【患者への服薬フォローに関する薬剤師アンケート調査】

~約7割が対応で悩んだ経験あり、判断基準・時間不足が大きな課題に~

株式会社EPファーマライン

医薬・医療・ヘルスケア業界に特化した総合BPO企業である株式会社EPファーマライン(所在地:東京都豊島区、代表取締役 伊勢 由多可 以下「当社」)では、当社が主催する薬剤師向けセミナーに参加した20代~70歳以上の参加者を対象に患者への服薬フォロー関するアンケートを実施いたしました。

2020年の薬機法改正から6年が経過し、薬剤師による服薬期間中のフォローは、患者の治療継続や適正使用を支える重要な取り組みとして定着しつつあります。一方で、実際の現場では対応の難しさや課題を感じる声も少なくありません。

そこで当社では、全国の薬剤師を対象に患者への服薬後フォローの実施状況や課題について調査を実施しました。その結果、服薬フォローの重要性が高まる中で、現場が様々な課題を抱えている実態が明らかになりました。

【調査概要】

◆ 対象者:セミナー参加者の20代~70歳以上の男女

◆ 回答数:3713件

◆ 調査対象地域:全国

◆ 調査方法:インターネットアンケート

◆ 調査日:2026年6月25日

【調査結果まとめ】

◆ 約74%の薬剤師が、患者への服薬フォローを実施していると回答

◆ 服薬フォローにおける最大の課題は「どこまで対応すべきか判断が難しい」

◆ 約72%が、服薬フォローにおいて対応が難しいと感じた経験があると回答

◆ 対応が難しいと感じたエピソードとして、患者とのコミュニケーション、副作用対応、医師との連携に関する悩みが多く挙げられた

◆ 患者側の課題としては「服薬を自己判断で中断する」が最多となり、定期的な連絡・サポート体制の重要性が示された

<約74%の薬剤師が服薬フォローを実施していると回答>

服薬フォローを「日常的に行っている」と回答した薬剤師は32.3%、「時々行う」は41.4%となり、合わせて73.7%が何らかの形で実施していることが分かりました。一方で、「あまり行えていない」「ほとんど行っていない」を合わせると約26%にのぼります。服薬フォローの必要性は現場に浸透しつつあるものの、日常業務の中で継続的かつ十分に実施するには、時間や体制面での制約が残っていると考えられます。

<どこまで服薬フォローを実施すればよいか悩む薬剤師が最多の結果に>

服薬フォローを行ううえでの課題として「どこまで対応すべきか判断が難しい」が51.1%で最多となり、次いで「時間が確保できない」が47.5%、「人手不足」が28.5%と続きました。特に、判断基準の不明確さと業務時間の不足が上位に並んでいる点から、薬剤師個人の努力だけでは解決しにくい構造的な課題が存在していることがうかがえます。今後は、対応範囲の標準化や業務効率化、必要に応じた外部支援の活用が重要になると考えられます。

<約72%が服薬フォローが難しいと感じた経験があると回答>

患者への服薬フォローにおいて「対応が難しい」と感じた経験については、「時々ある」が51.6%、「よくある」が20.3%となり、合わせて約72%の薬剤師が対応に苦慮した経験を持つことが分かりました。服薬フォローは服薬時の悩みを聞き取るだけではなく、副作用への対応や医師への連携など専門的判断を伴う場面が多いことが示されています。現場で安心して対応できるよう、判断支援やエスカレーション体制の整備が求められます。

