Intellect Japanがデジタルメンタルヘルスの有効性を検証する研究を開始

抑うつ症状を呈する成人に対して、Intellectアプリの効果を検証するため、人間環境大学の横光健吾博士との共同研究を開始いたしました。

Intellect Japan

Intellect Japan株式会社(本社:東京都港区、以下、「Intellect」)は、科学的根拠に基づいたメンタルマネジメントサービスを目指し、人間環境大学の横光健吾博士と共同研究を開始したことをお知らせいたします。また研究の発表に伴い、管理職に必要な支援をテーマにしたセミナーを2023年12月5日(火)12時より開催致します。



研究の背景

労働者のメンタルヘルス問題は、生産性や人材定着率の低下をはじめとして企業経営に影響を及ぼしています。特にコロナ禍による働き方の多様化が進むなか、従来のケア体制が機能しづらくなり、企業におけるメンタルヘルス対策が社会的にも要請されています。しかしながら、コスト負担やアクセスの困難さ、支援に対するスティグマ・偏見やプライバシーの懸念など、援助を求める障壁が存在し、サービスギャップ(メンタルヘルスに関する問題を抱えながら専門家に援助を求めない現象)が続いています。これらの問題を解決する一つの策として、デジタル技術やスマートフォンアプリを用いたセルフケアが注目されています。デジタル技術を活用することで、専門家が一人一人直接対応しなくとも大規模な支援が可能になり、多様化する価値観やニーズに対応したパーソナライズされた支援が提供しやすくなります。


Intellectは人間環境大学の横光健吾先生と共同研究を開始し、メンタルヘルスに関するセルフケアプログラムを提供するIntellect アプリが日本人労働者の抑うつ症状を改善するかどうかを効果検証します。


共同研究の概要

■研究内容 

抑うつ症状を呈する成人に対する抑うつ症状の低減を狙ったスマートフォンアプリケーション(Intellect app)の無作為化比較試験


≪アンケート調査の主な項目≫

・抑うつ症状(PHQ-4で測定)

・ウェルビーイング(EW-OO-Sで測定)

・認知行動療法に関するスキル(CBT-SSで測定)

・ユーザビリティ(iOSDMHで測定)



■研究担当教員 

Intellectクリニカル・ディレクター オリバー・スエンダーマン博士

スエンダーマン博士は臨床心理学者、認知行動療法士であり、メンタルヘルス分野で15年以上の経験を持つ。シンガポールを拠点とする最新のメンタルヘルス・テクノロジー企業Intellectのクリニカル・ディレクターとして、臨床・研究チームを率いる。シンガポール国立大学では、学部の研究プロジェクト(ISM、IRP、HT)や臨床心理学の修士論文を指導。英国キングス・カレッジ・ロンドンのモーズリー精神医学研究所で博士号と臨床心理学博士号を取得。


人間環境大学 総合心理学部講師 横光 健吾博士

公認心理師・臨床心理士。北海道医療大学博士(臨床心理学)。専門は、臨床心理学。なかでも、ギャンブル、ゲーム、酒、たばこ、性をはじめとする依存症に対する認知行動療法の実践と研究。また、オンラインカウンセリングやスマートフォンアプリケーションを用いた遠隔心理支援にも取り組む。著書に「代替行動の臨床実践ガイド:「ついやってしまう」「やめられない」の〈やり方〉を変えるカウンセリング」などがある。


■ 12月5日開催セミナー:【管理職はツライ】マネージャーに必要な2つの支援

本セミナーは昨今、課題としてよく聞かれている負担が増えている管理職の支援についての内容となります。スエンダーマン博士と横光博士がデジタルメンタルヘルスの現状とその有効性について徹底解説いたします。


開催日時 :2023年12月5日(火)12:15-14:00 (オンラインは13:30まで)

参加方法 :虎ノ門ヒルズビジネスタワー CIC Tokyo 15F / オンライン(Zoom)とのハイブリッド開催

参加費用 :無料

主催   :Intellect Japan株式会社

申し込みページ:

・オンライン(https://intellect-onlineseminar.peatix.com/

・対面参加(https://intellectjapan-seminar.peatix.com/


*取材を希望される方は、下記までご連絡お願いいたします。

担当者:生松(riki@intellect.co)


■「Intellect Japan株式会社」について

Intellect Japan株式会社は、アジア最大のメンタルヘルスケアスタートアップで、シンガポールに本社を構えるIntellect Company Pte. Ltd.が100%を出資する日本法人です。Intellectでは、アジアを中心に20の国と地域の300万人以上の利用者に対して、14言語でメンタルヘルス・ソリューションを提供しております。Intellect Japanでは、Intellectが提供するメンタルヘルスケア・ソリューションに加え、日本市場に適したサービス開発と提供、及び導入企業に対して、利用率向上を目的とした導入支援を行なっております。


■「Intellect Japan」の会社概要

会社名:Intellect Japan(インテレクト ジャパン)株式会社

所在地:東京都港区虎ノ門1丁目17番虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー15階

設立:2022年9月

代表:代表取締役 / CEO Theodoric Chew

URL:https://jp.intellect.co/


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会社概要

Intellect Japan株式会社

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URL
https://jp.intellect.co/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
電話番号
03-4563-9873
代表者名
セオドリック・ブライアン・チュー
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年10月