【鉄道博物館】収蔵資料展 開催について

鉄道博物館

○当館が収蔵する67万点の資料の中から、普段は展示していないものを中心に、当館学芸部のメンバーが自由な発想で選び展示します。

○交通博物館時代に収集したものや、鉄道以外の資料も交え、8つの個性豊かな展示ブースで収蔵品の新たな魅力を紹介します。

○連携展示として、鉄道文化ギャラリーや鉄道ジオラマ内でも期間限定の展示を実施します。 館内各所で広がる収蔵品の世界を、ぜひあわせてご覧ください。

■ 名 称

鉄道博物館収蔵資料展「100年以上かけて集め続けた67万点の中から、普段は展示していないものを中心に、鉄道はもちろん、鉄道以外も、これ、見てもらえたら嬉しいなと思ったものを、鉄道博物館学芸部メンバーがそれぞれの視点で選び並べてみました展」

■ 会 期:2025年10月11日(土)〜11月24日(月・振休)

 場 所:鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー1

入場料:無料 ※入館料のみでご覧いただけます。

【入館料(税込)】

一般

小中高生

幼児

前売料金(前日まで)

1,500円

500円

200円

当日料金

1,600円

600円

300円

※幼児は3歳以上未就学児。

※スムーズにご入館いただくために、事前にオンライン入館券のご購入をおすすめします。

※障害者手帳等、各種利用券等をお持ちの方は事前に入館券をご購入いただく必要はございませんので、直接当館エントランスカウンターへお越しください。

 展示内容

 本企画展では、あえて統一のテーマを設けず、当館学芸部のメンバーが自由な発想で企画した、8つの独立した展示テーマによって構成しています。展示資料の中には、鉄道以外の分野として「航空機」に関する資料や、鉄道開業 200年にちなんだ展示など、当館収蔵品の新たな魅力を発見できる内容が盛り込まれています。 各ブースには、担当メンバーの思いやこだわりが込められており、見どころのメッセージも展示しています。

全日空 機長制帽
エールフランス ボーイング707模型・パンフレット

■ 鉄道開業200年に関する展示紹介

ジョージ・スチーブンソン(1781-1848)

 スチーブンソンは貧しい家庭に育ち、学校に通えませんでしたが、少年時代から機械に興味を持ち、蒸気機関を鉄道に応用することを考えました。試行錯誤の末、蒸気機関車の実用化に成功し、車両の製造だけでなく、トンネルや橋の建設など鉄道インフラの整備も行いました。

 1825年9月27日、世界初の公共鉄道がイギリスのストックトン~ダーリントン間で開業し、鉄道の歴史が始まりました。今日、鉄道では世界一と言われる日本の新幹線技術も、彼らの築いた技術の延長線上にあることを考えれば、功績の偉大さがわかります。今年はその鉄道開業から200年の節目にあたります。

ロコモーション号模型 縮尺:1/8        1825年 模型製作:1951(昭和26)年 

 1825年、ストックトン~ダーリントン間に、世界初の公共鉄道が開業しました。その時走った蒸気機関車がロコモーション号で、ジョージ・スチーブンソンが製作しました。ボイラーの上には2つのシリンダーが垂直に立ち、たくさんのロッドやクランクを装備していました。ロコモーション号の実物は、ダーリントンにある「ヘッド・オブ・スチーム(Head of Steam)」という鉄道の博物館に展示されています。

ロンドン・バーミンガム鉄道 予定線路図(1835年)      ※鉄道博物館としては初めて公開する収蔵品です。

 バーミンガムとその西に位置する工業地帯は、産業革命で大発展していました。しかし製品や荷物の輸送手段は駅馬車や運河による輸送しかなく、迅速で効率的な手段が望まれていました。ロンドン・バーミンガム鉄道は、ジョージ・スチーブンソンと息子ロバートが一緒に建設した路線です。技師長に任命されたロバートはこの大事業に取り組み、1838年9月17日に開通しました。これは開通の3年前に製作された予定線路図で、左上にはRobert Stephenson(ロバート・スチーブンソン)の名が入っています。

スチーブンソン自筆署名書簡(1831年)

 ジョージ・スチーブンソンからグラスゴーの実業家であるC.テナント氏に宛てた手紙です。リバプールの運河にトンネルを通して建設する鉄道についてテナント氏から意見を求められ、2つの路線のうち、短いトンネルの方が良いとスチーブンソンが回答しています。署名はスチーブンソン自身のもので、手紙はスチーブンソンが口述して秘書に書かせたものとされています。

■ 連携展示

「なつかしのポスター」デジタルコレクション〜鉄道文化ギャラリーにて公開!〜

当館収蔵の鉄道ポスターをデジタルデータ化し、鉄道文化ギャラリーにて公開します。

期間:10月11日(土)〜11月24日(月・振休)

場所:本館2F 鉄道文化ギャラリー

※展示期間中は絵画のデジタル展示は休止いたします。

※期間中は展示替えを予定しております。

学芸部セレクション!「推し車両模型」を特別展示!

普段は展示していない車両模型の中から、当館学芸部メンバーがそれぞれの視点で選んだ「推し車両模型」を、 鉄道ジオラマに特別展示します。

期間:10月1日(水)〜10月31日(金)

場所:本館2F 鉄道ジオラマ

※掲載の写真はすべてイメージです。

※展示内容・構成は予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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会社概要

鉄道博物館

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URL
https://www.railway-museum.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
埼玉県さいたま市大宮区大成町 3丁目47番
電話番号
048-651-0088
代表者名
石田 亨
上場
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資本金
-
設立
2007年10月