日本ピックルボール協会、国内初となる公式ランキング制度を2026年1月より本格始動

～国際大会派遣・全日本選手権出場資格・シード権などと直結～

一般社団法人 日本ピックルボール協会（以下、JPA）は、日本国内におけるピックルボール競技のさらなる普及および競技力向上を目的として、国内初となる「JPA公式ランキング制度」を2026年1月5日より本格始動することをお知らせいたします。

本制度は、年齢や性別に応じたランキング区分を設け、全国の選手の挑戦を公平・透明に評価する仕組みとして導入されます。

◆ 対象種目・年齢カテゴリ

本ランキング制度は、以下の種目・年齢区分で構成されます。多世代スポーツとしての特性を活かし、19＋、35＋、50＋の3区分をすべての主要種目に設けます。

• 男子シングルス（19＋／35＋／50＋）

• 男子ダブルス（19＋／35＋／50＋）

• 女子シングルス（19＋／35＋／50＋）

• 女子ダブルス（19＋／35＋／50＋）

• 混合ダブルス（19＋／35＋／50＋）※男女別ランキング

ランキングは JPA公式Webサイトにて毎月公開・更新されます。

◆ ポイント制度の仕組み

ポイントは、各大会における最終成績に応じて付与され、年間の累積ポイントによってランキングが決定されます。

• 大会ごとの参加者数 × 成績に応じたポイントを付与

• 付与されたポイントの有効期限は 1年間

• ランキングは 月次更新（月初公開

JPAオープン大会およびTOP TOUR チャレンジャー大会では、参加者数および最終成績に応じたポイントを付与します。

国内最高峰大会として位置づける「TOP TOUR プレミア」では、同一成績であってもより高いポイントが付与される仕組みとしています。

■ ランキング初回公開・更新スケジュール

初回ランキング公開日：2026年1月5日（月）

• ポイント付与：大会最終日が属する月の 翌月初め

• 更新頻度：毎月1回

■ ランキングの活用用途

本ランキングは、単なる順位付けにとどまらず、以下の強化・選考制度等と直結します。

• 国際大会への派遣選考

• 全日本選手権の出場資格

• 強化指定選手の選考

• 予選免除・シード権の付与

これにより、選手の実績が次のステージへとダイレクトにつながる仕組みが本格的に整備されます。

■ 直近の対象大会（ポイント付与開始大会）

すでに事前にご案内しているとおり、2025年11月以降の開催大会から公式ポイント付与が開始されます。

• 沖縄オープン2025（2025年11月28日～）

• 水戸オープン2025（2025年12月13日～）

• ミズノ高槻オープン2025（2025年12月20日～）

• 全農エネルギー福岡オープン2025（2026年1月9日～）

• TOP TOUR 2026 T6 INUYAMA（2026年2月7日～）

※2025年10月開催の「ピックルボールワールドカップ」代表選考に関わる先行ポイントも有効として取り扱われます。

■ 国際大会派遣について（Vietnam D-Joy）

JPAは、2026年3月に開催される「APP 2026 Pickleball D-Joy（ベトナム）」へ、日本代表選手を派遣予定です。

• ・選考方法：2026年2月・JPA TOP TOUR 2026 T6 INUYAMAまでの累積ポイント

• ・派遣人数：男女各2名・計4名

• ・派遣大会日程：2026年3月19日～22日

国内ランキングが、国際舞台への挑戦へと直結する新たな選考基準となります。

■ APP大会戦績の特別加点制度（5倍換算）

APP（Association of Pickleball Players）Pro大会での戦績は、JPAポイントとして5倍換算で加点されます。

順位ポイント・勝利ポイントすべて5倍適用

例：APP大会で15ポイント獲得 → JPAポイント75ポイント加算

この制度により、海外での挑戦が国内ランキングにも正当に反映される仕組みが整い、グローバル志向の選手育成を後押しします。

※APP大会におけるアマチュアカテゴリの戦績は、JPAランキングポイント付与の対象外です。

■ 日本ピックルボール協会（JPA）について

一般社団法人 日本ピックルボール協会（JPA）は、日本国内におけるピックルボールの普及・競技環境の整備・選手育成・国際連携を目的に活動する競技団体です。全国大会の開催、指導者育成、国際大会派遣などを通じて、日本の競技力向上とスポーツ文化の発展に取り組んでいます。