「Privaco」運営のサニーズ、シードラウンドで5,000万円を資金調達

AIが「ツール」から「労働力」となる時代へ、人とAIエージェントを一元管理する「AIワークフォース統制」を提供開始

サニーズ株式会社

国産パスワード管理・アクセス管理サービス「Privaco(プライバコ)」を提供するサニーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中澤 望、以下「当社」)は、HAKOBUNEおよび広島ベンチャーキャピタルを引受先として、5,000万円の資金調達を実施しました。今回調達した資金をもとに、「Privaco」のプロダクト開発や営業活動、パートナーシップを強化いたします。加えて、人間とAIエージェントを同じプラットフォーム上で管理する「AIワークフォース統制」の開発・提供を開始いたしました。

資金調達の背景と目的

当社はこれまで、国産パスワード管理・アクセス管理サービス「Privaco」を通じて、個人や企業におけるパスワード・認証情報の安全な管理に取り組んでまいりました。企業におけるSaaS利用が拡大するなか、パスワードや認証情報を適切に管理する重要性は高まっています。

一方、生成AIの進化により、企業におけるAIの役割は大きく変わろうとしています。これまでの生成AIは、人間がプロンプトで指示を与え、文章作成や情報収集などのタスクを支援する「AIアシスタント」としての利用が中心でした。これに対してAIエージェントは、与えられた目的に基づいて自律的に判断し、必要なツールやシステムへアクセスしながら、複数の業務を遂行します。AIは、人間の指示に「回答する存在」から、自ら業務を「実行する存在」へと変わりつつあります。

この変化によって、企業のワークフォース(労働力)は人間だけではなくなります。将来的には、一人の社員が複数のAIエージェントを活用し、人間とAIエージェントがともに企業の業務を担う「AI Workforce」の時代が到来すると、当社は考えています。その世界では、人間の従業員と同様に、AIエージェントについても「誰が所有しているのか」「どのサービスにアクセスできるのか」「何をどこまで実行できるのか」「どの操作には人間の承認が必要なのか」を管理する仕組みが必要になります。

そこで当社は、これまでPrivacoで培ってきた認証情報・アカウント管理の知見をもとに、人間とAIエージェントを一つのワークフォースとして管理する「AIワークフォース統制」を開発・提供を開始しました。今回の資金調達を通じて、プロダクト開発、営業、パートナーシップを強化し、人とエージェントが安全に協働できる新しいアイデンティティ基盤の構築を目指します。

人とAIエージェントを一元管理する「AIワークフォース統制」を提供開始

AIエージェントが企業のワークフォースとして業務を担うようになると、人間の従業員と同様に、AIエージェントについても「誰が所有しているのか」「どのサービスにアクセスできるのか」「何をどこまで実行できるのか」を管理する仕組みが必要になります。「AIワークフォース統制」は、人間とAIエージェントを同じ組織のワークフォースとして一元管理し、AIエージェントの権限設定から実行承認、操作履歴の記録までを管理するためのプラットフォームです。主な特徴は以下のとおりです。

  • 人とAIエージェントを同じワークフォースとして一元管理

従業員だけでなくAIエージェントも組織のワークフォースとして登録し、それぞれのAIエージェントについて、所有者や役割、利用状況を一元的に管理します。

  • AIエージェントごとに権限・実行ポリシーを設定

AIエージェントごとにアクセス可能なサービスや権限を設定します。単にサービスへのアクセス可否を管理するだけでなく、AIエージェントがそのサービス上で「何を、どこまで実行できるのか」を管理することで、組織のルールに沿ったAIエージェントの運用を実現します。

  • 重要な操作には人間による承認を要求

AIエージェントが重要な情報へのアクセスや特定の操作を実行する際に、人間による承認を求めるワークフローを設定できます。日常的な業務はAIエージェントに任せながら、重要な判断や操作には人間を介在させることで、安全性と業務効率の両立を目指します。

  • AIエージェントのアクセスや操作を記録・可視化

人間とAIエージェントによるアクセスや操作をログとして記録し、「誰が/どのAIエージェントが、いつ、何を実行したのか」を確認できるようにします。AIエージェントによる業務実行の透明性を高め、企業による継続的な監査を可能にします。

1名あたり月額3,980円でご利用でき、AIエージェントのリクエスト枠2,000件が付帯します。30日間の無料トライアルも可能です。詳細は以下をご覧ください。

https://privaco.jp/

投資家からのコメント

HAKOBUNE Founding Partner 木村 正博 氏

生成AIの登場によって、私たちの働き方は大きく変わり始めています。そして今、その変化はもう一段階進みつつあります。

これまでのAIは、人間がプロンプトを入力し、その指示に応じて回答や成果物を返す「アシスタント」でした。一方、AIエージェントは、目的を与えられることで自律的に判断し、企業のシステムへアクセスしながら、実際の業務を遂行します。

AIが「ツール」から「労働力」へと変わることで、将来的には一人の社員が複数のAIエージェントとともに働く「One employee, many AI agents.」の世界が到来すると考えています。そのとき企業に必要になるのは、人間だけを前提とした従来の管理の仕組みではありません。人間とAIエージェントの双方について、誰が何にアクセスし、何を実行できるのかを管理し、必要に応じて人間による承認を求め、その行動を監査できる新しいガバナンス基盤が必要になります。

