FC今治高校 里山校が一般入試で1泊2日の合宿を実施。筆記試験は一切行わず、古田敦也氏ら面接官がポテンシャルを観察
一般入試は筆記などの学科試験は一切行わず、1泊2日の合宿によるパフォーマンス選考となります。合宿では、与えられる課題へのアクションを観察し、受験生のポテンシャルやリーダーシップを包括的に評価します。受験生の本来の姿を見極めるため、当日の具体的な内容については明かしていません。
現段階までに明らかにしている情報は以下の通りです。
FC今治高校 里山校一般入試のフロー
・出願期間:1月4日~12日
・一次選考:書類選考(3種類のエッセイと、その他アピール書類を提出)
・一次選考結果通知:1月15日
・二次選考:1月20日〜21日(一泊二日の合宿による総合的観察と面談)
・合格発表:2月3日
合宿に関する概要
<1日目>
・13時に愛媛県今治市の「みなと交流センター はーばりー」に集合
・あるミッションに取り組むワークショップを実施
・ワークショップと並行して対話形式での個別の面談を実施(約20分程度)
・全員で夕食をとり夜のワークショップを実施し、1日目は終了
<2日目>
・ホテルをチェックアウト後、再び「みなと交流センター はーばりー」で、ワークショップを実施
・全員で昼食を食べ14時頃解散予定
評価の基準
合宿での受験生の行動や、面談での対話内容をアドミッションポリシーに照らし合わせ、マッチングを重視し判断します。また、FC今治高校 里山校の育てたい人材像である「ヒストリック・キャプテン」としてのポテンシャルを評価します。リーダーシップのみならず、フォロワーシップや協調性など、様々な評価項目から判断する予定です。
①適度な混乱の中で、その事態を何とかしようとする力
②挙手力(自ら手をあげる)、握手力(仲間と組む)、拍手力(仲間をリスペクトする)
③ミッションの達成に向けて、自発・提案・自治する力
※ヒストリック・キャプテンシップとは、ロールモデルがない中でも、主体性を持って困難に立ち向かい、仲間と共に社会を変えていくキャプテンシップを持ったリーダーのこと。
<アドミッションポリシー>
・地球の未来を自らつくり、より良くしていきたい人
・自分の殻を打ち破り、素直に自分の「好き」を究められるようになりたい人
・変化を楽しみ、挑戦できるようになりたい人
・困難を共に乗り越え、仲間をつくりたい人
・座学だけでなく、実践の中で学びたい人
当日の面接官(予定)
FC今治高校 里山校では、学力での評価の代わりに学校とのマッチングやポテンシャルを判断し、入学生を決定します。そのため入試においては、受験生を複数の角度で観察し、素質を見抜く多角的な判断が求められます。そこで、様々な分野で活躍し多様な人材と協働しながら世界を動かしてきたプロフェッショナルの方々を面接官に起用し、受験生の多様な魅力を評価いたします。
古田敦也氏
野球解説者/スポーツコメンテーター
FC今治高校 里山校 ヒストリック・キャプテンシップ養成講座 講師
小泉泰郎氏(株式会社FiNC technologies 代表取締役CEO兼CFO)
藻谷浩介氏(株式会社日本総合研究所 主席研究員/株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 特別顧問(非常勤))
細田眞由美氏(前さいたま市教育長/うらわ美術館館長/東京大学公共政策大学院講師/兵庫教育大学客員教授/島根デザイン専門学校特別顧問/文部科学省学校DX戦略アドバイザー/さいたま市教育政策アドバイザー)
鈴木寛氏(東京大学教授/慶応義塾大学特任教授/前文部科学大臣補佐官/社会創発塾塾長/日本サッカー協会理事/元文部科学副大臣)
原ゆかり氏(株式会社SKYAH 代表取締役/ガーナNGO MY DREAM.org 共同代表)
藤沢久美氏(株式会社国際社会経済研究所 理事長)
上記に加えて、学園長の岡田武史、校長の辻正太も面接を担当いたします。
古田氏以外の詳細のプロフィールはこちらをご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000130621.html
古田敦也氏 コメント
今回、岡田さんが学園長を務めるFC今治高校 里山校で講師、そして一般入試の面接官を務めさせていただくことになりました。
