ダイナトレック、統合BIプラットフォーム「DYNATREK BI Platform」の新バージョンを発表
分散したデータベースやAPIなど、あらゆるデータをBI画面上でワンストップに統合。国内30以上の金融機関や、地方自治体・電力会社などで既に活用
株式会社ダイナトレック(本社:東京都港区、代表取締役:佐伯譲二、以下ダイナトレック)は、統合BIプラットフォーム「DYNATREK」を「DYNATREK BI Platform」(ダイナトレック BI プラットフォーム)に改称し、新バージョン「DYNATREK BI Platform Ver. 6」を提供することをお知らせいたします。新バージョンでは、UI/UXや帳票の移行支援機能を大幅に強化しており、販売開始は本年4月を予定しています。
<「DYNATREK BI Platform」について>
「DYNATREK BI Platform」は、日本国内で約30行の金融機関が利用しており、金融業界におけるBIツールのスタンダードとなっています。また、地方自治体や電力会社などでも広く活用されています。
近年、金融機関ではDXの推進に係る活発な投資が行われていますが、その中でも重要なテーマとなっているのが「データの統合と活用」です。
「DYNATREK BI Platform」では、複数のデータベースをリアルタイムに統合可能な「仮想データベース」機能を提供し、金融機関や自治体・電力会社などの大規模なエンタープライズ向けデータ活用の領域で「データの収集・統合・活用」がワンストップに提供できる製品として1999年以来25年間にわたりご好評をいただいております。
<新バージョン 開発背景>
金融機関や自治体・電力会社等のDX戦略において、AIの活用やデータ活用人材の育成、チャネルを横断した顧客とのコミュニケーションなどが重要視されています。これらの戦略を支えるデータ活用基盤の構築が急務となっています。
一方で、近年のDXの取り組みによって、業務現場では様々なデータ活用ツールが利用されるようになりました。そのため、顧客へのアプローチの際に、複数のツールからデータを取得しなければならないという課題が生じています。
また、特に金融機関では、従来オンプレミスで運用していた大規模なデータベースをクラウド化する取り組みが近年本格化しています。一方で、数十年にわたり引き継がれてきた数千・数万の帳票資産をモダンなクラウド環境へ移行するためには多大な労力が必要となります。
ダイナトレックは、これらの課題を解決するため、新バージョン「DYNATREK BI Platform Ver. 6」を開発しました。従来の「仮想データベース型のBIツール」という特性は活かしながらも、UI/UXを刷新し、またレガシーな帳票やツール群の移行をより容易にすることで、金融機関や自治体・電力会社等のDXを支援します。
<新バージョンで提供される機能>
「DYNATREK BI Platform 6」では、従来の「仮想データベース」(複数データベースをリアルタイムに統合する機能)などは継続して提供するとともに下記の機能追加および強化を行っています。
①UI/UXの刷新
全体的なデザインを刷新したほか、1つの画面の中でスクロールが可能となるなど、ユーザーが直感的に分析ができる環境を提供しています。
②レガシーな帳票資産の移行機能を強化
レガシーな帳票資産や、データ照会機能の移行を容易にする「データベース直接照会・SQL移行」機能を提供します。
③クラウドデータソースとのAPI連携機能を強化
APIからリアルタイムにデータを取得し、表形式でデータを結合・集約する「API連携機能」や、様々な認証方式への対応を行います。
<今後の展開>
現在ダイナトレックでは金融機関・自治体・電力会社などの大規模エンタープライズにおける「データ登録と照会の一元化」に向けた機能開発を活発に実施して参ります。
DYNATREK BI Platform について
統合BIプラットフォーム「DYNATREK BI Platform」は、当社グループが1980年代より開発を進める「仮想統合技術」(日米特許取得済)を用いた製品です。
現在、DYNATREKは日本国内の約30行の金融機関に導入されており、このほか地方自治体や官公庁・電力会社などのお客様において、大規模な統合情報基盤として利用されています。
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