Sysdig、業界をリードするCNAPPにリアルタイムの攻撃経路分析機能を追加
注)* 1: リアルタイムの攻撃パス分析を行うツールとして(自社調べ2023年9月)
<このプレスリリースは9/27/2023に米国で発表されたリリースの抄訳です>
クラウドでは1秒1秒が重要です。環境はより複雑になり、攻撃は著しい速度で発生します。オンプレミスの攻撃が数週間単位で行われるのに対し、クラウドの攻撃はわずか数分で行われます。攻撃者はクラウドの複雑さと自動化を悪用して、横方向に移動し、権限を昇格させ、影響範囲を最大化します。その瞬間に何が起きているかを知ることで、お客様は対策から防御まで、より適切な情報に基づいた意思決定を行うことができます。
【最も重要な課題に特化する新機能】
Cloud Attack Graphは、Sysdig CNAPPの中枢として機能し、資産、ユーザー、アクティビティ、リスクを横断するマルチドメイン相関を適用して、脅威をリアルタイムに特定します。Sysdigは、即時検知、使用中の脆弱性、使用中の権限を重ねることで、環境全体の点と点を結びつけ、脅威が拡大する前に緩和することができます。
Risk Prioritizationは、クラウド・ネイティブ環境全体で対処すべきリスクの優先順位付けを支援する、スタック・ランクのリストです。このリストは、イベントのリアルタイム検知、使用中のパッケージに関連付けられた脆弱性、使用中のパーミッションとレイヤー化された実行時のインサイトから独自に生成され、任意の瞬間に発生している最も差し迫った攻撃に注意を向けます。
Attack Path Analysisは、攻撃可能なリソース間の依存関係を視覚的に表現し、潜在的な攻撃経路を明らかにするのに役立ちます。他のソリューションとは異なり、Sysdigはリアルタイムの検知を重ねることで、横方向への移動などのアクティブな攻撃行動を明らかにし、攻撃者の行動を阻止するのに役立ちます。
Inventory は、ランタイム・インサイトの力により、ユーザー、ワークロード、ホスト、Infrastructure as Code にまたがるクラウド環境内のすべてのリソースの完全な検索可能なリストです。動的なフィルタリングにより、クラウド環境全体で最も関連性の高い情報に即座にアクセスし、さまざまな方法で利用することができます。アクティブなパッケージの脆弱性を特定することで、セキュリティチームは重要な修正に優先順位を付けることができます。また、インベントリを使用して、使用中のパッケージでインターネットに公開されている Log4j のインスタンスをすべて特定するなど、脆弱性への露出を迅速にチェックすることもできます。顧客は、関連する設定ミス、コンプライアンス違反、および脆弱性をリアルタイムに表示することで、潜在的に侵害されているワークロードをさらに深く掘り下げることができます。
Complete Agentless Scanningにより、Sysdigのエージェントおよびエージェントレス・ソリューションが完成しました。Sysdigは、設定ミスや脅威の検知を行う既存のエージェントレススキャン機能を拡張して、エージェントレスでのホストスキャンも実現しました。Sysdigのエージェントレスアプローチは、クラウドセキュリティの全体像を把握し、脆弱性、設定ミス、使用中の権限、脅威をハイライトします。一方、スケーラブルで高性能なエージェントは、他のワークロード属性に加えて、ファイルアクセス、ネットワーク接続、アクティブプロセスのリアルタイム分析を提供します。そして、優先度を付けて保護するために、使用されていないパッケージの脆弱性をフィルタリングします。
<Risk Prioritization画面>
<Attack Path画面>
<Attack Path画面説明> 「Store-fronend」ワークロードではクリプトマイニングの実行とコンテナエスケープのランタイム脅威を検知しているが、このワークロードには「CVE-2022-22965」の脆弱性と特権コンテナとして実行される設定ミスがあり、インターネットから到達可能な状態となっている。「Store-fronend」ワークロードをホストしている「store-frontend-host」では、EC2メタデータサービスへのアクセスをランタイム脅威として検知している。「store-frontend-host」ホストにアクセスできる「AdminAccess」ロールには使われていない過剰な権限が割り当たっており、このロールは「S3-Sensitive」バケットにアクセスできる権限も有している。
apree health社 情報セキュリティ・シニアマネージャー David Quisenberry氏のコメント
「セキュリティーチームには使命があります。何が起こっているかを「 知らない 」チームではなく、「 知っている 」チームであってほしいのです。セキュリティによって開発スピードを遅らせてはなりません。」「予防は必要ですが、クラウドのスピードを考えると、すべてを防ぐことはできません。また、リアルタイムで防御する準備も必要です。クラウドセキュリティには、点と点を結びつけ、コンテキストを提供するツールが必要ですが、重要なのは、それがリアルタイムでなければならないということです。」
Sysdig社 プロダクト担当VP, Knox Anderson(ノックス・アンダーソン)のコメント
「セキュリティチームには、すべてを把握し、関連付け、数秒以内に実行可能なインサイトに集約するツールが必要です。Cloud Attack Graphの特徴は、クラウド専用に設計されていることです。これにより、ユーザーはリスクを可視化し、重要な脅威に優先順位を付け、ライブ攻撃が発生した場合はリアルタイムで警告を発し、セキュリティチームが優先的に取り組むことができます。「クラウドではコンテキストとスピードがすべて」であり、ランタイム・インサイトはクラウドセキュリティにとって重要な機能です。
【リリース機能を紹介するウェビナー開催のお知らせ】
Sysdig Japanでは上記の新機能紹介の紹介として下記概要にてウェビナーを開催いたします。
開催日時: 2023年10月18日(水)16:00-16:45
ウェビナータイトル:CSPMだけで本当に大丈夫? クラウドセキュリティは多層防御=CNAPPの時代へ
詳細・申込:https://go.sysdig.com/2023.10.18_CSPM_CNAPP_Webinar.html
【その他参考資料】
ブログ:秒を争うとき: CNAPPにおけるリアルタイム機能の拡大
2023年グローバルクラウド脅威レポート
https://sysdig.com/content/c/pf-2023-jp-global-cloud-threat-report?x=Q98AC_
Sysdig(シスディグ)について
クラウドの世界では、1秒1秒が重要です。攻撃は著しい速度で進行するため、セキュリティチームはビジネスを減速させることなく保護する必要があります。Sysdigは、ランタイムインサイトとオープンソースのFalcoによってリスクの変化を即座に検知し、クラウド攻撃をリアルタイムで阻止します。Sysdigは、クラウドのワークロード、アイデンティティ、サービス全体のシグナルを相関させることで、隠れた攻撃経路を発見し、真のリスクに優先順位を付けます。予防から防御まで、Sysdigは企業がイノベーションという重要な課題に集中できるよう支援します。Sysdig, Inc.は米国カリフォルニア州に本社を置き、日本ではヤフージャパン、メルカリ、NTTデータをはじめ有数の企業に採用されています。 日本法人はSysdig Japan合同会社(ウェブサイト:https://sysdig.jp/)
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