【京大生起業家が京都大学に寄付】シニアビジネスを通して若者に多様な価値観を届けれるかを共同研究します。
京都大学大学院に在籍する学生起業家が立ち上げた『まごとも』において、クラファンを通じて資金調達に成功したことを発表します。この資金は、世代間交流の価値を科学的に証明するための研究費として活用されます。
現状の事業の紹介と今回の資金の使用用途
『まごとも』は、学生と高齢者をマッチングし、一緒に食事や外出、デジタルデバイスの使用方法を教えるなど、介護保険ではカバーされないサービスを提供する革新的なプラットフォームです。このサービスは、一人暮らしの独居高齢者を主に対象とし、孫と一緒にいるような楽しい時間を提供し、離れて暮らす家族には写真付きの業務報告を共有することで、親の介護に対する心配や罪悪感を軽減します。
今回の寄付金は、京都大学との共同研究プロジェクトは、『まごとも』を通じた世代間交流が若者に与える価値を明らかにすることを目的としています。今までは、世代間交流に関する研究は、主に高齢者の変化のみに焦点を当てられている活動がほとんどでした。この研究は、高齢者との交流を通じて、主に学生の自己肯定感が向上するかどうかに焦点を当て、今後の社会的課題解決に向けた新たな知見を提供することを期待しています。
研究の背景と目的
現代社会では、核家族化や高齢者の孤立化が進行しており、世代間の交流は減少しています。『まごとも』は、これらの課題に対する一つの解決策として、若者と高齢者の間に新たなつながりを創出し、両世代にとって有意義な時間を提供することを目指しています。この研究により、世代間交流の具体的な効果を科学的に証明し、社会に広くその価値を伝えることが目標です。
今後の展望
資金調達に成功したことで、『まごとも』は次のステップへと進みます。研究活動は来年春に開始され、多くの学生と高齢者がこのプロジェクトに参加する予定です。最終的には、研究成果を学術雑誌に掲載し、より多くの人々に世代間交流の重要性と効果を伝えることを目指しています。
株式会社whickerとして、『まごとも』プロジェクトの成功と、クラウドファンディングを通じた資金調達の達成は、少子高齢化社会における新たなビジネスモデルの可能性を示すものです。私たちは、このプロジェクトが社会に与える影響を楽しみにしており、今後も世代間交流の促進に努めてまいります。
クラウドファンディングの詳細のリンクはこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/708620?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
本件に関する報道関係者からのお問合せ先
株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒602-0853 京都府 京都市上京区宮垣町91-102
代表取締役:山本 智一
TEL:050-6863-7272
設立年月日:2022年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む見守り・生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo
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