いとう教材社、千葉県佐倉市と大王製紙と保育施設等における災害時支援の三者協定を締結
保育施設活用で市内の防災強化を目指す取組

保育園向け紙おむつの定額制サービス「おむつん」を企画・運営する有限会社いとう教材社(代表取締役:伊東 淨堯)は、2025年5月1日、千葉県佐倉市(市長:西田 三十五)および大王製紙株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:若林 賴房)とともに、「紙おむつ定額サービスおよび災害時支援に関する三者協定」を締結しました。
本協定は、サブスクリプションサービス事業者と自治体に加え、紙おむつのメーカーである大王製紙が参画する全国初の取り組みとなります。
保育現場の日常と防災備蓄をシームレスに結び付けることで、日常の保育を行いながら備蓄による負担をかけず、災害時への備えと業務負担の軽減を同時に実現する、新たなモデルの確立を目指します。
これにより、持続可能で地域に根ざした備蓄体制の構築を進めてまいります。
三者協定の目的と背景
佐倉市では、防災体制の再構築にあたり、災害時に最も支援を必要とする子育て世帯への対応強化が課題とされていました。
こうした佐倉市の思いに当社も強く共感し、2024年1月より市内の公立保育施設に導入いただいている「おむつん」の運用を通じて、より安心・安全な地域づくりに貢献したいと考えました。
そこで、紙おむつの安定供給体制を整えるべく大王製紙と連携し日常利用と災害時への備えを両立する新たな備蓄の仕組みを、三者で構築していくこととなりました。
協定の内容
1.日常の配送を活かした分散備蓄モデルの構築
私たちが提供する「おむつん」の仕組みを活用し、保育施設に日常的に紙おむつをお届けすることで、一定量をそのまま災害時備蓄として活用できる体制を構築します。
これにより、特定の拠点に備蓄を集中させる従来の方式とは異なり、保育施設を基点とした分散型の備蓄が可能となり、災害発生時にも迅速かつ身近な支援が実現できます。
2.使用期限切れを防ぐ循環型備蓄
災害時専用としておむつ等を長期間保管するのではなく、日常的に使用・循環させることで、使用期限切れによる廃棄を防ぎます。
結果として、環境に配慮した循環型備蓄が実現し、SDGsの観点からも持続可能なモデルとなります。

三者協定における各者の役割
1. 有限会社いとう教材社
紙おむつの定額制サービス「おむつん」を通じ、各保育施設への安定的な供給を継続的に行います。
2. 千葉県佐倉市
市内公立施設におけるこれまでの運用実績を踏まえ、民間保育施設での活用も視野に入れつつ、地域ごとの分散型備蓄の推進を通じて、防災体制の強化を図ります。
3. 大王製紙
「おむつん」の継続的な運用を支えるため、紙おむつやおしりふき等の安定供給体制の確保にご協力いただきます。

有限会社いとう教材社について
会社名:有限会社いとう教材社
所在地:東京都小金井市緑町4丁目5-4
代表者:代表取締役 伊東淨堯
設立:1986年9月1日
おむつんサービスサイト:https://omutsun-hoiku.com/
企業URL:https://ito-kyozaisha.co.jp/
事業内容:
幼稚園・保育園向け保育備品の販売事業
保育環境整備工事事業
おむつサブスクリプションサービス「おむつん」の開発・提供
【本リリースに関するお問い合わせ先】
有限会社いとう教材社 コンシューマー事業部
おむつんプロジェクトマネージャー 中村
TEL:050-3126-2848
e-mail:info@omutsun-hoiku.com
【おむつんの導入に関するお問い合わせ先】
有限会社いとう教材社おむつんWEBサイト内からお問い合わせください。
https://omutsun-hoiku.com/contact/
e-mail:info@omutsun-hoiku.com
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