AIRS Medical、伯瑛会のぞみ整形外科グループ全施設のオープン型MRIにMRI画像再構成AIソフトウェア「SwiftMR」を導入

― AI技術で高品質な画像提供と撮像時間短縮を両立し、患者にやさしいMRI検査を可能に ―

AIRS Medical Inc.

伯瑛会のぞみ整形外科グループ(所在地:広島県、4施設)は、患者さんにやさしいオープン型MRIを活用しながらも、 検査環境の改善と運用効率の向上を図るため、AIRS Medical Japan が提供するMRI画像再構成AIソフトウェア「SwiftMR」(https://airsmed.com/jp/swiftmr/)を4施設すべてのMRI装置に導入しました。

今回対象となったのは、以下の4つのクリニックに設置されているFujifilm社製オープン型MRI計4台であり、オープン型MRIにおいても安定的に適用できるSwiftMRの特性を示しています。

  • のぞみ整形スタジアム前

  • のぞみ整形外科クリニック寺家

  • のぞみ整形外科クリニック西条

  • のぞみ整形外科ヒロシマ

のぞみ整形外科グループがSwiftMRを導入した背景

のぞみ整形外科グループは、日常診療からリハビリテーションまで一貫した整形外科医療を提供し、広島県で地域医療を支えてきた医療法人です。オープン型MRIは患者さんの不安や負担を軽減できる反面、画像がノイズの影響を受けやすく、細かな構造が見えにくくなるといった課題を抱えていました。

今回導入された SwiftMRは、既存のMRI装置で撮像された画像をディープラーニングにより高画質化するAIソフトウェアです。ノイズ低減や空間分解能の向上を、撮像時間を延長することなく実現できる点が評価され、4施設同時での導入につながりました。

           伯瑛会のぞみ整形外科クリニック西条(外観)

オープン型MRIの課題に向き合い、SwiftMRを採用

従来、オープン型MRIでは十分な画質を確保するために撮像時間を長く設定する必要がありました。しかしSwiftMRの活用により、短時間の撮像においても安定した画質の確保を支援できることが確認されており、外来診療の流れを妨げずに検査効率を向上できる点も、大きなメリットとして期待されています。

さらに、従来のMRIでは困難であった皮質骨を画像化するBone-like imagingについても、検査の幅を広げる新たな可能性として、技師や医師から高い期待が寄せられています。

加えて、SwiftMRは既存のMRI装置と容易に連携でき、ワークフローを大きく変更することなく導入できる柔軟性も、今回の 4施設同時導入を後押しした要因となりました。


のぞみ整形外科グループ 関係者コメント

伯瑛会 のぞみ整形外科クリニック 診療放射線技師 赤宗卓 先生は次のように述べています。

「SwiftMRによってオープン型MRI画像のノイズが抑えられ、画像の輪郭が見やすくなることで、短時間の撮像でも安定した画質が得られていると感じています。従来は画質確保のために撮像時間を長く設定する必要がありましたが、現在は短時間の撮像でも安定した画像が得られる点は、現場として大きな変化です。

撮像条件や運用フローを大きく変えずに画質改善が図れるため、日常診療の流れを維持したままMRI検査を行える点にもメリットを感じています。今後も運用を重ねながら、より安定した画像提供につながることを期待しています。」

伯瑛会 のぞみ整形外科クリニック 理事長 金田瑛司 先生は次のように述べています。

「当グループでは、広島県で地域の“かかりつけ医”として、日常診療からリハビリテーションまで切れ目なく対応できる体制を整えてきました。今回、4施設すべてにSwiftMRを導入したのは、患者さんにやさしいオープン型MRIの特性を活かしながら、日常診療に必要なMRI画像品質をより安定して確保できる環境を整えるためです。

導入後は現場からも前向きな声が上がっており、日々の診療の中で無理なく運用できている点を評価しています。今後も最新技術を適切に取り入れながら、地域の皆さまに質の高い整形外科医療を提供できる診療環境の充実に継続して取り組んでまいります。」

