美浜町の自然とスポーツを満喫!地域資源を活かしたモニターツアー実施
「スポーツを核としたまちづくり」を推進する愛知県美浜町では、さらなる交流人口の増加と地域経済の活性化を目指して、地域資源とスポーツを活用したアウター向けコンテンツの開発を行っています。
本町では、名鉄知多奥田駅と日本福祉大学に隣接する場所に「美浜町運動公園」の整備を進めており、2024年6月に陸上競技場と交流広場を先行オープンしました。
この運動公園の整備を契機として、「スポーツでつなぐ、美浜の未来」のスローガンのもと、スポーツと健康・福祉・教育・経済を連動させたまちづくりに取り組むことで、本町が抱える課題の解決や経済・社会の活性化を目指しています。
また、名古屋駅から特急で約60分、中部国際空港(セントレア)からは車で約30分とアクセス良好な本町は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、古くから観光業が盛んで、海水浴や潮干狩り、南知多ビーチランドなど、年間を通じて多くの観光客が訪れます。
これらの地域資源を活かして、今後さらなる交流人口の増加と地域経済の活性化を目指していくために、自然体験とスポーツを活用した新たなアウター向けコンテンツの開発・実証に取組んでいます。
この度、本町ならではの地域資源を体験できる教育旅行の実証イベントとして、岐阜市スポーツ少年団・西郷FCの小学6年生を対象に、1泊2日のモニターツアーを実施しました。

岐阜市から名鉄電車に乗って約2時間。駅に降り立つと目の前いっぱいに広がる運動公園に、子どもたちは大興奮!
早速、陸上競技場で貸し出されているE-bikeに乗り、町内サイクリングへ出発。宿泊する旅館を目指して、海岸沿いの道を走ります。


内陸県に住んでいるため、海を見る機会があまりないという子どもたち。夕日が傾き始めた伊勢湾の美しい景色に歓声が上がります。E-bikeに乗るのは全員初めてということでしたが、でこぼこ道も少ない力で楽々進むことができ、4kmほどの道のりもあっという間に旅館へ到着しました。


今回お世話になったのは、野間海岸で創業140年の歴史を持つ「いろはや旅館」。客室からは海を一望できる絶好のロケーションです。
元イタリアンシェフでもある若旦那・渡邊さんが市場から仕入れた新鮮な魚を使って、子どもたちに魚さばき体験をレクチャーしてもらいました。


まだ動いているほど新鮮な魚を前に、初めは恐る恐る包丁を握っていた子どもたちも、次第にコツをつかみ、最後は一人で大きな魚を三枚おろしにできるようになりました。
夕食は、自分たちでさばいた魚をフライ、焼き魚、煮魚、あら汁など、さまざまな調理方法で楽しむボリューム満点の献立。魚があまり好きではないという子も、「これ、さっきのお魚?」「美味しいね」と顔を見合わせながらお腹いっぱい味わい、命をいただくこと、美味しく調理してくれる人たちの存在にあらためて感謝する体験となりました。

翌朝は、野間海岸のビーチクリーンからスタート。
ごみ拾いの合間に砂浜の貝殻やヒトデなどを観察しながら、朝の海辺を気持ちよく散歩しました。


その後、陸上競技場へ移動して、プロのスポーツトレーナーによる運動教室を体験。
アジリティやスプリントトレーニングなどを通して、走る・蹴る・跳ぶなどさまざまな動作の基本姿勢を学びながら、体力・運動能力を向上する特別メニューを実施しました。


最後は、えびせんパークを訪問。三河湾・伊勢湾でとれるエビ、タコ、シラスなどの豊富な海の幸を使用したおせんべいを味わえる体験型施設です。
ここでは、好きな具材を選んで自分でおせんべいを作る「ぺったん体験」にチャレンジ。大きな鉄板に生地を広げ、じゅうじゅう音と蒸気を上げながらオリジナルのおせんべいを焼きあげます。できたては、パリっとした歯応えと香ばしさが止まらない美味しさ。


体験後は、パーク内で販売されている多彩なおせんべいをお土産に選び、名鉄河和駅へ。子どもたちは「とっても楽しかった!」「また来たい!」と満面の笑みを浮かべながら、笑顔で帰路につきました。

今回のモニターツアーをもとに、美浜町観光協会・旅館部と引き続き連携しながら、町全体でおもてなし体制のさらなる向上に取り組んでいきます。
■美浜町スポーツまちづくり推進室Instagram
https://www.instagram.com/mihama_sports_park/
■美浜町スポーツまちづくりPV(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=FhyCBpC_HoY
■お問い合わせ先
愛知県知多郡美浜町教育部生涯学習課
運動公園係 0569-87-3300
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード