建設部材の最適な調達を実現する「BALLAS」、正式リリースより2年 建設部材の納品点数3,500点突破
~ 2周年記念「作図 半自動生成」無料チェック キャンペーンを実施 ~
株式会社BALLAS (代表取締役:木村将之、本社:東京都中央区、以下「BALLAS」) が提供する建設部材調達システム「BALLAS」を通じた製作金物の納品点数が3,500点を突破したことを報告いたします。
BALLAS は、建設工事会社様が建設物の一部として使用する部材の設計から供給までをスコープとするクラウドサービスです。特に業界用語で「製作金物」と呼ばれる特注の金属部材に強みを持ち、ファブレスメーカーとして喫緊の業界課題であるサプライチェーンの最適化に取り組んでいます。正式リリースから約2年、月平均成長率31.3%でご注文数が増加しています。
■建設サプライチェーン課題の深刻化と建設業界を支える暗黙知
・業界構造が抱える課題
・地域建設業が抱えるサプライチェーン課題の深刻化
・建設部材サプライチェーンが抱える課題~「図面バラシ」という暗黙知~
●業界構造が抱える課題
業界プレイヤーの多重構造が示すように、建設業界は各工程の業務が属人化するだけでなく、サイロ化しています。構造的に情報が分断されやすいことで、取引におけるコミュニケーションに甚大な労力が掛かっています。
これまでは情報の連携に不足があったとしても、腕利きの職人さんの経験値と知見により、施工現場でカバーすることができていました。しかし、他業界と比べても深刻な少子高齢化による人手不足によって、既存のやり方では成立しない状況が出てきています。
●地域建設業が抱えるサプライチェーン課題の深刻化
建設業はこれまで、各地域ごとでサプライチェーンが完結することが多くありました。
しかし、少子高齢化に伴う人手不足だけでなく、製作を請け負う町工場の事業承継問題など従来の産業構造に歪みが生じはじめています。また、2024年問題に代表される時間外労働規制の適用開始や、原材料価格の変動など、建設業界を取り巻く環境も大きく変わりつつあり、10年後にはより一層課題が深刻化する外部環境に陥っています。
昨今では大型建設工事の遅延などのニュースが増加していますが、従来通りの局所的な業務改善へのアプローチだけでなく、サプライチェーン全体を最適化する取り組みが必要となっています。
●建設部材サプライチェーンが抱える課題 ~「図面バラシ」という暗黙知~
建設業界の部材製作工程には、特有の「図面バラシ」という設計工程があります。
図面バラシとは、建設工事会社と製作工場とで製作する部材の仕様確認を行い、詳細図面を作成する工程です。建設現場では一品一様の部材が用いられることが多く、この「図面バラシ」は多くの現場で都度発生する工程です。一方で、暗黙知が多く、発注者である建設工事会社と受注者である製作工場間の情報の非対称性による取引コストの解消が喫緊の課題といえます。
◆「図面バラシ」という工程による暗黙知
①図面を介したコミュニケーションコスト
ものづくり業界の一つである製造業では、部品調達における作図は発注者が行います。一方、同じものづくり業界にも関わらず、建設業では受注会社である製作工場が作図を行うこともあります。つまり、工程ごとに必要な図面を、後工程の受注者が作成しているのです。これは建設業の情報フローが下流にいくほど具体化し、作図に必要な情報の粒度が細かくなる背景があります。
両者の間で取り扱う図面や業務レベルで必要な知見が異なっており、部材作図に熟練性を要します。また、コミュニケーションだけでは補完しきれなかった複数の部材が干渉する「納まり」については、職人さんが高度な技術でカバーしている実態があります。
②製作工場ネットワークの拡張性
本来、一品一様の建設業では、複数の工場で各々得意な製作を行うことが最善ではありますが、熟練性を要する「図面バラシ」が生じることで、受注できる工場が限定的で固定化、多重構造化する傾向があります。しかし、町工場の廃業や、高度技術を有する職人さんの高齢化に伴うリタイアなど、これまで出来ていた部材製作が行えなくなる事態が生じ始めています。「図面バラシ」という暗黙知を、「データ化」→「標準化」→「半自動/自動生成」することで持続可能な地域建設業に向けた環境整備が必要となっています。
■建設部材の最適な調達を実現するシステム「BALLAS」について
BALLAS は、建設工事会社様が建設物の一部として使用する建設部材の設計から供給までをスコープとするクラウドサービスです。一品一様の製作金物の部材設計をモジュール化することで、マス・プロダクションの生産性と、カスタマイズの創造性を両立させる「マス・カスタマイゼーション」を実現しています。結果的にBALLASへ発注することで、図面バラシを不要とし、品質を担保しながら調達・取引に関わるコストを削減することができます。
