コダシップは, EUが資金を提供するDAREプロジェクト向けのハイエンドRISC-Vプロセッサの設計を担当

ヨーロッパのRISC-Vリーダーが, 2億4000万ユーロのイニシアティブにカスタマイズ可能な汎用プロセッサを提供

2025年3月6日, ドイツ, ミュンヘン - ヨーロッパのRISC-Vリーダーであるコダシップは, 欧州の大規模なスーパー コンピューティング プロジェクト「ヨーロッパにおけるRISC-Vによるデジタル自律性: Digital Autonomy with RISC-V in Europe (DARE)」で, 汎用ハイエンド プロセッサの開発パートナーとして選ばれたことを発表

DAREは, 欧州で設計・開発された高性能でエネルギー効率の高いRISC-Vベースのプロセッサとアクセラレータを搭載したスーパー コンピューティングのコンピュート スタックを構築する. 欧州連合(EU)は, まず最初の3年間のプログラム フェーズに2億4000万ユーロの資金提供を約束. 選ばれたパートナーは, ハードウェア/ソフトウェアの共同設計を活用して, 競争力のあるパフォーマンスと効率性を達成する.

このプロジェクトの資金を受け, コダシップは, 様々なHPCクラスのアプリケーション向けに構成・カスタマイズ可能なRISC-Vベースの汎用プロセッサ(GPP)を設計する. コダシップは, 欧州を拠点とする開発チームと革新的なカスタムコンピュートアプローチを兼ね備えており, このプロジェクト向けの GPP を提供するのに独自の適性を備えています.

コダシップの製品ポートフォリオは現在, 32ビットの低電力組み込み向けから, 高度なメモリ保護テクノロジ CHERI などの安全性とセキュリティ機能を備えた 64 ビットのアプリケーション コア ファミリまで多岐にわたっています. コダシップは, 高度に自動化されたプロセッサ設計ツールセットCodasip Studioにより, ハードウェア/ソフトウェアの協調最適化とアプリケーション固有のカスタマイズのための幅広い可能性を提供しています. DARE プロジェクトを通じて, コダシップは AI, ビッグ データ処理, スーパーコンピューティングなどのハイエンド アプリケーション向けの製品ポートフォリオを完成させます.

 

コダシップの創設者兼CIO(最高イノベーション責任者)であるKarel Masarikは, 次のように述べています: 「当社の提供するカスタム コンピューティングの開発効率は, 従来の非効率なアプローチと比べて, より少ないリソースでより多くことを実行できることを意味します. 当社は, 欧州連合(EU)が資金を提供する史上最大のチップ開発プロジェクトに参加できることをうれしく思います. EUは, 欧州の半導体産業を強化する上で, 当社の技術の価値を高く評価してくれています. DAREやその他のプロジェクトを通じて, 私たちはまた, 非常に高度な新技術で私たちと協力している企業のヨーロッパのネットワーク

共に歩むことができます.

Digital Autonomy with RISC-V in Europe (DARE)は, 助成契約番号 101202459 に基づき, 欧州高性能コンピューティング共同事業(European High-Performance Computing Joint Undertaking)から資金提供を受けています.

コダシップについて

コダシップは, システム・オン・チップ開発者が製品を差別化して競争力を高めることを可能にするプロセッサ技術企業です. ユーザーは, コダシップのカスタム コンピュート製品を通じて, オープンなRISC-V ISAが持つ変革の可能性を各々の方法で活用することができます. プロセッサ設計自動化ツールCodasip Studioと, 簡単にカスタマイズできるプロセッサIPシリーズの組み合わせは, 完全なオープンアーキテクチャ ライセンス モデルとなります. コダシップはヨーロッパが拠点であることを誇りとし, 世界中にサービスを提供し, すでに数十億台のデバイスが コダシップのテクノロジによって実現されています. 詳細はhttps://codasip.com/jp/をご覧ください.

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Tora Fridholm, マーケティング コミュニケーション マネージャー

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