サニーズは、Privacoで培ってきた認証・アカウント管理の技術を起点として、この新しい課題に取り組もうとしています。HAKOBUNEは、AIエージェントが企業の新たな労働力「AI Workforce」となっていく未来と、その普及に伴って新たなガバナンス基盤が必要になるという市場仮説に強く共感し、今回の投資を決定しました。サニーズが日本におけるAI Workforceの新しいカテゴリーを切り拓く企業となれるよう、プロダクト開発だけでなく、市場づくりや事業開発も含めて長期的に支援していきます。

株式会社広島ベンチャーキャピタル 代表取締役 西岡 賢 氏

サニーズは、「Privaco」を通じて、パスワード・アカウント情報の管理からアクセス権限の管理、さらにはデジタル遺産の承継まで、個人・法人双方が抱える新たな課題の解決に取り組んでいます。今後さらに拡大が見込まれる市場の成長性に加え、中澤社長の実行力を高く評価し、この度の出資を決定いたしました。

直近、国内においても企業への不正アクセスや情報漏えいが相次ぐなど、サイバーセキュリティを取り巻く環境は大きく変化しています。また、生成AIやAIエージェントの普及により、企業が管理すべきアカウントやアクセス権限は今後さらに複雑化していくことが予想され、セキュリティはIT部門だけでなく、企業経営における重要なテーマになっていくと考えております。

そのため、当ファンドはひろぎんグループとも連携し、地域企業において、デジタル化やクラウドサービスの利用が進む中、セキュリティ対策をより身近なものとし、日常の業務の中で安心・安全にデジタルサービスを活用できる環境づくりに、サニーズとともに取り組んでまいります。

サニーズが、個人から法人まで、デジタル社会における安心・安全を支える新たなインフラへと成長していくことを期待し、その成長を力強く支援してまいります。

代表取締役 中澤 望 コメント

この度、HAKOBUNEおよび広島ベンチャーキャピタルの皆さまからご出資いただき、5,000万円の資金調達を実施しました。

当社はこれまで、Privacoを通じて企業や個人の認証情報・アカウントを安全に管理する仕組みを提供してきました。それらが今後も重要であることは変わりませんが、一方でAIエージェントが急速に進化し、人間に代わってさまざまな業務を実行するようになったことで、これから企業が管理すべき「ワークフォース」は、人間だけではなくなる時代が到来しつつあると感じています。

これまでAIは、人間が指示を出して利用する「ツール」でした。しかし今後は、一人の社員が複数のAIエージェントとともに働き、AIエージェント自身が企業のシステムへアクセスし、業務を実行することが当たり前になっていくと考えています。AIエージェントは、心強い同僚になる可能性を秘めている一方で、適切に管理されなければ、企業に大きなリスクをもたらす存在にもなりかねません。そのため、人間だけではなくAIエージェントについても、誰が所有し、どのシステムへアクセスし、何を実行できるのかを適切に管理する必要があります。

私たちは、これまで培ってきた認証・アカウント管理の技術を基盤として、Privacoを人間とAIエージェントを一つのワークフォースとして管理するプラットフォームへ進化させていきます。今回の資金調達を起点に、人とAIエージェントが安全に協働できる新しい基盤をつくり、AIがワークフォースとなる時代に必要な新しいガバナンスのあり方をつくっていきたいと考えています。

急増するサイバーインシデントへの対策

当社はこれまで、パスワード・認証情報管理を中心としたセキュリティ領域に取り組んできました。現在は、これまで培ってきた技術や知見を活かした「AIワークフォース統制」の開発に加え、企業の安全なシステム運用を支援する各種サイバーセキュリティソリューションを提供しています。ご興味をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。

例)

  • グローバル基準の暗号化を備えた国産パスワードマネージャーの提供(法人/個人)

  • 特権アカウントを含む、アカウントの権限を柔軟に制限する安全なアクセス管理ソリューション(法人)

  • デジタル庁提供のマイナアプリを活用した、マイナンバーカードによる強固かつ低コストな本人認証の開発支援・コンサルティング(法人)

  • 認証認可に関する開発支援・コンサルティング(法人)

  • デジタル遺産の引き継ぎソリューションの提供(個人)

会社概要

会社名:サニーズ株式会社(Sunnies Inc.)

代表者:中澤 望

設立:2024年5月2日

所在地:東京都千代田区神田小川町2-4-14 フィールドクレストビル8階

資本金:3,000万円(資本準備金含む)

事業内容:アカウント情報・アクセス権限を管理するサービスの企画・運営

URL:https://sunnies.co.jp/

サニーズ公式Xアカウント:https://x.com/Sunnies_Inc

受賞歴:FIN/SUM 2026 インパクトピッチ日経賞(最優秀賞)

本件に対するお問い合わせ先

サニーズ株式会社 広報担当

pr@sunnies.co.jp

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会社概要

サニーズ株式会社

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URL
https://sunnies.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田小川町2-4-14 フィールドクレストビル8階
電話番号
-
代表者名
中澤 望
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2024年05月