エンジェルラウンド株式会社とAIアートプロジェクト「HAKURO」がコラボNFTを発行。売上全額は一般社団法人 コード・フォー・ジャパンへ寄付。
寄付者にはブロックチェーンを活用したデジタル証明書を発行。
「HAKURO」とのコラボNFT「HAKURO × Angel Round」詳細
リリース日:2023年11月15日22:00~
チェーン:polygon
販売価格:5MATIC/枚(日本円650円相当)
販売数:5種類のアートを20枚ずつ販売
ホルダー特典:
・寄付者名を当社(エンジェルラウンド)のプレスリリースですべて記載
・証明書発行管理プラットフォーム「VESS Credentials」にて寄付済み履歴をデジタル証明書で発行
※販売プラットフォームなどは以下で発信をしています。
https://twitter.com/TakumiOokoshi
https://twitter.com/NextPunks_
本プロジェクトの背景_コードによる大衆化と言語としての重要性
近年、デジタル技術の進歩により、コードの重要性が高まっています。
コードは、コンピューターや機械に指示を与えるための言語であり、Webサイトやアプリ、ソフトウェアなどの開発に欠かせません。私たちの身の回りにあるデジタル製品やサービスは、すべてコードによって作られています。
デジタルに紐づく新しいチャレンジやモノづくりをしていこうと考えたときにコードの知識は必須です。例えば、あなたが素敵なアイディアを思いついたとしても、コードを学ばなければ実現できないことが多くあるはずです。また、IoTやAIなどの技術を活用した新しいサービスを開発する場合でもコードの知識が欠かせません。
そして、これからコードは第二、第三言語になっていくと思っています。
グローバル化の進展により、世界中の人々が協働する機会が増えてきており、コードはその中心になってきています。コードを通じて、言語の壁を超えてコミュニケーションをとることができます。例えば、GitHubなどのコード共有プラットフォームでは、世界中のエンジニアがコードを共有し、議論しています。また、オンラインで開催されるハッカソンやコンテストに参加することで、世界中の人たちと交流することができます。コードを学ぶことで、グローバルで活躍するチャンスを広げることができると信じています。
コードは、私たちの生活をより便利に、豊かにしてくれる技術です。コードを学ぶことで、社会に貢献することができるようになります。
コードの学習ハードルは下がっている
2022年11月、OpenAIがChatGPTを公開しました。ChatGPTは、テキストやコードを生成できる大規模言語モデルです。この技術により、コードの学習ハードルは大きく下がったと言えます。
今後、コードを学ぶ人はますます増えていくと予想されます。2022年11月以降を生きる人たちは、新しい技術を使うことで、より発展的な取り組みや課題解決をしていけると信じています。
なぜ一般社団法人コード・フォー・ジャパンに寄付をするプロジェクトをするのか?
OpenAIのChatGPTを起点にしたコードの大衆化の社会的インパクトはとても大きかったと考えています。一方、これらの技術を使えるか・使えないかで「したいことを実現できるか否か」に大きな差も出てくるはずです。新しいデジタルデバイド(情報格差)が広がってしまう可能性もあります。
一般社団法人コード・フォー・ジャパンの取り組みは年齢に関係なく、多くの人々がITや技術に触れる機会を提供し続けています。同社の取り組みはこれから生きる人たちにとって必要な活動だと思っており、今回の「HAKURO」コラボNFTの売上全額を寄付することに決めました。
一般社団法人コード・フォー・ジャパンとは?
