京丹後市間人を舞台にした食とアートの祭典「あしたの畑 2024年秋期」開催!10月25日(金)より期間限定でサイト・スペシフィック・アートの新作やアートサイトを初公開
NPO法人TOMORROW(理事長 徳田佳世/副理事長 徳山豊、西沢立衛/理事 中田英寿)は、2024年10月25日(金)~11月17日(日)に、食とアートの祭典「あしたの畑 2024年秋期」を京丹後市間人(たいざ)で開催します。
「あしたの畑」は、食とアートを通して人が集まるきっかけと学ぶ場を生み出し、土地が持つ自然の財産に気付く機会を提供していく集落構想プロジェクト。京都市内と京丹後市間人地区を拠点に、500年後の人々の誇りとなる遺産を生み出せるよう、アート・工芸・建築・食の分野から集落環境を提案する活動を行っています。
「あしたの畑 2024年秋期」では、国内外の作家が参加する3つの特別展のほか、間人の新たなアートサイト〈SEI TAIZA〉と〈間人レジデンス〉を初公開。2020年から改修を続けている〈間人スタジオ〉では「紙の部屋」をお披露目します。常設作品〈宮のあしたの畑〉も含めた間人地区の4つのアートサイトで、間人の土や素材を使用し、この土地の歴史や文化を汲むサイトスペシフィックな空間や作品をご覧いただけます。
特別展01. WILD – Life Style by the Sea 海辺の集落
〈間人スタジオ〉は、土地の工法・素材・現代の思考・技法で、今とこれからの居住空間を作り上げる実験的な家屋です。
2024年秋期では、開化堂とかみ添による新たな空間「自然の部屋」をお披露目。また、楠修二による、地元の海藻食材を使った発酵食品を展示します。〈間人レジデンス〉では、AAWAAが間人の土を使った空間作品を初公開。
特別展02. Can’t we be friends? 友だちになれないかな?
築60年の丹後ちりめん工場を改修したアートギャラリー〈SEI TAIZA〉では、4人の現代アーティストによるサイトスペシフィックな新作を展示します。アーティスト AAWAAによる空間作品、韓国人アーティスト Ken Gun Minによる、丹後に伝わる浦島太郎をモチーフにしたテキスタイル・刺繍作品のほか、ソウル在住のアーティスト Sangho Nohが描く、間人の現代・過去・未来をテーマにしたドローイング作品、写真家 野口里佳が間人で撮影した写真作品をご覧いただけます。
特別展03. This place used to be and will be.
韓国人アーティストのSangho Nohによるドローイングと、NPO法人TOMORROWのインターンが調査した間人の歴史に関する文章を組み合わせたアートマップを〈間人スタジオ〉で限定配布。このマップを通じて、間人の過去・現在・未来を感じることができます。
また、テキスタイルデザイナー・コーディネーターの安東陽子氏と、京都大学の平田晃久研究室の学生たちが手がける、2025年度の完成を目指した間人の集落の未来を考える模型と図面も展示します。
アートマップはこちらからダウンロード可能
https://tomorrow-jp.org/wp/wp-content/uploads/2024/08/Taiza-Art-Map.pdf
常設展宮のあしたの畑/ Field of Stars
竹野神社前に位置する〈宮のあしたの畑〉。リジェネラティブなアート、工芸、建築作品の創造の場となる常設作品「Field of Stars」、建築家 西沢立衛による最小建築「納屋」、陶磁器作家 新里明士と加藤貴也による「あしたの畑窯」を展示します。
OVERVIEW
イベント名 | あしたの畑 2024秋期
会期 | 2024年10月25日(金) – 2024年11月17日(日) 11:00-16:00 ※火・水曜休み
会場 |
間人スタジオ:京丹後市丹後町間人2854
SEI TAIZA:京丹後市丹後町間人3329
間人レジデンス:京丹後市丹後町間人3332-2
宮のあしたの畑 / Field of Stars:京丹後市丹後町宮249
※間人スタジオ、SEI TAIZA、間人レジデンスはイベント会期中のみ公開
鑑賞料 | 1,500円(全会場共通) ※宮のあしたの畑は無料
主催 | NPO法人TOMORROW、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
委託 | 令和6年度日本博2.0事業(委託型)
公式ウェブサイト https://tomorrow-jp.org/
オンラインチケット購入 https://tomorrow-jp.org/program/2024fall/
CREATORS
安東陽子(テキスタイルデザイナー)、開化堂、嘉戸浩(唐紙作家)、京都大学平田晃久研究室、楠修二(料理人)、坂本健(料理人)、佐藤聡(ガラス作家)、中川周士(木工作家)、新里明士(陶磁器作家)、野口里佳(写真家)、AAWAA(現代美術家)、Ken Gun Min(現代美術家)、Sangho Noh(現代美術家)
企画展「Remedy」-10月31日(木) –11月10日(日)-
10月31日(木) ~11月10日(日)の期間、京都市内のアートサイト〈SEI KYOTO〉では企画展「Remedy」を開催します。
会場となる〈SEI KYOTO〉は、建築家 西沢立衛が、築100年を超える京都の町家の伝統に向き合いながら職人たちとつくり上げたNPO法人TOMORROWの京都市内の拠点兼住居。
企画展「Remedy」では、木工職人の中川周士が古代の死生観からインスピレーションを得て制作した木舟作品や、写真家の野口里佳が間人で撮影した写真作品を展示します。
また、京都・西陣の唐紙のショップ兼工房の〈かみ添〉では、唐紙作家の嘉戸浩とガラス作家の佐藤聡による「治癒」をテーマにした二人展も同時開催。
イベント名 | 企画展「Remedy」
会期 | 2024年10月31日(木) – 2024年11月10日(日) 12:00-16:00
会場 |
SEI KYOTO:京都市内住所非公開 ※火・水曜休み
かみ添:京都市北区紫野東藤ノ森町11-1 ※月曜休み
鑑賞料 | SEI KYOTO 1,000円 ※かみ添は無料
主催 | NPO法人TOMORROW、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
委託 | 令和6年度日本博2.0事業(委託型)
オンラインチケット購入 https://tomorrow-jp.org/program/remedy/
CREATORS
〈SEI KYOTO〉中川周士(木工作家)、野口里佳(写真家)
〈かみ添〉嘉戸浩(唐紙作家)、佐藤聡(ガラス作家)
NPO法人TOMORROW / あしたの畑
NPO法人TOMORROWは、芸術文化活動を核とする非営利団体。
「感動すること」を最上位の価値として定め、芸術文化活動を通し、豊かな心を育み、平和な国際社会を築く一因となることを目的とします。
2020年より京都北部の京丹後市間人地区にて開始した活動「あしたの畑」は、国内外で活躍するアート(建築・工芸などの表現を含む)と食のプロフェッショナルたちが、分野を超え、都市部では得られない地域の立場から、未来に引き継ぎたい日本の美しい景色を文化芸術的アプローチによって創造していくことを目指します。
Website https://tomorrow-jp.org/tomorrow/
Instagram @tomorrow_field
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