新刊のご案内『実践!看護管理者のための看護補助者との協働とチームづくりの手引き』を10月31日に刊行いたしました。

「タスク・シフト/シェアの基本」「看護補助者業務の実際」「看護職員・看護補助者への教育」について必須の実践知識が全てこの1冊でわかります。

 ヴェクソンインターナショナル株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:兼久隆史)は、関西看護医療大学看護学部教授 箕浦洋子先生著『実践!看護管理者のための看護補助者との協働とチームづくりの手引き』を10月31日に刊行いたしました。本書は看護補助者との協働とチームづくりを、先頭に立ってけん引する際の「手引き」として活用いただける一冊となっております。


■本書の特徴

  本書は、看護補助者との協働とチームづくりをけん引するすべての看護管理者に向けて、「タスク・シフト/シェアとチームづくりの基本」「看護補助者業務の実際」「看護職員・看護補助者への教育」を3本柱に、必須の実践知識について解説しています。



Ⅰ 看護補助者へのタスク・シフト/シェアとチームづくり

 このセクションでは、社会が求めているタスク・シフト/シェアの基本的な考え方を整理し、看護職員に求められるタスク・シフト/シェアについて解説しています。

 まず、法的解釈を踏まえ、看護補助者の役割と業務範囲の基本的な考え方を整理し、看護補助者と協働する看護職員が行うべき責任について考えます。

  さらに、看護職員の責任である看護補助者への指示出し方法や看護補助者からの報告の受け方、看護チームとしての体制づくりなどについて、具体的な事例も交えながら、看護管理者が各職場ですぐに活用できる内容にまとめました。



Ⅱ 看護補助者業務の実際

 看護補助者と看護職員の協働を進めるためには、業務基準などによる業務の明確化、業務マニュアルなどによる業務の標準化、スケジュールなどによる業務の流れの共有化が必要です。

 看護管理者は、看護補助者に依頼する業務内容(周辺業務、直接ケア)についてマニュアル化し、業務の標準化を進めます。また、これらに基づいて看護職員は、看護補助者の行う看護ケアの質が確保できるよう、看護補助者を指導していく必要があります。

  核施設において業務を標準化し、マニュアルなどを作成する際に活用できるように、看護補助者がもつべきケアのための基本的知識、日常生活援助などに関する業務手順についてまとめました。



Ⅲ 看護職員・看護補助者への教育

 看護補助者と看護職員が協働するために、看護管理者は、看護職員および看護補助者のそれぞれについて、教育を行うことが必要です。

 看護職員の教育では、看護補助者との協働の意義、協働のための看護職員の責任などを示しつつ、日々の業務において看護補助者に的確な指示・指導・教育を行えるよう、方向づけることが求められます。

 看護補助者の教育では、多様な背景をもつ看護補助者に適した教育プログラムを計画し、個人に応じた進度で教育を進めること、そして看護職員とタッグを組んで業務を行えるように育成することが必要です。

  看護補助者への教育に関しては、具体的な事例を示しつつ、教育の実際について考えていきます。



 チーム医療の実践において、看護補助者へのタスクシフトとタスクシェアの推進は今や不可欠です。診療報酬面でも、2022年度改定における「看護補助体制充実加算」の新設など、その動きはますます加速化しています。本書では、看護補助者との協働とチームづくりをけん引するすべての看護管理者に向けて、必須の実践的知識をわかりやすく解説しています。