「ともに考え、ともにつくる社会」をビジョンに掲げており、IT技術を活用した地域課題の解決をめざす非営利団体です。市民主体で課題解決を行うシビックテックコミュニティの支援や、自治体への民間人材派遣などの事業に取り組む一般社団法人で、自然災害などの有事にICTやデータを活用したシステムを開発したり社会課題解決のためのプロトタイプ開発イベントなどを定期的に開催し、シビックテックに関する情報発信なども行っています。
「ともに考え、ともにつくる社会」には、それを可能にする「場」が必要で、組織ありきではなく個人が自分自身で考え、行動し、繋がることで信頼が蓄積され、社会が変わります。人々がオープンに繋がり、それぞれが理想とする社会課題の解決を実現するための「場」をつくっています。
「Code」という言葉は、プログラミングの命令文を示します。Code for Japan という名称には、「ITを使って創造的に社会をアップデートする」という意味が含まれていますが、ITは道具にすぎません。
良いことにも使えるし、悪いことにも使えます。「何のために使うか」が何より大切です。つまり「つくる」ことと同じくらい「考える」ことが重要になります。「どういう社会にしたいのか?」を考えること。それは、ITエンジニアだけではできません。行政、市民、NPO、企業、学生など様々な人の参加が必要になってきます。そのための仕組みをつくること。まずはここからすべてがはじまります。「ともに考え、ともにつくる」ひとりひとりが考え、行動できる仕組みを作っています。
なぜ「HAKURO」とのコラボNFTなのか?
「HAKURO」は、AIを活用して生成されたアートNFTです。OpenAIを筆頭に、AI技術が民主化されつつある中で、世界の問題をテーマに展開しているコレクションで、2022年9月8日にスタートしたときから思想や考え方に共感をしていました。
「未来へケイショウ(継承・警鐘)」を寄付プロジェクトを通じて表現できればと考えています。このテーマにマッチするプロジェクトとして今回「HAKURO」とのコラボNFTを決定しました。
コラボNFTでは、「近未来」「サイバー」「コード」をテーマにしたNFTを5種×20点を発行します。それぞれのNFTは、AI技術によって生成されたもので、近未来的な世界観や、デジタル技術の可能性を表現しています。
コラボNFTの販売で得た金額は、すべて一般社団法人コード・フォー・ジャパンへ寄付されます。一般社団法人コード・フォー・ジャパンの取り組みを通じて、多くの人がITや技術に触れる機会を提供できればと考えています。
エンジェルラウンド株式会社は、今後も各事業会社や組織と連携を進めていき、エンジェル・プレシード・シードラウンドスタートアップが主体的に活躍するエコシステムの創出に貢献していきたいと考えています。
AIアートプロジェクト「HAKURO」とは?
HAKUROは、デジタルクリエイターiX(アイエックス)が創設者を務めるAIを活用したNFTアートプロジェクトです。また、HAKUROにはDiscordを拠点にしたコミュニティも存在し、メンバーは約1,300人が在籍しています。HAKUROが制作するアート作品は全て、最先端のAI技術が活用されており、近未来・SFをコンセプトにした独自の世界観でアートコレクションを展開、これまで発行したNFTは約2,000点となっています。HAKUROは、アートを通して、宇宙全体の平和、人類とテクノロジーの共存という”調和”を目指しています。
寄付プロジェクトをNFTで証明する。新しい寄付の形を模索する実証的取り組みも実施
寄付は、社会貢献や支援など、さまざまな目的で行われます。しかし、寄付をしたという事実を証明することは、現状では難しいのが現状です。
寄付プロジェクトを進めていくにあたって、寄付をした事実を何かに残すことができないかと考えていました。ぼんやりと、NFT、ブロックチェーン、寄付のそれぞれの掛け合わせの相性はいいのではないかと考えていました。
NFTとは、ブロックチェーン技術を活用したデジタルトークンです。ブロックチェーンは、分散型台帳技術とも呼ばれ、改ざんが困難なデータ管理システムです。
この2つの技術を組み合わせることで、寄付をした事実をブロックチェーン上に記録し、寄付の透明性と信頼性を高めることができます。
今回、実験的にVESS LabsのKantaroさんが提供している証明書発行管理プラットフォーム「VESS Credentials」を活用することにしました。VESS Credentialsは、ブロックチェーン技術を使って証明書を発行・管理できるプラットフォームです。VESS Credentialsを活用することで、寄付をした事実をブロックチェーンにしっかりと残すことができるようになります。
