取材依頼殺到中──話題の“直美”当事者が初めて語る。PRIDE CLINIC院長・久野賀子、公式YouTubeにて「直美」についての見解を発信
美容医療の利用者が急増し、医師のキャリア選択も多様化する中、初期臨床研修を終えると同時に美容医療へ進む若手医師“直美(ちょくび)”が社会的な議論を呼んでいる。
今回、美容皮膚科PRIDE CLINICの院長であり、自身も“直美”出身である久野賀子が、YouTube動画にて、当事者の視点から「直美」というキャリアの実態と意義について初めて体系的に語る。
「直美」とは何か
医学部6年、国家試験合格後、2年間の初期臨床研修を経て、多くの医師は内科・外科・小児科などの後期研修へ進みます。
その一方で、初期研修を終えた段階で美容クリニックに進み、美容医療を専門とするキャリアを選択する医師が増加しています。
こうした動きを、医療業界では俗に「直美」と呼んでいます。
この言葉は近年SNSを中心に議論を呼んでおり、
「美容医療の発展」「若手医師のキャリア多様化」という肯定的な側面と同時に、
「医療知識の深度」「合併症対応」「教育体制」などの問題点も取り沙汰されています。
① “直美”という言葉が生まれた背景と医療構造の変化
美容医療が社会により受け入れられるようになり、需要が高まり、若い医学生も美容医療に親しみを持つようになっていることだと思います。
また、中には日本の少子高齢化や経済成長の停滞といった状況を見て、保険診療は未来が無いと判断している学生もいると思います。
医学生はこれまで沢山の成功体験を積み、さらに頑張っていきたいと考えている人が多いです。経済的教育が進んだ現代においては、資産形成についても同様で、資産を作る原資になるような給与を確保「しなければならない」と無意識に感じているかもしれません。
このような理由で、保険診療が選択肢から外れてしまうのではないでしょうか。
② “直美”の強みと、美容医療における必要性
どんな分野であっても、専門的な知識や技術、経験は必須です。経歴はともかく、美容医療に携わった年月が経験を増やします。「直美」は比較的若いうちから直接的な経験を詰め、知識も技術も磨けるので美容医療を本当にやりたい方には有利だと思います。
③ 問題視されている点は本当に問題なのか? 当事者の視点で解説
問題は人それぞれあります。経歴とは関係ないと感じます。
問題は色々ありますが、それを「直美」というカテゴリーで判断し、問題視していることが間違いです。
ただ、当事者としては今まで何も言われたことがないので、美容医療と全く関係ない、施術も受けたことが無いような方が騒いでいるのかと思います。
④ 美容医療の給与・働き方のリアル
雇われている美容医師は年収2000万円から(無限大)
朝10時くらいから19時くらいまでの9時間労働で、当直はありません。
土日や年末年始、お盆休みなどのタイミングが忙しく、一般の方の休みがあけた頃に休みをとる傾向があります。
ブランディングが業務の一部で、SNSでの発信を求められます。
わたしの周りは、休日も勉強したり、勉強会に行ったり、SNSの計画を立てたりしていました。
プライベートとも両立しやすく、趣味がしっかりあったり、育児しながら働いている方が沢山います。
⑤ なぜ今になって“直美”がクローズアップされたのか
わかりません。学生に人気過ぎるのでしょう。
学生に対して、保険診療に進んでほしいと思っているだけだと思います。
⑥ 今後の課題と、業界としての改善・アップデートの提案
保険診療の魅力を増やすことが大切だと思います。
前職の大手美容クリニックでは、経営陣がスタッフ皆が「物心共に満たされる」ことを重視していました。保険診療であっても同様で、病院関係者全員がワークライフバランスを充実させ、十分な給与を得ることが、病院長と社会の責任です。
自由診療と同程度の待遇は必須です。その上で、医師一人ひとりが更に成長できる未来が描けたら、保険診療も進路として人気を取り戻すと思います。
動画では、“直美”としてキャリアをスタートし、
現在は一つのクリニックを運営する立場となった久野院長が、
自身の経験と内部から見た現場の実態をもとに、
感情論ではなく、事実と提案に基づいた立場から語ります。
PRIDE CLINICについて

「美しくなりたいすべての人へ」を掲げ、人種、年齢、セクシャリティを問わず、誰もが自信を持って生きていける社会を目指します。気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るい美容皮膚科クリニックです。
■所在地:〒160-0022 東京新宿区新宿2丁目10-7 TOMビル 6階
■ウェブサイト:https://pride-clinic.com/
■問い合わせ先:03-5944-0338/miyagi@pride-clinic.com(担当:宮城)
※久野院長への取材をご希望の方は、お気軽に上記問い合わせ先へご連絡ください。
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