渋谷駅前へのアート作品公開・全長30mに及ぶ駅中広告ジャック。アートプロジェクト「YOU FEEL」待望のエキシビジョンがスタート!【KAZUSA MATUSYAMA、三澤亮介、新埜康平、尾潟糧天】
渋谷駅前エリア一帯に8点のアート作品を公開。公開作品原画に新作発表を含む4名の作家によるグループエキシビジョンが4月1日-7日に開催。会場は渋谷elephant STUDIO。
「アートプロジェクトデザイン&クリエイティブスタジオ」株式会社Embedded Blue(本社:東京都品川区 / 代表取締役 片岡奨 / 以下Embedded Blue)が企画する都市型アートプロジェクト「YOU FEEL」が本格公開、渋谷駅前、駅中、エキシビジョンに同時展開となりました。
社会とアートの関わりをコンセプトを持つ本企画は、都市空間内で複合展開するアートとその空間のあり方について考える機会になることを目指しています。
本プロジェクトは、公共空間というメディアを通じて、社会とアートの繋がりを眺めることが設計に含まれています。その繋がりとは、アートがそこにあることによって変わりうる全ての物事を指します。
公共空間を起点に作品が公開される本プロジェクトにおいて当該エリアの社会課題として挙げられるの落書き問題や、通行する人々の振る舞いの変化、また、作品に対峙したあなたの中に生まれる情動もその一部です。
一つ言えるのはどちらも一部であり、切り離すことはできない事柄です。
だからこそ、私たちはそれら全ての営みを飲み込んだ 「街」という存在と対峙し、感覚や感性をもって、訴えや問いと向き合う姿勢を崩さずいようと考えています。
一連の企画の展開によって繋がるものや、変わるもの、それらを眺めるかのようにありのまま受け入れること自体、この時代を生きる私たちにとって重要な主題です。
(Embedded Blue Inc. 代表/プロデューサー 片岡奨)
プロジェクトの全貌と展開をご紹介します。
プロジェクトの展開
3/25 渋谷駅前エリアに作品公開。
渋谷の街を背景に「時代やカルチャー」「デジタルとアナログ」といった領域を自在に横断し、アップデートしていく4名のアーティストが作品を提供した。
8点のアート作品は渋谷駅ハチ公口からマークシティ方面に向かう一帯に展開中。
本企画は、渋⾕駅前エリアマネジメントが渋⾕駅前の公共空間を舞台に実施するアーティスト公募プラットフォーム「TYPELESS」の一環として実施されるものです。
4/1-7 渋谷駅構内に全長30mの壁面に作品とプロジェクト告知を実施。
アートプロジェクトとして前例のない駅構内でのビジュアル展開。往来する人が作品やアーティスト、プロジェクトを知るきっかけとなる。*『駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
エキシビジョン「YOU FEEL」
4/1-7 プロジェクト作家4名によるグループ展を開催。
渋谷駅に公開される作品原画の展示販売に加え、新作も公開。尾潟糧天による公開制作や新埜康平によるアーティストトークなどのイベントも開催される。作品購入申し込みについてはこちらからご覧いただけます。
エキシビジョン内でのイベントなどは以下の通り。
アーティストイベント
特別トークセッション
YOU FEEL開催に伴い、テーマとなる社会とアートの繋がりや、近年、注目されるアートと企業の関わりについて有識者と実践者が登壇するトークセッションを開催いたします。
*ご好評につき満席となりました。
参加アーティスト
KAZUSA MATSUYAMA
1992年生まれ東京出身。
表情の歪みや抽象的な描写によって、表面的な喜怒哀楽だけではなく本質に潜む美しさを追求する「Anonymous Portraits」(匿名性のある肖像画)シリーズを描く。一つひとつの作品から観る人によって違う感じ方や捉え方、想像の余地を残す描写で表現している。
近年では日本、米国、韓国、台湾での個展開催・アートフェアへの参加に加え、Rolls Royceイベントへの作品提供など、活動の幅を広げつつ、国内外を問わず活躍している。
三澤亮介(みさわりょうすけ)
1992年生まれ。立教大学映像身体学科卒業。美術家。メディアパラドックスという独自の手法を提唱し、アナログ-デジタル、写真/画像データ-絵画を制作の中で横断する。捉えられない時間の経過と人間の実体性を絵画のフォーマットの中で可視化し、自身の経験を投影したヴィジュアル構成を提示することで、固定概念の更新に挑む。作品によって現代に生きる自身の極めてパーソナルな感情や経験と、先人との記憶や時代をクロスオーバーし、普遍的な価値をスタディする機会としている。
主な展示に「Tracing the night」(333 gallery,台湾,2023) 「NOH」(HOFA gallery,ギリシャ,2023)「Project the Process」(IRRITUM gallery,NY,2023)など。
新埜康平(あらのこうへい)
東京生まれ。東京を拠点に活動し、展覧会などを中心に参加している。
ストリートカルチャーや映画の影響を受け、仮名の人物や情景、日々の生活に根差した等身大のイメージをモチーフに制作。余白やタギング(文字)の画面構成等、様々な絵画的要素を取り入れ、日本画×ストリートをテーマに制作。Independent Tokyo 2023 小山登美夫 賞。2023年 metasequoia 2023 笹貫 淳子賞。第1回 Idemitsu Art Award(旧シェル美術賞)。入選 第39回 上野の森美術館大賞展 入選。第56回 神奈川県美術展 入選。
尾潟糧天(おがたりょうてん)
1994年生まれ。北海道出身。
2021年から現代画家として活動を始める。北海道の自然豊かな環境で育った経験にヒントを見出し、主に海をモチーフにした作品を制作している。絵画作品を軸としつつ、自然とテクノロジーをクロスさせたデジタル作品や身体的なパフォーマンス作品など、様々なメディアを横断しながらパラレルに自然を描き出している。2022年にはShibuya Fashion Week 2022 Springに出展。主な個展に、LIFFT Concept Shop (東京)個展「鯨寄る浦、虎伏す野辺」、2023.3 MA5 Gallery(東京) 個展 「PHYSIS」、2023.11 YOKOHAMA BAYSIDE WAREHOUSE (横浜)個展 「Surges」など。そのほか、Clio Art Fair New York(ニューヨーク) 出展。
スケジュール・会期情報
会期:4月1日(月)〜4月7日(日)
時間:12:00-22:00
会場:elephant STUDIO
住所:東京都渋谷区渋谷2-7-4
お問い合わせ:info@embeddedblue.com
プロジェクトサイト:https://youfeel-artproject.com/
写真:Ryota Hashimoto
Embedded Blue Inc.
アートと社会を繋ぐプロジェクトデザインを得意とし、アーティスト支援・企業の文化芸術活動支援や、パブリック空間でのアートプロジェクト企画を中心に事業を展開。
IT・金融業界を経験したビジネスサイドと、多様なスキルと創造性を有するクリエーターから構成されるチームで、アーティストと共創していく独自のスタイルでクリエーションから事業開発まで幅広く手がける。
事業内容
・アーティストマネジメントサポート
・アートプロジェクト企画(企業の文化芸術活動支援事業・アートを通じた街づくり事業)
公式ホームページ:https://www.embeddedblue.com/
公式インスタグラム: https://www.instagram.com/embedded_blue_inc/
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