リビルダーAI、デザイン-製造連携AIソフトウェアでEZARとMOU契約締結…サウジアラビアの「AX」革新を支援

リビルダーAI、中東市場でAI技術力が認められ、サウジビジョン2030のデジタル転換加速化に参加

RebuilderAIとサウジアラビアEZAR企業とのMOU締結写真

【2025年11月20日】 デザイン-製造連携AIソフトウェア専門企業リビルダーAI(代表キム・ジョンヒョン)は、サウジアラビアの産業・製造革新企業EZARとAIデザインソリューション供給のための業務協約(MOU)を締結したと20日発表した。

今回の協約は、サウジアラビアが国家革新戦略である「ビジョン2030(Vision 2030)」を通じて製造・デザイン産業のデジタル転換を加速化する過程で行われた。

リビルダーAIは、デザイナーの業務効率を高めるAIソフトウェアを開発する企業で、デザインから製造まで全過程を連携する技術を保有している。今回のMOUを通じてEZARにリビルダーAIのデザインAIソフトウェア「VRING:ON(ブリンオン)」を供給し、両社は▲AIベースのデザイン自動化▲設計-製造プロセスの効率化▲生成AIを活用したデザインの多角化などの分野で協力する。

VRING:ONは、2026 CES(国際家電見本市)イノベーションアワードを受賞したリビルダーAIの代表的なAX(AI Transformation)サービスで、デザインから製造データ生成まで一貫したワークフローを提供する。

特にリビルダーAIの生成型3Dデザイン技術がEZARの製造システムと結合すれば、既存の手作業中心のデザインプロセスを革新し、製造データ生成時間を大幅に短縮できると期待されている。

リビルダーAIは既に複数のブランドと協力しながら、デザイン-製造過程でAIを通じてデザインの多角化から製造データ生成まで効率的かつ迅速に処理する方法を検証してきた。

リビルダーAI関係者は「サウジアラビアはビジョン2030を中心に大規模な産業革新を推進しており、今回の協力は中東市場でリビルダーAIの技術力が認められたという点で意義が大きい」とし、「デザインと製造を統合するAI技術で現地産業の生産性と競争力を高めることに貢献する」と述べた。

EZAR側は「リビルダーAIとの協力はサウジのデザイン-製造産業のデジタル転換を早める重要な出発点」とし、「AIベースのデザインシステム導入でコスト削減、作業効率、品質向上を同時に達成する」と明らかにした。

一方、サウジアラビアはビジョン2030プロジェクトを通じて産業自動化、スマート製造、未来技術導入などを国家戦略課題として推進している。今回の協約は現地企業とグローバルAI技術企業間の協力事例として注目されている。