今の子どもたちには人間力を伸ばすチャンスが必要なのではないかと、僕自身子どもたちに関わる中で長らく感じてきました。核家族の今では親や先生以外の大人と接する機会が少なかったり、せっかく何かのチャンスがあっても情報が溢れているがゆえにすぐに何かや誰かと比較して「自分には無理だ」とあきらめてしまったり、そうした状況に違和感や危機感を覚えてきました。
社会に出たとき、人はひとりで何かするということはできません。子どものうちから社会性や協調性を育てる機会はとても重要だし、自分が主体性を持ってやりたいことにチャレンジしていくことが大きな学びになります。僕はヤクルトスワローズで18年間を過ごした経験から、一つのことをやりきることの大切さは感じていますが、それと同時に、興味のあることをたくさん経験することで身につく複眼的な視点や、経験からしか生まれない共感力や視野の広さの大切さも実感しています。自分の経験を振り返っても、大学生活を送り工場で働いた経験や、選手会長や選手兼任監督など、それぞれの経験が今に活きていると感じています。
FC今治高校 里山校は、授業にいろんな大人が関わったり、学校から出て野外で勉強したりと、社会との接点を重視し、様々な体験を通して子どもたちの主体性や社会性を育む高校です。自分で責任をとらなければいけない社会の厳しさも含め、これからの時代を「生き抜く力」を身に着けることができるのではないか。そうした共感から、一緒に関わらせていただくことになりました。
また、愛媛はヤクルトスワローズの秋季キャンプで毎年訪れていた場所でもあり、私にとって特別な場所の一つでもあります。そんな特別な場所で、新たに開校されるFC今治高校の入試の面接官を担当させていただくことは大変嬉しく思います。
一般入試では、子どもたちが物事にチャレンジする姿勢ややり抜こうとする姿を観察し、『FC今治高校 里山校に入ったらもっと活きる、伸びる』そんな生徒とマッチングできるよう、子どもたちと真剣に向き合いたいと思います。
FC今治高校 里山校とは
FC今治高校 里山校(FCI)は、サッカー元日本代表監督を務めた社会起業家 岡田武史が学園長を務め、2024年4月の開校を目指す愛媛県今治市の私立高等学校です。
FCIではサッカー人材の育成ではなく、これからの世界の歴史を動かす「ヒストリック・キャプテンシップ」を持ったリーダーの育成を目指し、地球そして地域社会の一員として主体的に動き考え、仲間と共に助け合う社会を創るための学びを展開していきます。
<FCIの特長>
FCIでは社会のなかで多様な仲間と学びあう新しい学びの仕組みを整え、実学・実践を重視した独自のカリキュラムを展開します。
・午前中は座学、午後には校外で探究する実践重視の時間割
・夢中になれるテーマが見つかる、多様なカリキュラムパートナーとの実践的な学び
・単位数を最適化して自学できる時間を確保し、生徒の主体性を尊重したカリキュラム設計
・問いに向かう姿勢や思考力の評価を重視するために定期テストや入学試験の学科試験を廃止
・寮生活で仲間と学び、3年次からは地域に飛び出して社会の一員として生活する
学校法人 今治明徳学園とは
前身となる今治技芸女学校が明治39年に開校してから110年を超える歴史を誇る愛媛県今治市に本部を置く学校法人。今治明徳中学校、今治明徳高等学校(本校・矢田分校)、今治明徳短期大学を運営する。2020年10月にFC今治(株式会社今治.夢スポーツ)と連携協定を締結。同社代表取締役社長の矢野将文氏と代表取締役会長の岡田武史氏が学園経営に参画し、2023年4月に岡田武史氏が学園長に就任。2024年4月より、高等学校本校を「FC今治高等学校明徳校」、矢田分校を「FC今治高等学校里山校」と改称予定。
学校名:学校法人今治明徳学園 FC今治高等学校 里山校
住所 :〒794-0081 愛媛県今治市阿方甲287番地
開校時期:2024年4月
1期生募集人数(定員):80名
今後の予定:
・2024年1月4日(木)~12日(金)一般入試出願期間
ウェブサイト:https://fcimabari-ed.jp/
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