伯瑛会 のぞみ整形外科クリニック 理事長 金田瑛司 先生

AIRS Medical Japan 合同会社コメント

AIRS Medical Japan合同会社 カントリーマネージャー イ・スンファンは次のように述べています。

「この度、広島県で長く地域の整形外科医療を支えてきた伯瑛会のぞみ整形外科グループ様にSwiftMRをご導入いただけたことを大変嬉しく思います。患者様にやさしいオープン型MRIの特長を活かしながら、さらなる高画質化および検査効率の向上を実現できるSwiftMRの価値を、今回の4施設における臨床運用を通じて、改めて確信いたしました。AIRS Medical Japanは今後も、現場の声を丁寧に取り入れながら、より医療現場で活用しやすいソリューションの提供に努めてまいります。」


【製品情報:SwiftMR スイフトエムアール

SwiftMRは、既存のMRI装置に後付けで導入できるAI画像再構成ソフトウェアで、主要MRIメーカーすべての装置と互換性を持つベンダーニュートラル型ソリューションです。ディープラーニング技術を活用し、ノイズを効果的に抑制しながら組織の信号は高解像化することで、短時間撮像でも安定した画像品質の確保をサポートします。

AIRS Medicalが2021年に米国FDA、2023年に日本で医療機器認証を取得して以降、SwiftMRは韓国・米国・欧州を中心に世界40カ国以上、1,000を超える医療機関に導入され、累計撮像件数は6千万件を突破しています。大学病院・総合病院・健診センターなど幅広い医療機関で活用され、診断環境や患者体験の改善に寄与すると期待されています。

  • 名称:SwiftMR スイフトエムアール

  • 種類:AI医療画像再構成ソフトウェア

  • 医療機器認証番号:305AHBZI00041000

  • 区分:プログラム1 疾病診断用プログラム

  • 主な特長:ノイズ低減、高精細化、既存MRI装置への後付け導入が可能

  • 導入形態:クラウド/オンプレミス対応

  • 認証:医療機器製造販売認証(日本)、FDA 510(k)(米国)ほか

  • 製品ページ:https://airsmed.com/jp/swiftmr/

【病院情報:伯瑛会のぞみ整形外科グループ

伯瑛会のぞみ整形外科グループは、2005年の設立以来、「患者さんの希望が私たちの願い」を理念に掲げ、広島県を拠点に地域医療を支える医療法人です。広島県内に4つのクリニック(のぞみ整形スタジアム前、寺家、西条、ヒロシマ)を展開し、日常診療からリハビリテーションまで、幅広い医療サービスを一貫して提供しています。地域住民の「かかりつけ医」として、患者さんの不安や負担を軽減する環境づくりに注力しており、今回のオープン型MRIへのAI技術導入も、この患者さん中心の理念に基づいています。

  • 名称:医療法人社団 伯瑛会 のぞみ整形外科グループ

  • 所在地:広島県(広島市南区、広島市佐伯区五日市、東広島市<西条・寺家 )

  • 理事長:金田 瑛司

  • 設立:2005年8月

  • 診療内容:整形外科、内科、リハビリテーション科など

【会社情報:AIRS Medical Japan 合同会社

AIRS Medicalは、「AI×ロボティクスで医療課題を解決する」というビジョンを掲げ、医用画像分野における革新的AIソリューションを開発・提供しています。

主力製品であるSwiftMR™は、既存MRI装置の性能を引き上げ、撮像効率や画像品質を大きく改善できるソリューションとして、世界各国の医療機関で導入が進んでいます。

  • 会社名:AIRS Medical Japan 合同会社(エアーズ・メディカル・ジャパン)

  • 所在地:東京都港区虎ノ門1丁目17-1

  • 代表者:イ・スンファン

  • 事業内容:医療用ソフトウェアの開発・販売

  • 企業サイト:https://airsmed.com/jp/


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会社概要

AIRS Medical Inc.

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URL
https://airsmed.com/jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
223, Teheran-ro, Gangnam-gu, Seoul, 06142, Republic of Korea 13-14F, Keungil Tower
電話番号
03-6807-5926
代表者名
イ スンファン
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年10月