(自由記載) ※一部抜粋

<薬剤師からは「患者とのコミュニケーション」「副作用判断」「医師連携」に悩む声が多数>

 【患者とのコミュニケーション】

 ・患者がフォローの必要性を感じておらず、話を聞いてもらえないことがある

 ・高齢者では電話での意思疎通が難しい

 ・患者との信頼関係構築が難しい

【副作用への対応】

 ・症状が副作用か原疾患によるものか判断が難しい

 ・副作用が疑われた際、服薬継続か中断か迷う

 ・副作用を説明しすぎると服薬拒否につながることがある

【医師との連携】

 ・どのレベルで医師へ報告すべきか判断に迷う

 ・トレーシングレポートを送っても反応が分からない

 ・患者から「医師には言わないでほしい」と言われることがある

【服薬継続・アドヒアランス】

 ・患者の自己判断による服薬中断への対応が難しい

 ・飲み忘れや残薬の実態把握が困難

 ・服薬継続の必要性を理解してもらえない

【連絡手段・フォローアップ体制】

 ・電話をしても出てもらえないことが多い

 ・詐欺電話と思われ連絡がつながらない

 ・業務多忙で十分なフォロー時間を確保できない

自由記載回答では、「患者とのコミュニケーション」に関する課題が最も多く挙げられました。

具体的には、「患者がフォローアップの必要性を感じていない」「話したがらない」「電話に出てもらえない」といった声が多く見られました。また、副作用への対応や服薬継続の判断、医師への連携判断に悩むという回答も多く、患者対応だけでなく専門的な判断や医療機関との連携にも課題を感じていることが明らかになりました。

<患者側の課題として一番多くあがった回答は「服薬を自己判断で中断する」>

患者側の課題として「服薬を自己判断で中断する」が最も多く、「正しい情報が伝わらない」、「困っていることを相談してくれない」が続きました。患者自身が不安や困りごとを抱えていても、薬剤師に十分共有されないまま服薬中断や誤った理解につながる可能性が示されています。こうした課題に対しては、患者からの相談を待つだけでなく、薬剤師側から定期的に状態を確認する能動的なフォローが有効と考えられます。

<「患者への定期的な連絡・サポート体制」を求める声が最多に>

 服薬フォローをより適切に実施するために有効な支援として、「患者への定期的な連絡・サポート体制」が最も多く、次いで「医療機関との連携支援」「患者向けの情報提供」となりました。また、「フォロー業務を代行するサービス」を求める回答もあり、一定数の薬剤師が外部サービスの活用に関心を持っていることが分かりました。患者との接点づくり、医療機関との連携、情報提供を組み合わせた支援体制が、現場負担の軽減とフォロー品質の向上につながると考えられます。

■電話やSNS等を活用した患者サポートサービスのご紹介

EPファーマラインでは、薬剤師・看護師・管理栄養士・臨床心理士・臨床検査技師の資格を持つ「メディカルコミュニケーター」が、患者様に寄り添い、電話・メール・SMS・SNS・チャット・アプリ等の最適な方法で服薬支援や受診勧奨を行います。

24時間/365日の対応はもちろん、平日の8:00~9:00(早朝)+18:00~21:00(夜間)のみの受電対応など、ご要望に応じた業務内容・対応時間でのコンタクトセンター開設が可能です。

株式会社EPファーマライン

■株式会社EPファーマライン
株式会社EPファーマラインは、EPSグループの一員として、医薬品・医療・医療機器・ヘルスケア領域に特化したBPOサービスを展開しています。
「DIサービス(コンタクトセンター)」「BPOサービス」「医療機器サポートサービス」「マルチチャネルプロモーションサービス」「ヘルスケアサポートサービス」の5つを基軸とし、各領域に精通したプロフェッショナルによる高品質なソリューションを提供しています。


◆ 会社名:株式会社EPファーマライン
◆ 本社所在地:東京都豊島区西池袋3-27-12 池袋ウェストパークビル
◆ TEL:0120-861-664
◆ 会社HP:https://www.eppharmaline.co.jp/
◆ お問い合わせ:https://www.eppharmaline.co.jp/inquiry.php

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ビジネスカテゴリ
医薬・製薬医療・病院
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会社概要

URL
https://www.eppharmaline.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区西池袋3-27-12 池袋ウェストパークビル
電話番号
-
代表者名
伊勢 由多可
上場
未上場
資本金
-
設立
1997年11月