この一連の取り組みを寄付プロジェクトで実験的に取り組むことで、様々な活用に広がっていってほしいと考えています。NFTを活用した寄付の新たな形にできればと考えております。
今後も、寄付の可能性を追求し、寄付文化の更なる発展への貢献と新しい取り組みを行っていきたいと考えています。
今回の寄付プロジェクト関係者のコメント
HAKURO ファウンダーiX
今回の寄付プロジェクトのお話をエンジェルラウンド株式会社 大越様から頂いた時、テクノロジーとの共存をテーマに掲げるHAKUROとして、その想いに共感したため、参加させて頂きました。ChatGPT等の生成AIの登場で、人類の生き方・働き方が大きく変わろうとしています。また、クリエイティブな領域ではMidjourneyやRunwayなどの画像生成AI、動画生成AIなどが、この一年で大きく発展し、実生活に役に立つかどうかという視点だけでなく、ゼロからイチを作る楽しさを人類が改めて考えるきっかけとなっています。今回のコラボNFTの販売、また、その売上の寄付活動を通して、少しでも多くの人に生成AIという人類の大きな発明に興味を持っていただき、皆様自身の生活をより良くするきっかけになればと思っております。
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株式会社VESS Labs 代表取締役社長 Kantaro
この度、エンジェルラウンド株式会社とHAKUROの素晴らしい取り組みに参加できることを大変光栄に思います。本プロジェクトがもたらすAIとアートの融合が創り出す新しい価値観と、コード・フォー・ジャパンへの寄付という取り組みは、テクノロジーと社会貢献の融合を実現する新しい挑戦であると感じています。そして私たちVESSもまた、分散型アイデンティティやブロックチェーンといったテクノロジーを通じて、誰もが自身の社会貢献やこれまでの経験をデジタル上で証明できる世界を目指し、挑戦を続けてまいります。
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エンジェルラウンド株式会社 代表取締役 大越匠
「HAKURO」iXさん、一般社団法人コード・フォー・ジャパン関さん、突飛なアイディアを具体化していただき、寄付を受け入れてくださり、改めて感謝申し上げます。次の時代を作る次世代の人たちにとって「コード」という言語の重要性を、これからももっと広げていきたいと思っています。自分のこれまでを振り返ると、コードが書けなかったことで、さまざまなチャンスを逃していたように思います。生成系AIがひとつの節目となり、コードの大衆化が進んでいくと感じています。これまで以上に、誰でも、早く、簡単に、自分の考えを形にできるハードルが下がったはずです。しかし、このトレンドに乗る人とそうでない人の間に、大きな差が出てきてしまうのではないかと危惧しています。今回、一般社団法人コード・フォー・ジャパンさんへの寄付を通じて、新しいデジタルデバイドを埋めるような取り組みができることを嬉しく思います。これからも寄付プロジェクトは、一般社団法人コード・フォー・ジャパンさんだけでなく、さまざまな団体に展開していきます。共感していただけるような団体やNFTプロジェクトがあれば、ぜひご連絡ください。
【エンジェルラウンド株式会社について】
会社名 :エンジェルラウンド株式会社
代表者 :大越 匠
事業内容:エンジェルラウンドに特化したベンチャーキャピタルファンドとスタートアップ起業家だけの完全招待制オンラインコミュニティ「UooVo(ウーボ)」の運営
お問合せ:info@angel-round.com
当社が運用しているファンドは、スタートアップ起業家の多様なキャリア形成とEXITの選択肢をIPOだけでなくスモールバイアウトにもフォーカスできるよう「アーリー投資 × 最小限のファンドサイズ」というファンドコンセプトにしています。
これまでのスタートアップ投資におけるEXITでは、IPOまたは大型M&Aをメインの目標にすることが多くありました。当ファンドの投資先にはIPOを視野に入れながら、同時にスモールなバイアウトも見据えられるようにしていきたいと考えています。
詳細は以下プレスリリース参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000126206.html
代表取締役の大越匠は、大学卒業後、イシン株式会社に就職。その後、ベンチャーキャピタルに転職し、スタートアップ企業へのグロース支援や投資に従事。2023年にエンジェルラウンド株式会社を設立しました。
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