株式会社Cloverse、株式会社CUBEの新ブランド「MODE COMMUTER」に画像生成AIソリューションを導入
撮影負担を軽減し、デジタルクリエイティブ制作のスピードを飛躍的に向上
株式会社Cloverse(本社:東京都港区、代表取締役:中谷健太郎)は、株式会社CUBE(本社:東京都港区)が展開する新ブランド「MODE COMMUTER(モードコミューター)」において、ファッション特化型の画像生成AIソリューション「Cloverse」が導入されたことをお知らせいたします。
本導入により、従来撮影に必要だったリソースやスケジュール調整の負担を軽減し、ECおよび広告クリエイティブの制作スピードを飛躍的に向上させることが可能となりました。
■ MODE COMMUTERの概要
「都市で生きるための、動けるモード」をコンセプトに、ラグジュアリー分野に特化し多くの著名ブランドに投資を行うLVMHグループの支援を受ける新鋭ブランドです。
アーバンアスレチックをテーマに、ミニマルで都会的なシルエットに、スポーツウェア由来の防水・撥水加工、ストレッチ性、軽量性といった機能性を融合させたコレクションを展開します。
また、リサイクル素材やエコフレンドリーな製造方法を採用し、環境負荷の低減にも注力。オートメーション化された工場背景と最新技術を駆使することで、高品質とコストパフォーマンスを両立し、タウンからスポーツ、アウトドアまで多様なライフスタイルを提案します。
さらに“MC by FUMITO GANRYU”として、デザイナー FUMITO GANRYU氏とのコラボレーションアイテムを日本限定で展開。MODE COMMUTER の機能美とFUMITO GANRYUの立体的フォルムが融合し、都市とアクティブライフをシームレスに結びつける新たなファッションの可能性を表現しています。
■ 導入の背景
MODE COMMUTERでは、EC・SNS・広告向けのビジュアル制作において、モデル手配や撮影環境の確保など多くのリソースを必要としていました。従来の撮影体制だけではなく、よりスピーディかつハイクオリティなクリエイティブ制作ができないか検討を重ねており、ブランド独自の世界観を短期間で高品質に表現するための新たな手段が求められていました。
こうした中で、Cloverseの導入により、物理的な制約を受けずに撮影クオリティを維持しながら制作リードタイムを大幅に短縮。ブランドの世界観を損なうことなく、EC更新や広告展開をスピーディに実現できる体制を整えました。
■ Cloverse導入のユースケース
Cloverseは、拡散モデルを活用したファッション特化型のAI生成プラットフォームです。
AIによる画像生成だけでなく、アートディレクターやレタッチャーなど人間のクリエイティブスキルを融合させたハイブリッド体制を構築し、ブランドごとの世界観に最適化されたビジュアルを制作します。
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キーモデルの生成:ブランドの世界観を体現するAIモデルを生成し、統一感のあるビジュアルを
展開 -
EC試着画像の作成:商品画像から自然な着用イメージを生成し、撮影負担を軽減
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ライフスタイルイメージの生成:ロケーションを再現した世界観ビジュアルを生成し、
SNS・広告に活用 -
試着モーション動画の作成:生成画像から動きを付与し、動画広告やEC動画への展開を実現
■ 導入効果
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従来撮影に必要だった撮影準備・日程調整などの負担を大幅に軽減
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制作リードタイムを平均70%短縮し、EC更新や販促展開を迅速化
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クリエイティブチームが撮影対応から世界観設計・アートディレクションに集中可能に
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ブランドが持つ独自の世界観を、AIにより場所や時間に縛られず表現可能
■ サンプルビジュアル

■ コメント
株式会社キューブ 取締役 波多野奨氏
「MODE COMMUTERの持つブランド世界観を維持しながら、スピードとクオリティを両立したクリエイティブ制作が実現できる点に大きな可能性を感じています。
LVMHグループの投資を受け、優れた素材と確かな工場背景を基盤に展開する“MODE COMMUTER”は、世界基準のクオリティと先進性を兼ね備えたブランドとして、さらなる進化を遂げようとしています。
本プロジェクトを通じて、クリエイティブ領域に強みを持つマルチブランドカンパニーとしてのCUBEが、感性と技術を融合させた“新しいクリエイティブの形”を創出し、AIという革新を原動力にグローバルブランディングを加速させていきます。
このプロジェクトの仕掛けの起点として、デジタルとリアルが融合する時代における新しい表現の在り方を再定義し、ハイセンスでありながらビジネスとしても一歩先を行く視点で、日本からアジア、そして世界へとコンテンツを発信できる基盤づくりを推進してまいります。今後は当社の展開するマルチブランドにもこの仕掛けを広げ、撮影ビジュアルやクリエイティブコンテンツの精度をさらに高めるべく、AIを中核とした次世代型の表現手法を積極的に進化させてまいります。」
株式会社Cloverse 代表取締役 中谷健太郎
「MODE COMMUTERのように強いブランド美学を追求する企業に導入いただけたことを光栄に思います。Cloverseは、撮影の代替ではなく“創造性を拡張するAIパートナー”として、アパレル産業全体の表現力と生産性向上に貢献してまいります。
本プロジェクトでは、Cube社と共に“AI × ファッション”領域での最先端クリエイティブ事例を創出し、ブランドが持つ独自の世界観を損なうことなく、スピードと完成度を両立させた新しい表現の形を提示したいと考えています。
また、今後はグローバル発信にも注力し、MODE COMMUTERの世界的認知拡大に寄与できるよう、海外向けビジュアル制作や多言語対応クリエイティブの展開も強化していきます。Cloverseは、AIの技術力と人の感性を掛け合わせ、“日本発の新しいファッションクリエイティブの形”を世界へ発信してまいります。」
■ 今後の展開
Cloverseは今後も、ファッションブランドのAIクリエイティブ導入を支援し、撮影負担の削減・表現力の拡張を両立する取り組みを強化していきます。
アパレルブランドでの導入をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。
【株式会社キューブ 概要】
本社所在地:東京都港区赤坂2丁目17-7 赤坂溜池タワー 7階
事業内容:アパレル事業、ラグジュアリーゴルフブランド「MARK & LONA」企画・販売
URL:https://www.cube-co.com/ja/index.html
【株式会社Cloverse 概要】
会社名:株式会社Cloverse,(旧 株式会社Genwork)
所在地:東京都港区北青山一丁目3番1号アールキューブ青山 3階
代表者:代表取締役 中谷健太郎
事業内容:アパレル業界向け生成AIクリエイティブソリューションの開発・提供
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Cloverse 広報担当
Email:info@cloverse.jp
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