、テスト、評価シナリオの提供
今回の展示では、Adaptive AUTOSAR(R20-11)標準に基づく次世代自動車SWアーキテクチャに準拠し、強力なサイバーセキュリティ機能による自動運転システムの信頼性と安全性を最優先に適用したデジタルツイン技術をベースにした最先端のADAS/自動運転の開発、テスト、評価ソリューションを紹介します。自動運転の核心機能とセキュリティ機能を自動車システムの安全性を考慮してアダプティブアプリケーションとして開発した後、実際の道路環境と同じ環境(センサーや車両モデルなど)、多様で複雑な状況をシナリオとして構成した精巧なシミュレーションを通じて事前に検証できる次世代ソリューションを体験することができます。
4.1つのAdaptive ApplicationソースコードでLinuxとQNX 7.1の機能と性能検証が可能な開発環境
現在、グローバル自動車メーカーは、自動運転技術に関連して、向上したリアルタイム処理、優れた安全性とセキュリティの高いOTA適用能力、自動運転システムの拡張性などの課題を満たすことができるQNX 7.1を積極的に採用しています。この動きに伴い、従来のPOSIX系OSのみをサポートしていたAdaptive AUTOSARも、QNX 7.1ベースのAdaptive Application開発が必要になりました。ポップコーンザーは、Linuxで事前に検証したAdaptive Applicationソースコードを再コンパイルなしでそのまま再利用し、QNX 7.1での性能と機能検証を行うことができる開発環境と仮想ECUを提供します。これにより、ユーザーは開発および検証に要する時間とコストを削減し、業務効率を向上させることができます。
■アウトクリプト株式会社について
アウトクリプト株式会社は、次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けています。自動運転セキュリティ分野では車載システム向けセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」、 自動車及び交通インフラのためのセキュリティ通信ソリューション「AutoCrypt V2X」を提供し、WP29及びISO/SAE 21434、IEEE 1609.2 最新規格対応を支援します。また、モビリティ分野ではフリートマネジメントシステム(FMS)及びモビリティサービスプラットフォームを提供するなど、自動車における全領域をカバーする様々なビジネスを展開します。2019年、世界最大自動車技術カンファレンス主催「TU-Automotive Awards」最優秀自動運転サイバーセキュリティ製品/サービス部門で受賞した他、2021年フォーブス・アジア注目の100社、2022年「CyberSecurity Breakthrough Awards」今年の自動車サイバーセキュリティ賞、「AutoTech Breakthrough Awards」最優秀ライドヘイリング・イノベーション賞を受賞するなど、当社の技術力は世界的にも高い評価を受けています。
お問い合わせ:@japan@autocrypt.io
■株式会社ポップコーンザー・ジャパンについて
株式会社ポップコーンザー・ジャパンは、グローバルスタンダードプラットフォームであるAdaptive AUTOSARを基盤としたツールチェーンおよびSDKを販売しています。単にソリューションの販売だけでなく、数年間のAdaptive AUTOSAR協会のDevelopment Partnerとして標準化活動の経験をもとに、お客様の要求事項を完全に分析し、適切なコンサルティングを通じてお客様が最適な成果と目標を達成できるようサポートしています。主に日本と韓国のOEMおよび多数のサプライヤーの先行開発プロジェクトを実施しており、アメリカやヨーロッパなどのグローバルな自動車拠点での事業展開も活発に進めています。また、Adaptive AUTOSARの専門人材育成のためのコンサルティングや教育も長年にわたり実施してきました。特に、現在の自動運転自動車産業のキーワードであるQNX 7.1、ROS2などのグローバル自動車メーカーの必須要件に、当社が持つAdaptive AUTOSARの技術ノウハウを連携した様々なビジネスを展開しています。
URL:https://autosar.io/main/home
お問い合わせ : sales@popcornsar.com
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