●BALLASの特徴
●BALLASによる業界構造の変化
BALLASが図面バラシを不要とすることで、製作工場が固定化する制約が無くなり、製作工場ネットワークが拡張します。素材、加工仕様に合わせて適切なパートナー工場を選定し、品質の向上とともに納期短縮を実現します。これによりパートナー工場は自社の得意な領域に集中して事業拡大することが可能になり、事業承継や原材料価格の変動に対する一つの解決策となります。BALLASへの発注データから需給予測を最適化するとともに、供給体制を強化し、緊急要請などを含めた安定的な部材供給を実現しています。
●利用実績
ユーザー様からは主に下記3点をご評価いただいています。
・最適な品質、価格、納期で確実に部材が届く
・建設工事現場でスマートフォンから、複数の部材を一括発注できる
・発注内容をチームでリアルタイムに確認できる
●BALLASへの注文方法
BALLAS サービス詳細サイト:
◾︎【期間限定】「作図 半自動生成」無料チェックキャンペーン
サービス提供開始2周年を記念して、期間限定にて「作図半自動生成」無料チェックキャンペーンを実施いたします。対象期間中に、指定フォームより無料チェック診断をお申込みいただきますと、キャンペーン参加特典としてAmazonギフトカードを進呈させていただきます。キャンペーン適用条件、特典等詳細につきましては下記画像よりご確認ください。
サービス提供開始2年記念 「作図半自動生成」無料チェックキャンペーン参加申込フォーム
https://business.ballas.biz/campaign202409-form
◾︎「製作金物調達サービス Powerd by BALLAS」ミニセミナー登壇のお知らせ
JAPAN BUILD OSAKA「第4回 建設DX展 大阪」に出展される株式会社MCデータプラス様のご出展ブース内にて株式会社BALLASの社員による製作金物調達サービス Powered by BALLASのミニセミナーを実施させていただきます。ご活用事例などのご紹介も可能ですので、是非お気軽にお立ち寄りください。
・日時:
2024年9月11日(水)・12日(木)・13日(金)(3日間)
10:00~17:00
・会場:
インテックス大阪6ホール A
〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5−102
・ブース番号:
15-32
株式会社MCデータプラス様ブースに営業担当がおりますので、お気軽にお声がけください。
・プレゼンテーション時間(予定)
「製作金物調達サービス Powerd by BALLAS」ご紹介プレゼンテーション
2024年9月11日(水) 11:20~/15:00~
2024年9月12日(木) 11:20~/15:00~
2024年9月13日(金) 11:20~/15:00~
※当日の運営状況により、ミニセミナーの開始時間が前後する可能性がございます。
製作金物調達サービス Powered by BALLAS サービス詳細サイト:
https://www.kensetsu-site.com/lp/ironware/
※BALLASが実施する「作図半自動生成 無料チェックキャンペーン」の適用はございません。
・入場方法
展示会主催者指定フォームよりお申込みください
■ 株式会社BALLASについて
「建設業を最適化し、人々を幸せに。」をミッションに掲げ、建設部材の調達サービスを展開しています。建設業特化のプラットフォーマ―として、人手不足による産業構造の歪みに対し、持続的に最適な調達ができるサプライチェーン構築に取り組んでおります。設計機能を起点としたデータ蓄積・利活用のアプローチで、生産・調達プロセスを最適化し、建設工事会社様は「施工・工事業務に」、製作工場様は「製作業務に」集中できる仕組みを実現しています。
商号:株式会社BALLAS
代表者:代表取締役 木村将之
所在地:東京都中央区銀座一丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス2階
事業開始日:2022年2月1日
事業内容:建設部材の調達サービス
資本金:100,000,000円
東京オフィス:東京都千代田区神田須田町2-1-1 MA SQUARE AKIHABARA 5階
大阪オフィス:大阪府大阪市中央区平野町3-1-6 BizMiiX Yodoyabashi 3階
■ 報道・お問合わせ先
本件お知らせに関するお問い合わせ
株式会社BALLAS コーポレート本部 広報PR担当
MAIL:pr@ballasx.com
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