 また、本書はeラーニング「2022年度診療報酬改定で新設の『看護補助者の更なる活用に係る評価』のための研修」に対応しています。

 https://s-que.net/nursing-training/


■目次

はじめに

本書の特徴

Ⅰ 看護補助者へのタスク・シフト/シェアとチームづくり

 A 看護におけるタスク・シフト/シェア

   1 タスク・シフト/シェアとは

   2 看護チームを創る

 B 看護補助者の業務範囲の基本的な考え方

   1 看護補助者の業務

   2 看護職員の指示出し

   3 看護補助者と看護職員との連携

Ⅱ 看護補助者業務の実際

 A ケアのための基本的知識・技術

   1 接遇

   2 職業倫理

   3 個人情報保護

   4 感染症に関すること

   5 医療安全

   6 認知症患者への対応

   7 電子カルテと診療報酬

 B 日常生活援助にかかわる手順

   1 食事の援助

   2 清潔、更衣の援助

   3 体位変換、移乗・輸送の援助

   4 排泄の援助

   5 罨法

 C 診療の補助にかかわる手順

   1 診察の補助

   2 入退院・転出入の準備

 D 周辺業務にかかわる手順

   1 環境整備

   2 配膳・下膳

   3 ME機器の準備と後片付け

   4 看護用品の準備と後片付け

   5 検体の取り扱い

   6 診療材料の管理

Ⅲ 看護職員・看護補助者への教育

 A 看護補助者への教育の意義

 B 研修プログラムの実際

   1 看護管理者研修プロフラム

   2 看護職員研修プログラム

   3 看護補助者研修プログラム

 C 能力向上への支援


コラム

 看護管理者が看護補助者との協働について課題と感じていることは?

 看護補助者にかかわる診療報酬

 看護補助者採用時の留意点:雇用条件


索引

著者紹介


■書籍概要

『実践!看護管理者のための看護補助者との協働とチーム作りの手引き』

【ヴェクソン医療看護出版】

https://www.vexonbooks.jp/products/detail/14

著者: 箕浦洋子(関西看護医療大学看護学部 教授)

定価: 3,850円 (税込)

発売:2023年10月31日

判型:B5判/ 164頁

ISBN:978-4-910689-03-6

発行:ヴェクソンインターナショナル株式会社


■書籍の購入はこちらから

・ヴェクソン医療看護出版:https://www.vexonbooks.jp/products/detail/14

・Amazonでの販売も予定しております



●ヴェクソンインターナショナル株式会社について

 ヴェクソンインターナショナル株式会社は医療従事者の皆様を対象にICT「Information and Communication Technology(情報通信技術)」を駆使した様々な教育コンテンツの企画・運営を行い提供している会社です。

 当社は医療の発展とともに、その時代に即した研修・教育を医療従事者の皆さまへ提供することを主な事業としております。その中で当社が特に注力しているのは看護分野であり、看護の入り口である基礎看護から、病院での臨床看護、地域における訪問看護、そして看護管理に至るまでの幅広い看護業務に対応できる教育コンテンツを開発しています。現在では当社のオンラインサービスを利用している病院等の施設は約1200病院にまで拡大いたしました。様々な医療関連団体様と連携し、病院が抱く教育面についての要望に対して良質なコンテンツを提供しております。近年では大学病院看護部長経験者をはじめとした看護の専門家によってコンテンツ作成を内製化して、実際の臨床現場での業務経験に基づいた教育コンテンツを提供することで他社との差別化を図っております。これからも、医療業界に求められるサービスの提供を目指し教育コンテンツの更なる品質向上に絶えず取り組んでまいります。


●会社概要

会社名:ヴェクソンインターナショナル株式会社

代表者:代表取締役 兼久 隆史

設立:2004年(平成16年)4月

資本金:6380万円

所在地:東京都千代田区神田錦町3-15 NTF竹橋ビル8階

事業内容:

 ・ヘルスケア分野(医療・福祉等)における事業計画・実施及びコンサルタント業務全般

 ・医療・福祉・保健における教育研修業務

 ・システムの企画、開発、設計、販売、管理等の業務

 ・出版業務

連絡先:TEL 03-6272-8408/FAX 03-6272-840

URL:https://www.vexon-intnl.com/

E-mail:info@vexon-intnl.com


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会社概要

URL
https://www.vexon-intnl.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都千代田区神田錦町3−15 NTF竹橋ビル8階
電話番号
03-6272-8408
代表者名
兼久 隆史
上場
未上場
資本金
6380万円
設立
2004年04月