シンプルフォーム「SimpleCheck」をインフキュリオンの請求書支払いプラットフォーム「Winvoice（ウィンボイス）」に提供

最小の情報から大量・高度・高速な審査を実現

シンプルフォーム株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役 田代翔太）は株式会社インフキュリオン（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：丸山弘毅）が運営・提供する請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」に、法人調査プロセスを自動化するクラウド型ソフトウェア「SimpleCheck」を提供したことを発表します。

インフキュリオンは、2023年10月より、請求書のカード決済を組み込む請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」を提供しています。今回、「Winvoice」の利用企業や取引内容の確認において「SimpleCheck」を活用することにより、企業の実体性やリスク情報を迅速に把握できるほか、取引における不正の有無を的確に検知することで、安心・安全な決済環境の構築を実現します。

導入の背景、導入により実現できることと今後の展開

「Winvoice」は国際的カードブランドが提供する新たな法人決済スキームに準拠しています。このスキームは、カード決済を行いたい買い手と、カード決済を導入していない売り手の間に、仲介者を置くことでカード決済を可能とするものです。法人間における新たな決済手段となるとともに、法人カードの普及を推進させる役割が期待されています。

一方、当プラットフォームユーザーの決済相手からは直接申告情報が得られないなど当該スキーム特有の事情を考慮しながら、安全な決済環境を構築する手段をインフキュリオンは検討していました。

こうした中、「SimpleCheck」が、最小の情報から大量・高度・高速な審査を実現できるものとして評価いただき、導入に至りました。新たなBtoB決済領域に最適な審査体制の構築に向け、審査業務フローの策定や、システムによる一部業務の自動化のご提案など、引き続きご支援をしてまいります。

事業スケーリングに対応したオペレーション構築に向け、審査領域の高度化・効率化に挑む

企業間取引におけるデジタル化が加速する中、BtoBの決済領域においてもキャッシュレス化が進展しています。デジタルを前提とした事業の推進にあたり、事業のスケーリングに対応可能な拡張性あるオペレーション構築は大きな課題の一つです。

また、デジタルシフトによって物理的なタッチポイントが減少し、取引相手の実体性を把握する難易度は上がっています。こうした中で、企業はビジネス機会の拡大と、コンプライアンスを高い水準で両立することが求められています。課題の解決において、煩雑かつ負荷が重い審査領域の効率化・高度化の実現が重要であると当社は考えています。

SimpleCheck概要

「SimpleCheck」は、法人名を入力するだけで世の中の情報を瞬時に収集し、当社が独自に蓄積・検知したリスク情報と共に、30秒でレポーティングするサービスです。お客様の業務フローに応じたカスタマイズや、各種データの分析・活用等のご提案、業務フローのコンサルティングや審査システム開発などのご支援も可能です。2022年6月の正式リリース以降、大手金融機関を中心に事業会社・プラットフォーマーなど、これまで50社以上に導入いただいています。

・サービスサイト：https://simplecheck.site/

シンプルフォーム株式会社　会社概要

株式会社日本政策投資銀行を経て、代表取締役の田代翔太が2020年に創業。「全ての事業者がフェアに繋がれる社会」の実現を目指し、事業を展開。テクノロジーと地道な人力調査の力を結集し、金融取引／商取引における審査の効率化や、高度化を支援しています。

・コーポレートサイト：https://www.simpleform.co.jp/