「サプライチェーン イノベーション大賞2025」の「大賞」を受賞

~非食品+食品融合型フルライン物流改革について~

株式会社薬王堂

 株式会社薬王堂(本社:岩手県盛岡市、代表取締役 社長執行役員 西郷孝一、以下薬王堂)及び株式会社PALTAC(本社:大阪市、代表取締役社長 吉田拓也、以下PALTAC)は、取引先様23社の協力で実施した非食品・食品の一括物流(プロジェクト名:非食品+食品融合型フルライン物流改革)の取り組みが評価され、7月4日に「サプライチェーン イノベーション大賞2025」の「大賞」を受賞しました。

 

 「サプライチェーン イノベーション大賞」は、経済産業省が支援する製・配・販連携協議会がサプライチェーン全体の最適化に向け、製・配・販各層の協力の下で優れた取り組みを行い、業界を牽引した事業者に対しその功績を表彰するものです。

 

《受賞概要》

 薬王堂とPALTACが属するサプライチェーンは、配送費・人件費・エネルギーコストの高騰といった経済的課題や、働き方改革・ホワイト物流・二酸化炭素排出量の削減といった社会的課題に直面しています。今回の取り組みでは、これまで別々で行うことが業界の常識であった非食品部門と食品部門の物流を、一括して取り扱う(PALTACへ委託)ことで物流生産性が飛躍的に改善しました。加えて、今回の取り組みに際し、複合的な課題(経済的課題、社会的課題並びに製・配・販及び配送事業者それぞれが抱える課題)を両社で共有し、解決に向けた取り組みを実施することで、これらの課題の同時解決を実現しました。

これにより、配送に要する人手やトラック台数及び二酸化炭素排出量は2~3割減少しており、配送費の削減やホワイト物流の推進に繋がっています。さらに、配送回数の減少に伴い、店舗での荷受け作業が減少されるほか、既に非食品部門で導入されているカテゴリ納品を食品部門にも導入することで、陳列作業の効率化が図られ、働き方改革にも貢献することが評価されました。(詳細は3頁目以降の取り組み説明資料をご覧ください。)

 

※カテゴリ納品:店舗の売り場構成に合わせて、カテゴリごとに商品を分類して納品すること。

陳列・補充時の移動が減少し、店舗作業の負担軽減につながります。

 

《今後の展望》

 薬王堂は「地域の皆様の美と健康と豊かな暮らしに貢献する」、またPALTACは「人々の豊かで快適な生活の実現に貢献する」という理念のもと、両社は社会・環境課題の解決に資する取り組みを進めており、今回の共同受賞は、おかげさまで4回目となります。今後も取り組みを通じて得られた知見と成果を礎に、持続可能で効率的な物流ネットワークの構築を目指し、より良い未来の実現に向けて挑戦を続け、両社の理念実現に邁進していきます。

 

(本取り組みのスキーム図)

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会社概要

株式会社薬王堂

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URL
https://www.yakuodo.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
岩手県盛岡市盛岡駅西通2-9-1 マリオス6F
電話番号
-
代表者名
西郷 孝一
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1991年06月